人は孤独な時間に成長する
いつでもどこでもSNSで人とつながることができるようになりました。
質問すれば誰かが答えてくれる。
とても便利で、孤独も感じにくい時代です。
そのため、独りでじっくり考える時間が少なくなっているのも事実。
孤独であるということはネガティブなイメージがありますが、実は孤独な時間を作ることはたくさんのメリットがあります。
- 成長できる
- 問題解決力が身につく
- 深い知識を得られる
- 自分と向き合える
- 自分の強さを最大限に活かせる
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成長のスピードをアップできる
30代、40代になってくると部下を育てたり部署をまとめたりする管理職になっていきます。
仕事の内容が複雑化してくるため、「働き方改革」がもっとも求められる年代(僕もそうですが)かもしれません。
だからこそ、独りでじっくり考える時間が必要になります。
たとえば、「経営者は孤独だ」と言われるのはそのためです。
経営者は従業員の生活を守らなければならないので、その責任は非常に重くなります。
責任が重いがゆえに、自分としっかり向き合い、自分の判断を信じなければいけない。
経営者が独りでじっくり考える時間を作るのは、自分の判断の重みを十分に理解しているからです。
そして自分と向き合った分だけ、より的確な判断を下せるようになっていくわけです。
チェック
深い知識を得られる
あなたは1日のうち、どれくらい独りで過ごす時間を作っていますか?
たとえば読書は独りでするものです。
たくさん本を読んでいる人は、それだけ孤独でいる時間も多いということです。
本を通して学んだことを頭のなかで整理し、噛み砕いて自分の知識のひとつとしてインプットしていく。
孤独な時間は人が成長するために欠かせない時間なんです。
チェック
自分と向き合える人は成長する
知らないことは知らないと言える
仕事がデキる人に共通しているのは、自立していることです。
すぐに人に頼らず、自分の頭でしっかりと考え、行動し、問題を解決するためにできる限りのことをする。
おもしろいことに、仕事がデキる人ほど決してムリをしません。
できないことをできる、知らないことを知っているかのように対処してしまうと、あとでボロが出て信頼されなくなってしまうからです。
「知ったかぶり」をすると、本当はよくわかっていないことがバレるんじゃないかとビクビクしなければいけなくなります。
ムリをして格好つけると余計なストレスを作ることになりますから。
それより、知らないことは知らない、できないことはできないとはっきり伝え、その上で調べたり本を読んだほうが気がラクですし、知識の吸収力もアップします。
人間の脳は必要な情報しかキャッチしないように入ってくる情報にフィルターをかけているので、目的意識を持たずに情報を集めようとしても頭に入らないんですね。
チェック
自分を受け入れる
僕はもともと人付き合いは苦手ですし、趣味もピアノや読書など、独りで行うものばかり。
だからといって人が嫌いなわけではありませんが、人付き合いが悪いと言われることはよくあります。
ただ自分が好きなこと、自分が得意とするものを求めていった結果、独りでいる時間が多くなってしまうというだけです。
僕にとって独りでいる時間はメンタルバランスを維持するために必要な時間なんです。
独りの時間でじっくり考え、今の自分を受け入れて肯定する。
自分が苦手なことを受け入れながらも、どうすれば自分が得意なことを生かせるか考える。
僕は本を読んだりピアノの練習をしながら、同時に今の自分を受け入れているわけです。
また、自分としっかり向き合えば、悩んでいたことも単なる思い込みだった、ということがわかってきます。
チェック
孤独を楽しむ
人を遠ざけた結果、孤独になってしまうのは単なる逃避です。
本当は孤独になりたくない、人に頼りたいと思っているのであれば、それはネガティブな孤独と言えます。
一方、安易に人に合わせずに自分を大切にした結果、積極的に孤独になる時間を持つことは、ポジティブな孤独です。
僕は孤独を楽しめる人を見ると、「この人は大人だなぁ」と思います。
孤独を楽しめる人は他人へあまり干渉しないので、一緒にいてもとてもフラットな気持ちで付き合うことができる。。
自分自身を尊重できる人ほど他人のことも尊重できるものです。
まとめ
積極的に孤独になる時間を作ることで自分を大切も他人も大切にすることができますし、成長のスピードもアップしていきます。
ポジティブな孤独を選んでみませんか?
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