「なるようになっている」という事実
僕たちが不安になるのはどういう時でしょうか?それは「うまくいかない」と思った時です。
「うまくいかない」と思っている時、脳内の記憶は過去に失敗したことや恥ずかしい思いをしたこと、辛かったことなどのイメージで埋め尽くされます。
うまくいっていない人の特徴
仕事で会議やプレゼンの場に立つことが不安になるのは、過去に自分の発言が受け入れられなかったり、緊張して思うように話すことができなかった、そんな記憶を思い出しているからです。
「だから今回もきっとうまくいかない」、そう決めつけてしまうわけです。「どうせ準備しても仕方がない」と開き直ってしまう。
結果、準備不足のために実際にうまくいかない。そして「やっぱり思った通りうまくいかなかった」とどんどん自己評価を下げてしまう。
このスパイラルにはまると
の繰り返しになり、それが長期間にわたると「うまくいかないのが当たり前だ」と考えるようになってしまいます。
これは結局、僕たちが「自分が思った通りに行動している」ということを表しています。
うまくいっている人の特徴
一方いつも機嫌がよくて、なにをやってもうまくいっているように見える人というのは、うまくいくことを前提で行動しています。
たとえばいつも機嫌がいい人ってどういう人でしょう?いつも機嫌がいい人は極端にいえば「良いこと」しか考えないようにしています。
誰しも生きていれば良いこともあれば悪いこともある。思わぬ失敗もあるでしょう。でもいつも機嫌がいい人というのは最終的に機嫌が良くなる考え方を身につけています。
運が良いとか悪いということより「自分にとってプラスになるように受け取っている」ということです。
人は思った通りに行動する
僕も心理学やコーチングといった分野の本はたくさん読んできましたが、実際のところは「人は思った通りに行動する」ということが本質じゃないかと思います。
シンプルに、
悪いことを考えれば悪い結果になるし、良いことを考えていれば良い結果が生まれる。
ここで重要なことは、「なにをどのように考えるか」ということは常に自分で選択できるということなんです。
その点、アファメーションはかなり有効だと思います。