マインドマップで問題解決
マインドマップを使う
会議等で問題点や現状などを共有する時、文章よりも図式化した方が伝わりやすいことがあります。
自分の考えを整理する時は「マインドマップ」を使うと、とても便利です。
ちなみにパソコンでの入力に慣れている方はフリーソフトの『FreeMind』がおすすめです。
FreeMindのダウンロードはこちらから「FreeMindプロジェクト」
マインドマップ問題解決―「らくがき」で劇的に身につくロジカルシンキング
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作ったマインドマップをPDFファイルとして保存することもできるので、プリントして共有するのもカンタンですよ。
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情報は1枚にまとめる
手書きの場合はB4以上の紙1枚にまとめると良いです。
自分1人で見る分にはA4でもいいのですが、グループで共有することを前提にしたら大きければ大きいほど見やすくなると思います。
特に時間制限のある会議では、長い文章や様々な種類の資料があるとそれだけで参加者の集中力が分散してしまうんです。
1枚にまとまっていれば記憶にも残りやすいですし、1枚の情報量が多いため管理も簡単になります。
マインドマップで大枠の内容を共有してから文章ベースの書類を配った方が頭にも入りやすいようです。
まとめる時の2つのポイント
まとめる時のポイントは2つ
- 単語だけ書く
- 他の人のアイデアを絶対に否定しない
です。
単語だけ書く
単語だけ書いていくことでマップがシンプルになります。
例えば会議の時間が長い問題を解決したいと思う場合、
会議の時間が長い→あらかじめ時間を決める→レジュメを作る
ではなく、
会議→時間→設定→レジュメ
といったように、あくまでも単語のみで構成することにより発想の幅が広がるため、アイデアも広がりやすくなります。
単語を書き出すだけなら気軽にアイデアを出せるのではないでしょうか?(単語を書いた付箋を貼ってつなげていく方法もあります)。
他の人のアイデアを絶対に否定しない
思いついた単語やアイデアはすべて書き出すようにしましょう。
そもそもマインドマップはアイデアを引き出すためのツールなので、「これはムリかな」と思ってフィルターをかけたり、否定してしまうと、そこで行き詰まってしまいます。
全員で出し切ったアイデアが1枚にまとまっているからこそ、思いもよらない角度から問題を解決する方法が見つかるわけです。
もちろん、自分ひとりで作る場合でも、「こんなアイデアは非常識だな」なんて考えずにどんどんアウトプットしましょう。
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会議は「問題共有」→「問題解決」が基本
特に会議は問題が共有できていなければいないほど迷走し、なんのための会議だったかわからなくなる事が多いです。
早い段階で、今はこういう問題があって、最終的にはこんな形にしたいよね、ということを参加者全員で共有しておくと結論が出やすいです。
問題共有の段階で認識にズレがあると、そのズレがストレスとなって集中力が落ちていきます。
マインドマップを使った会議ではその場で視覚的に問題を共有することができるのでおすすめですよ。
チェック
もう誰も眠らせない。ファシリテーションで会議を徹底改善
会議室は決断する場所だ 会議はタダじゃない 報告するだけ、聞いていればいいだけの会議ならやらないほうがマシです。貴重な時間と高い人件費を使うのですから、少しでも効果的な方法で実施しなければいけません。 ...
まとめ
レジュメがあれば十分じゃないかと言われそうですが、マインドマップは原則としてのすべてのアイデアがつながっているので、通常のレジュメよりずっと内容の相関関係がわかりやすくなります。
レポート作成に時間がかかる
会議がいつも長くて困る
という方はぜひマインドマップを活用してみてください。
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