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書き出せば解決する
人間関係の悩みは尽きることがありません。どれだけ親しくても育った環境も価値観もまるで違う人間同士ですから、どうしてもすれ違いは生まれます。まして職場の人間関係ともなれば、立場も年齢も違うわけですからなおさらそうかもしれません。
そこで、どうしてわかってくれないんだとか、こんなに良くしてあげているのに、という感情が芽生えてくる。人間なので感情があるのが当たり前ですが、抑えようとするとむしろ大きくなっていくのがやっかいなところです。
そこでおすすめなのが、今の自分の気持ちを書き出すことです。
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アウトプットするメリット
自分の気持ちを紙に書き出すことで
- 気持ちがスッキリする
- 記録できる
- 改善できる
といったメリットが得られます。
僕も決してメンタルは強い方ではないので、ネガティブな気持ちがあるなと思った時はすぐにアウトプットするようにしています。
アウトプットすることで自分の弱さや甘えに気づくことも多いです。気づくことができれば具体的に対策を考えられますからね。
1日10分、スマホでもOK
誰かに話を聞いてもらうのもひとつの手なのですが、いつでもどこでも、というわけにはいきません。また、内容によっては人には相談しにくいこともあるでしょう。ですが紙に書き出すことはいつでも気軽にできます。もちろんスマホでもOKです。
僕はもっぱらEvernoteでアウトプットしています。時間にして10分くらいでしょうか。別に誰かに見せるわけではないので、どのような表現を使ってもいいし、多少の誤字脱字があったところで問題ありません。あくまでも自分の気持ちを整理することが目的です。
こうして書き出した文章を少し時間を置いてから読むと、冷静に自分を見つめることができます。
分析する
このように、アウトプットするだけでも気持ちは整理されますが、さらに深く分析することで自分のパターンが見えてきます。
自分に質問する
自分が悩んだり腹を立てていることがあるとしたら、それをさらに具体的にしてみましょう。
- どんなことに悩んでいるのか?
- 誰に腹を立てているのか?
- どういう時に落ち込んでしまうのか?
といった質問を自分自身にします。
脳は「なぜ?」という問いに対しては論理的に答えようとするので、自分に質問することで気持ちが落ち着くものです。
自分が今、不安なのか、怒っているのか、それとも悲しいのか、妬んでいるのか。とにかくストレートに書き出していくうちに、「○○さんが問題」ではなく、自分の弱さが原因だった、ということもわかってきます。
さらに具体的に書き出す
職場に嫌いな上司がいて、毎日イライラしていたとします。この「嫌い」と思う理由を具体的に書き出してみましょう。。
例えばあなたは、上司が自分にだけ厳しいと感じている。同僚より仕事の負担が大きいし、仕事でミスをすると徹底的に叱られる。
これはきっと自分のことが嫌いだからだ。そういうことをできるだけ具体的に書き出します。
書き出したら、「なぜ?」という質問に切り替えてみましょう。つまり、なぜ上司は自分にだけ厳しいのか?ということです。
そこで相手の立場で考えてみると、もしかしたら自分を育てようとしてくれているのかもしれない、という考えが浮かぶようになります。
そもそも期待していなければ厳しく指導する必要もありませんからね。
まとめ
photopen and paper by LucasTheExperience