「自信持てよ」なんて言われたくない
不安な時に「自信持てよ」なんて言われても、自信が持てないから不安なんだよって思いますよね^^;;
不安を解消するにはいくつかのステップが必要です。
いつも不安を抱えている人もちょっと視点をずらしたり、忘れてしまっていることを思い出すだけで自信を取り戻せるはずです。
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1.「見る側」にまわる
アルバイトや就職のときに面接を受けたことありますか?
緊張しますよね。
いつもなんとなく不安な心理状態というのは、常に面接を受けているような感覚に近いです。
変なことを言ってしまったらどうしよう、服装や姿勢は大丈夫かな?
そういう他人の目にいつもピリピリしていなければいけない状態。
これでは疲れてしまいます。
方や面接する側の人間はまったく緊張しません。
なぜなら、自分は見る側の立場であり、相手から批判されたりすることもありません。
安全な立場ですね。
実はこれ、自分の思い込みです。
あなたが「面接官」になってもいいわけですから。
実際の面接でも、こちらは面接を受ける側であっても、同時にこれから働こうと思っている会社の人達を観察できる場でもあるわけです。
どちらが上とか下ということではない、対等な立場でいいんです。
つまりどのような状況下でもあなたには常に二つの選択肢があるということです。
見られる側にまわる
となれば見る側にまわって、一度よく周りを観察してみましょう。
はじめは公園にでも行って風景を観察するのもいいですよ。
そのうちに道行く人、家族、友達、同僚とより身近な人たちへと広げていきます。
これは人前でのスピーチや電話なんかでも同じです。
相手が大勢いても、ひとりひとりを観察する。
顔の見えない電話でも、相手の顔をイメージして頭の中で観察しながら話をする。
これだけで不安や緊張はかなり軽減されます。
他人を面接官にしてはいけない、ということです。
さらに観察する習慣を身に付けることには別のメリットもあります。
2.人をよく観察する
不安な時は基本的にもう「自分」のことで精いっぱいです。
まわりの視線が気になり、自分から周囲をゆっくり見渡すゆとりもなくなっている。
なので、他人は欠点もなく優れていて、自分は欠点だらけ、なにもできないと思い込んでしまうことも。
でも実際にはそんなことはありません。
みんな同じ人間ですから、良いところも悪いところもありますし、できることとできないことがあります。
不安な時こそ、目の前にいる人をよく観察すると自分自身に対するハードルが下がっていきます。
「完璧じゃなくてもいいんだ」って思える。
人を観察することで相手の良いところも具体的に見えてきます。
人の良いところを探す習慣が身に付くと、自然と自分の良いところも見えてきます。
これはとても大きなメリットです。
3.自分が持っているものを数える
自分の良いところが見えてきたら、あなたが持っているもの、できること、続けてきたことなどを書き出してみましょう。
忘れてしまっていることってけっこうあるんですよ。
あるいは書き出してみてはじめて、「あ、そういえばこういうこと得意なんだよね」ということに気がつく。
自分が好きなこと、得意なことがハッキリすると行動したくなります。
ここまでくると不安はかなり軽減されます。
自分の中に支えとなるものができると自信が湧いてきますよ。
まとめ
人は不安になると行動しなくなります。
脳が自分の身を守るためにリスクを回避しようとするからです。
行動しなければ失敗もしませんが、決して不安がなくなるわけではありません。
むしろ「行動しなかった」という事実がまた、ネガティブな考えを強化してしまう。
一度しかない人生、できればポジティブに過ごしたいですよね。
そのためにちょっと思考のクセを変えてみませんか?