今の自分は毎日の積み重ねでできている
目標を立てる
仕事もプライベートもそうですが、具体的な目標があると時間とエネルギーを上手に使えるようになります。
その目標を達成するために今日は何をしよう、来週は、と考えるから時間をムダにしなくなります。
ただ、あまりにも低い目標だと張り合いがないですし、目標が高過ぎても疲れてしまいますよね。
なので、目標はあくまでも「ゴール」に近づくための目安、くらいに考えておいたほうがうまくいくようです。
ゴールというのは、10年後、20年後といった長い目でみた理想の自分像といったところでしょうか。
そのゴールを目標という形で小さく分けていくわけです。
チェック
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「今ここにいること」に感謝する
極論かもしれませんが、今まで無事に生きてこれたというだけで、奇跡だいえます。
何もおおげさな話ではなくて、僕自身が日々実感していることです。
小学校低学年の頃に海で溺れかけたことがありまして、父親に助けられたという経験があります。
僕自身は溺れたという感覚はなくて、ゴボゴボっという水中の音と海の中からゆらゆらと揺れる空を見ていた、という記憶しかありません。
時々そんなことを思い出すことがあると、今ここにいることに感謝しないではいられないんですね。
病気やケガをしたり、時には落ち込んだり、将来について真剣に悩んだり。
イヤな思い、痛い思いをして、でもそれらをなんとか乗り越えて今の自分があるわけです。
そんな自分をもう少し褒めてやってもいいんじゃないかと。
程度の差はあるかもしれませんが、誰しも必ず「あの時は大変だった」と思うことはあるのではないでしょうか?
中には多額の借金を抱えたり、病気で生死の境目をさまよった、という方だっているでしょう。
ですが一番大事なことは自分にとってどうだったか、ということです。
それが傍からみたら「ささいなこと」かもしれなくても、自分にとって大変なことであれば、それを乗り越えたあなたはやっぱりスゴイんです。
大きな夢や目標をしっかりと持つ。
それと同時に、
普通に働けていること
家族がいること
といった当たり前になりがちな事柄に対して「あぁ、ありがたいなー」と思うことで、今の自分の良い所も見えてきます。
人は事実を話すことでラクになる
人間関係が疲れる原因のひとつに、本音を言えない、ということがあります。
疲れた時に「疲れたなぁ」と言えない。
嫌だなと思った時に「やめてください」と言えない。
特に真面目な人ほど人前ではムリをしてしまうため、ストレスをためてしまいがち。
まずは自分の中にある事実をアウトプットできる仕組みを作りましょう。
”自分の中にある事実”というのは、自分の感情や考えのことです。
たとえ他の人と違う感じ方をしていたり、反対の意見を持っていたとしても、それが正直な自分なら否定する必要なんてありません。
アウトプットの方法は人に話すことでも、文章で書き出すということでも同じ効果が得られます。
ちなみに僕の場合はEvernoteで日記をつけることで対処しています。
日記上でアウトプットできているので、その日ネガティブな感情があっても翌日に持ち越すということはありません。
チェック
八方美人は疲れるだけ
誰しも人に嫌われるよりは人に好かれたいと思うものです。
でも現実的には関係しているすべての人達に好かれるということは不可能です。
それは僕達自身が好きな人もいれば嫌いな人もいる、という事実を考えればわかることです。
人を好きになったり嫌いになる理由は人それぞれですが、明確な基準があるわけではありません。
ふわっとした感覚的なものですよね。
言ってしまえば、こちらが好かれたいと思っている相手は、こちらのことを”どうでもよい存在だ”と思っている可能性だってあるわけです。
それよりも、実際にいま親交がある人達を大切にすることにエネルギーを使うべきです。
まとめ
今自分が持っているものを大切にし、自分の感情や考えにウソをつかないこと。エネルギーは常に、生産的なことに使うべき。
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