問題を解決するのはあなた
トラブルは学びのチャンス
仕事でトラブルが発生した時、あなたは自分から行動する方ですか?
それとも誰かが解決してくれるのを待っている方ですか?
トラブルから逃げてばかりいると、いつまでたっても問題を解決する力が身につきません。
問題を解決する方法というのは、自分で問題を解決した人だけが学ぶことができます。
仕事は間違えたり問題にぶつかった時の方がたくさんのことを学ぶことができるんですね。
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「自分ごと」として考える
たとえばあなたが自分の会社の社長だったら、目の前のトラブルをどのように解決するでしょうか?
自分の会社だったらそのままにしておけませんよね。
自分1人でもなんとかして解決しようとするでしょう。
実は問題解決能力の高い人というのは、自然とそのような基準で行動しています。
つまり、当事者意識が強いんです。
職場や取引先とのあらゆるトラブルについて、自分ごととして対応する機会が多いほど、その人は成長できます。
チェック
「自分にできることがあるかもしれない」と思うのは自分ごと。
人を巻き込む
問題が大きく、自分ひとりでは手が負えない、という場合もあります。
その時はできるだけたくさんの人を巻き込みましょう。
その方が良いアイデアもたくさん出ますし、思わぬ人が力を発揮したりするものです。
また、あなたがイニシアティブを取ることで、あなたがチームリーダーである、という印象を与えることもできます。
メリットとデメリットを共有する
たくさんの人を巻き込むためには、まず問題を明確にしておく必要があります。
- 今どのような問題があるのか
- 理想とするゴールはどこにあるのか
- そのために何が必要なのか
たとえばこのような情報が具体的にわかっていれば、役割分担もスムーズに行うことができますし、同じ認識で協力し合うことができますよね。
また、
- 問題を解決しないデメリット
- 問題を解決するメリット
という2点を明確にしておくと、協力してもらう時に説得力が増します。
チェック
問題解決マニュアルを作る
みんなで力を合わせて問題を解決できたら、あらためて問題解決のプロセスをきちんと記録しておきましょう。
体系立てて記録することで、ひとつの問題解決マニュアルができあがります。
例えば店舗系のお店の場合、お客様からのクレーム対応があります。
クレームというのはよほど悪質なものでない限りは、「ここを改善してくれたらもっとファンになりますよ」というメッセージです。
なので、ひとつひとつのクレームに丁寧に対応することでお店の信用がUPするわけです。
マニュアルを共有しておくことで次に同じような問題が発生しても的確に対処できるようになります。
うまくいったこともそうではなかったことも記録しておく。
問題が発生しても対処する方法がわかっていれば人は抵抗なく動くことができます。
みんなが自分ごとで考えられるようになるためにも、問題解決のメソッドは必ず共有しておきましょう。
まとめ
スピーディーに問題を解決するためには、できるだけたくさんの人に協力してもらう。
そのためには行動するメリットと行動しないデメリットを共有しておく必要がある。
マニュアルを作って共有しておけばトラブルにたいする対応力がUPする。
photo1.2 canstock by e3Learning