そんなに期待しないで
もともとうまくやっていたのに、気がついたらお互いがお互いのことを嫌いになっていた、ということがあります。
いろいろ原因はあるんですが、気をつけるポイントは3つ
相手の話を聞かない
ダメなところしか見ない
これらが毎日ほんの少しずつ積み重なっていく。
その結果、お互いイヤな面ばかり見えてしまうんです。
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自分を守りたい
よくあるのが、「自分は絶対に悪くない」とか「相手が頭を下げてくるまで口を利かない」というもの。
これ、実は相手もそう思っているんですよね^^;
意地の張り合いというやつです。
でもどうして僕たちは意地を張ってしまうんでしょうか。
それはどこかで「自分を守りたい」という気持ちがあるからだと思います。
相手が間違っている、相手が悪いということにしておけば自分は考えを変える必要もないし、頭を下げる必要もないわけです。
心理的にラクなんです。
この状態が長くなればなるほどお互いの溝はどんどん深くなっていきます。
1.相手に期待しすぎない
自分のパートナーと信頼関係が生まれてくると、「これくらいは言わなくてもわかるよね」という甘えが生まれてきます。
やってくれて当たり前、という感じになってくる。
それでも人間ですから、体調が悪いとかどうしてもヤル気が出ないとか、必ずしもいつも同じパフォーマンスを維持できるわけはありません。
そこで相手のパフォーマンスが落ちる、いつもやってくれていることができていないと思うと、イライラしてくるわけです。
知らず知らずのうちに期待し過ぎている。
これは結婚してパートナーに対してもそうですし、職場の人間関係でもそうです。
自分の理想像を相手に重ねようとしてしまう。
だからそれまで不満ではなかったことが不満に思えてくる。
僕もそういう時期がありました。
「もっと相手が〇〇だったらいいのに」
そう思うことがあれば、それはそれだけその人に期待しているし、同時に甘えているということでもあります。
2.相手の話を聞く
相手に期待しすぎないようにするために僕がやっていることは、相手をよく観察することです。
そしてよく話を聞くこと。
これは根ほり葉ほり聞く、ということではなくて、普段の何気ない会話のなかで、できるだけたくさんの情報を得ようとすることです。
疲れていれば当然声にも張りがなくなります。
イライラしている時は自分のことばかり話してしまう、ということもあるでしょう。
そういう、口には出さないけど発信している情報を得る。
そのためには相手の立場になって聞くしかありません。
長く付き合っている相手ほど、そういうことに気を使いたいところです。
3.良いところを探す
探すというよりは思い出す、といった方がいいかもしれません。
もともと良い関係だったのですから、お互い尊敬するところとか、「こういうことができてすごい」というようなポイントがあったはずです。
それがなにかの拍子に見えなくなってしまっただけです。
完璧な人間なんていませんからね。
誰だって良いところもあれば悪いところもある。
得意こともあれば苦手なこともある。
その中で縁があってできた関係です。
良いところを探すようにした方が余計なストレスをためずに済みます。
まとめ
人間関係のストレスというのは体の疲れと違ってどれだけ休んでもなかなか軽減されません。
こちらの姿勢をちょっと変えるだけで驚くほど気持ちがラクになりますよ。