イライラすると生産性は落ちる
自分の思い通りにならないことがあるとイライラしてしまうのは子供も大人も同じです。子供は自分の怒りに対してどのように対応すればいいかわからないために、泣いたり周りに当ったりする、それも仕方のないことです。ですが大人はそうはいきません。
特に社会人ともなれば同僚や部下と協力して仕事を進めていくことになります。そこにいつもイライラしている人がいたら気分も良くありませんし、仕事のパフォーマンスも落ちてしまいます。では職場ですぐに怒ってしまう人にはどんな特徴があるのでしょうか?
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自分のモノサシが全て?
「自分が一番仕事ができる」
そう思っている人は自分のモノサシだけで考えてしまうためにイライラすることが多くなります。
自分なら一度聞けば理解できる。
自分なら一切手を抜かずに仕事をする。
自分に厳しい人ほど周囲に厳しくなってしまうんですね。でもすべてのひとに自分と同じものを求めるのはムリがあるんですよ。
例えば
100%の努力をしても60の成果しか出せない人
50%の努力だけでも100の成果を出してしまう人
いろんな人がいるんです。それくらい人によって能力が違う。イライラしてしまう人は、100%の努力さえすれば必ずみんな100の成果を出せるはずだ、と思っている。そこが問題なんです。
怒らない人
怒りっぽい人は他人に対する要求が半端ではありません。こんなに努力しているのに認めてもらえない、こんなに何度も教えているのに仕事を憶えてくれない。ここまでやったらこういう結果になるべきだ、という考えがある。要求が強ければ強いほど、思ったような結果にならなければますますイライラすることになります。
一方怒らない人は、他人に対する要求がとても少ない。自分のやるべきことはきちんとやりながら、周りの人間の努力も肯定できる。部下や同僚の足りない部分は自分がフォローする。怒らない人は自分のモノサシと他人のモノサシを見ながら常に調整している。だからイライラすることも少ないわけです。
仕事はひとりではできない
完璧な人間なんていませんから、必ず得意なこともあれば苦手なこともありますよね。自分が苦手だと思うことでも、人によってはそれが得意だという人もいます。
自分には苦手なこともある、ということを認められると人に頼ることができるようになります。そして自分も助けられているんだということを知る。「ありがたいな」と感謝する気持ちが生まれてくると、イライラすることもなくなっていきます。
まとめ
仕事は一人ではできません。みんなが気持ち良く働ける環境を作らないとお互い成長もしないし生産性も上がりません。怒りっぽいというのはやはり損ですよ。