とにかく聞こう
人の話を聞くというのは人間関係をスムーズにするための鉄則です。
ただ、聞き方にもコツがあります。
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1.あいづちを打つ
適度に「そうですね」とか「それでどうしたんですか?」というようにあいづちを打ってもらえるととても話しやすくなりますよね。
コミュニケーションで一番重要なことは主役は相手ということです。
それに、こちらがムリに話題を提供しようとするよりも、相手が話したいと思っていることを引き出してあげるほうが会話は弾みます。
2.肯定する
「でも」「それはそうですが」というような言葉を挟まれると、なんだかせっかく話したことがすべて否定されたような感じがしませんか?
仮に自分と違う意見を持っていたとしても、相手には相手なりの根拠があっての意見なわけです。
正しいか間違っているかというモノサシでは「議論」になってしまう。
あくまでも「聞く」ということに徹する。
話を肯定してもらってうれしくない人はいませんしね。
3.話したい時は関連するエピソードで
繰り返しになりますが、あくまでも主役は相手です。
なので、相手が関心がなさそうなこ話題は避けます。
ただ、相手が話している内容に関連することであれば共通認識も生まれるのでとても効果的ですよ。
たとえばスマートフォンが好きでアプリの話で盛り上がっていたとします。
そこへ「スマートフォンもいいけど、今度出たタブレットは・・・」なんて話をしてしまうと、ちょっとずつズレてきますよね。
このちょっとのズレが重なることで「この人とは話にくいなぁ」と思われてしまう原因になります。
「スマートフォン」「アプリ」というキーワードが出ているのであれば、そのキーワードに関連のある話題の方が相手は「気持ちがいい」わけです。
4.沈黙を味わう
沈黙というのは必ずしもマイナスではないんです。
もともと相手と良好な関係が築けていれば、沈黙そのものを肯定的に捉えることができます。
相手もなにか話題を考えているのかもしれないし、自分のことは話したので、あなたの話を聞きたいと思っているのかもしれない。
あくまでも肯定的に考えることができれば、沈黙そのものはむしろ、さらにお互いを掘り下げるために必要な時間になります。
逆に、沈黙が怖いという関係性は相手との距離が遠いということです。
だからこそ、よく相手の話を聞き、相手のことをよく知ることを優先させる必要があるんです。
5.褒める
褒められてうれしくない人はいないでしょう。
しかも、褒めてもらった人のことを悪く思う人もまたいないのではないでしょうか?
ええ、相手を褒めることを習慣にしているだけで、あなたの印象は格段に良くなります。
職場なら部下がスキルアップした時、家庭だったら子供がお手伝いをしてくれた時なんかですね。
本当にささいなことでもいいので褒める。
褒められた時ほど「認めてもらえた‼︎」と思うことはありませんし。
それくらい褒めるということには人を喜ばせる大きな力をもっているんです。
相手側から考えるということ
結局はどこまで相手側から考えられるか、ということなんですよね。
相手の身になれる想像力、といいますか、自分がどうしてもらったらうれしいかな?という視点ですね。
これはもう、仕事でもそうですし、家族や友達の間においてもまったく同じだと思います。
逆に、相手側から考えるゆとりがなくなった時に人間関係でトラブルが発生してきます。
まとめ
自分が話したいことを話すことができるとスッキリしますよね。
でもそれ、相手も同じなんです。
なので、まず相手にスッキリしてもらう。
話を聞いてくれた人の話は気持ちよく聞いてくれますよ。