時間を作り出す
学生時代は「時間割」というものがありますよね。
何時から何時までこういう教科の勉強をして、休憩時間を挟んでまた決まった時間に別の教科の授業が始まる。
時間割があるから集中できる。
終わりがわかっているから、帰ったらあれをしよう、これをしようと考えられるわけです。
でも大人になるとどうでしょう。
会社勤めともなると、お昼に「休憩時間」があるくらいで、あとは「働いている時間」という感覚でしょうか?
上司が時間割を決めてくれるわけではありません。
自分で組み立てなければならないんですね。
スポンサーリンク
帰る時間を決める
一番先に決めなければいけないのは「何時に家に帰るか」ということです。
「終わり」が決まれば仕事が組み立てやすくなります。
残業が当たり前になっている人は意外とこの点があいまいだったりします。
「仕事が終わった時間が帰る時間」という感覚です。
目標となる時間を決めないといつまでたっても時短は進みません。
タスクを書き出す
次に、今日やるべきタスクを書き出し、自分なりに時間割を作りましょう。
時間割といったって、きれいに作る必要なんてありません。
メモ帳でもスマートフォンのアプリでもいいですが、何時から何時までに何をやるのか、ということが明確になっていれば問題ありません。
はじめは時間内に終わらないことも多いですが、慣れてくるとおもしろいもので、ちゃんと終わらせられるようになります。
そこまできたら、
「じゃあ明日は5分早く終わらせてみよう」
「思い切って半分の時間でできないかな?」
という目標を立てられるようになる。
これをゲーム感覚でできるようになると楽しんで時短できますよ。
時短の目的は?
いわゆる「時短」というのは仕事を効率化することが目的ではありません。
少なくとも僕はそうです。
僕にとって時短の目的は自分の時間を確保することです。
あくまでも自分の自由な時間を大切にするためです。
家族と過ごす時間や趣味でやりたいこともありますよね?
あなたが工夫して作り出した時間はあなた自身の楽しみとか喜びのために使うのがベストです。
脳にラクをさせない
人間の脳は意識していないとすぐにラクをしようとします。
時短にしてもそれまで1時間かけてやっていたものを30分でやろうとすれば、今まで慣れ親しんでいたやり方を一から見直し、計画を立て直さなければならない。
頭を使わなければいけないわけです。
ですが脳はできるだけエネルギーを使わないようにするため「今のままでいいんじゃないの?」と抵抗します。
そこを乗り越えるために「終わりの時間」を決める必要があるんです。
まとめ
仕事は大事です。
働かなければ生活はできませんし、仕事にやりがいを感じる部分もまた多いです。
でもそれだけではないですよね。
仕事は時短して残業はしない。
そうして生み出した時間を自分のやりたいことにあてる。
それがあなたの生活を豊かにしてくれることもありますし、時には思わぬ収入源になるかもしれません。