あなたは感じの良い人ですか?
あなたの周りに「あの人感じ良いなぁ」と思う人はいますか?
感じが良い人は人間関係でトラブルを起こすこともありませんし、仕事もスムーズに行うことができます。
なにが違うのでしょうか?
僕が普段感じているポイントを6つあげてみました。
スポンサーリンク
1.相手を気遣う
感じがいい人というのは必ずと言っていいほど相手の状態を気にしています。
普段からよく観察している。
一緒にいる人に関心を持っています。
そのため、その日の体調や声のトーン、姿勢や表情などの変化を見逃しません。
小さな変化に気が付くことができるわけです。
相手の状態がわかっていればちょうど良い距離感を保つこともできます。
余計なおせっかいはしないけれども必要な時にフォローしてくれる。
それが「見守ってくれている」という印象を与えているのでしょう。
相手を気遣える人が一人いるだけでその場の雰囲気が和やかなものになるから不思議です。
2.「ありがとう」と言う
「ありがとう」という言葉は相手の行為に対しての感謝やねぎらいの意味がこめられています。
だからこそ、「ありがとう」と言われてうれしくない人はいませんよね。
あなたが誰かに「ありがとう」と言うとき、それはその誰かに何かを頼んだり助けてもらった時だと思います。
職場でもそうですが、なんでも仕事を抱え込んで「大変だ」とグチをこぼす人もいます。
周りから見ると、他の人に頼めばいいのにと思ってしまいます。
なんでも自分でやろうとしてしまう人はそれだけ「ありがとう」と言う機会が少なくなります。
たとえば仕事であえて部下に小さな仕事をたくさん与えるというのはとても有効です。
上司は部下が仕事を完了させたときに「ご苦労様、ありがとう」と言います。
言われた方もうれしいですが、「ありがとう」と言うことであなたの印象もとても良くなります。
それが積み重なることで「この人についていきたい」と思うようになるわけです。
これはプライベートでもそうですよね。
パートナーに「いつもありがとうね」という一言をかけるだけでとても深いコミュニケーションをとることができます。
3.メンタルを安定させる
イライラしているとき、今イライラしてますよオーラを全開にしている人いますよね。
本人はわかってほしい、というだけなのですが、周りにはなぜイライラしているのかもわかりません。
それでは誰も近づけません^^;;
その日の体調とか気分ですぐにメンタルが不安定になってしまう人は一歩引いて自分の姿を見てみると良いです。
一方、どんな時もこの人はこういう対応をしてくれる、と思える人には安心できるわけです。
こちらが具合が悪いとかプライベートでイライラすることがあった、なんてことは相手には一切関係のないこと。
もちろん人間ですから誰しも必ずしもいつも元気いっぱいなわけではありません。
それでも相手に余計な気を使わせないためにそれはなるべく表に出さないようにする。
これもまた、相手を気遣う姿勢があるからこそできることです。
4.見だしなみに気をつかう
おしゃれかどうかということより、パリッとした恰好をしているということです。
シワだらけのズボンとか穴の開いたセーター、シミのついたYシャツ、ヨレたネクタイなどはそれだけで相手にだらしないという印象を与えてしまいます。
そんなの関係ない、問題は中身だよ、と言っても相手はそうはとりません。
表面に出ているものというものはその中身のあり方から出ているものだからです。
不潔というのもそうですね。
臭うとか無精ひげ、爪が長過ぎるとか。
あと、よく言われることですがクツなんかもそうですよ。
ボロボロの革靴や薄汚れたスニーカーは本当にみっともないです。
自分はなんともなくても相手には不快な思いをさせている、ということはたくさんあります。
そのすべてをカバーすることはできませんが、意識するだけでも身だしなみに気を使っているということは十分伝わります。
5.陰口を言わない
魅力的な人だなと思っていた人がある時、陰口を言うのを目の当たりにして急に見方が変わってしまった、ということありませんか?
それくらい陰口というのは印象が悪いものです。
感じの良い人は陰口を言わないようにしているだけでなく、その陰口の原因になりそうな問題を解決しようとします。
悪いうわさが聞こえてきてもそれをうのみにせず、「それは本当に事実だろうか?」と考える。
本当かどうかわかるまでは話題にしない。
感じの良い人の前で陰口を言いにくいのはその人が陰口を嫌っているのを感じるからです。
そのため、感じの良い人の周りには陰口を言う人は近寄ってきません。
6.自分の責任で行動する
言い訳をしない
誰かのせいにしない
自分で考えて行動し、その結果は自分の責任だと考えるわけです。
だからたとえうまくいかなかったとしてもとてもさっぱりとしています。
あなたは物事がうまくいかなかったり失敗してしまった時、誰かのせいにしてしまう方ですか?
感じの良い人はまず自分が改善できることはないかと考えます。
だから常に前向きだし、誰かを責めたりしない。
人のせいにしないからイライラすることも少ないわけです。
自分の責任で行動できる人は問題を解決することに集中できるので余計なストレスを抱えることもありません。
まとめ
感じが良い、というのはあくまでも結果です。
いろいろな場面で常に相手を気遣うという姿勢が積み重なって、「あの人感じいいよね」となるわけですから。
それが人間関係や仕事に良い影響を与えることによって、物事がスムーズに進んでいるわけです。
あなたの周りに感じの良い人がいたら、ぜひよく観察してマネをしてみるといいですよ。
[amazonjs asin="4860814770" locale="JP" title="なぜか「感じのいい人」といわれる人の共通点 (WIDE SHINSHO 191)(新講社ワイド新書)"]