ライフスタイル

自己啓発書を読んで満足してしまうあなたに教えたい「気づき」の法則

2017年10月8日

あなたはすでに満たされている


僕は読書好きで、若い頃からコツコツと本を買っては読み漁っていました。ほとんどが心理学や自己啓発書だったと思います。そんな本ばかりが本棚に並んでいました。

なぜそのような本ばかり読んでいたのかと言えば、自分に自信が持てなかったからです。心理学の本を読めば自分自身のことが少しはわかるかもしれない。あるいは自己啓発書を読んでいれば変われるかもしれない。

何をやっても中途半端だし、自分にはこれといって誇れるものもない。だから変わらなければいけない。少なくとも二十歳前後の僕はそう感じていました。

自己啓発書を読んでいる時、読んだ後は思うんです。
「とりあえず何かやらないと」、と。

「違う自分」になる?

それでもっと積極的に人と関わってみようとか、もっと明るく接しようと「違う自分」になろうとする。僕はもともと人付き合いが苦手な内向的人間です。そんな内向的な自分だから自分に自信が持てないんだと考えました。

でもすぐに元に戻ってしまうんですよね。
人にはそれぞれ生まれ持った「気質」のようなものがあって、それはそう簡単には変えられません。そうとわかっていても、「今の自分ではダメだ」と思うから、また別の自己啓発書を買って読むわけです。

そんなことを何回か経験した後、ある日こんな疑問が内側から湧いてきました。

そもそも無理に自分を変える必要があるのか?

むしろ自分を変えるより、自分が本来持っているものを生かす方が正しいんじゃないか、ということを「頭」ではなく「こころ」で感じたんです。

それからは自己啓発書に頼ることはなくなりました。

持っているものを数える

僕は自分が思っているよりもずっと、価値のあるものをもっていたということです。

当時は実家が東京都の江戸川区にありました。
すぐそばには荒川があって、僕は高校生の頃からその河原をジョギングするのが日課となっていました。

また、部屋にはパソコンも電子ピアノもあって、パソコンで日記のような文章を書いたり、ピアノを弾くこともできました。

運動をするのも、文章を書いたり、楽器の練習をする、といったことも自由にできる環境にあったわけです。それが大学を中退した頃から突然将来について不安になり、今の自分には価値がないと思うようになっていきました。

人は自分の価値を感じられなくなると、自分のことが嫌いになるし、自分と違うものこそ価値があると思い込んでしまうようです。

環境を生かそうとせず、僕は「ないものねだり」をしては毎日モヤモヤしていたんですね。まぁ早い話が子供だったんです^^;

自分が持っているものが見えなくなり、違う自分にならなければ手に入らないと錯覚していたんですね。

ノートに書き出す

だからこそ、今が不満で仕方がない、という方にお伝えしたいことは、自分にないものを探すよりも、自分が今持っているものを大切にした方が良い、ということです。

  • 自分が好きなこと(好きだったこと)
  • 得意なこと
  • 当たり前のことのようにやっていること
  • 人によく褒められること
  • 持っているもの(本、パソコン、スマホなど)

などをどんなに小さなことでもいいのでノートなどに書き出して見るといいですよ。

そういうものをチェックして、ひとつずつ深めていきましょう。

ひとつずつ再開する

僕の場合は、社会人になってからやめてしまっていたジョギングを20年ぶりに再開しました

また、本棚の肥やしになっていた自己啓発書はほとんど処分し、本当に気づきを与えてくれるものだけに絞り込みました。

今はそれらの本を再読して、改めて気づいたことをブログ記事に書かせてもらったりしています。

また、本棚のスペースが空いた分、新しいジャンルの本を読んでみようかな、というゆとりも生まれました。

今持っているものを生かす

それまでは闇雲になんでも吸収しなければと焦っていたのですが、数はこなしても本当に理解はできていなかったと思います。

今は気づきを「わかった」と思うまで頭の中で何度も咀嚼し、深めることを大切にしています。学んだことは何度も何度も使い込むことで自分の血肉になります。

「自己満足」ではダメなんです。
心の底から「今の自分はなんて恵まれているんだろう」と思えた時、人は今もっているものを最大限に生かそうと考えるようになります。

まとめ

自分のことを嫌いになってしまった時、不満でイライラしてしまった時、答えは必ず自分の足元にあります。
今自分が持っているものを大切にし、どうすればそれを与えられた環境で活かせるかを考えることで必ず問題は解決していきます。

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