趣味を楽しむコツ

ヘタでもいい!楽しんで続けるための大人のピアノ練習法

2018年1月10日

才能より楽しもう

好きな曲を弾く

僕のピアノとの付き合いはもう15年以上になります。
「ピアノ歴15年」だけ聞いたらよほど上手なんじゃないかと思われそうですが、決してそんなことはありません。
ただ、ピアノを弾いている時間は他のすべてのことを忘れて没頭できるので、それが好きなんだと思います。

主に久石譲さんや坂本龍一さんのピアノ曲をよく弾いています。

あと、ドラクエファイナルファンタジーといったRPGも好きだったので、ピアノソロでアレンジされた楽譜を買ってきて弾いていた時期もありました。

ピアノを続けるコツの一つ目は、

自分が好きな曲を弾く

ということです。

あくまでも趣味でピアノを弾くわけですから、できる限り敷居を低くして「楽しむ」ということを最優先させましょう。

いきなり難しい曲を弾こうとしたり、完璧な演奏を目指すと間違いなくイヤになります。
自分が好きなジャンルの好きな曲から始めるとモチベーションは維持できます。

また、ショッピングモールに入っている島村楽器などのショップに行けば、やさしくアレンジされた楽譜もたくさん並んでいますよ。

僕も楽譜はやさしいものから難しいものまで100冊は買いました。
独学なので、「ピアノの弾き方」みたいな本も数冊買いましたが、僕の中で圧倒的におすすめなのがこちら。

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テクニックではなく、頭の働かせ方、心のあり方に重きをおいた本で、こちらもやはり15年来の付き合いです。
ピアノがうまく弾けない時に必ず開くようにしています。
読むほどに新しい発見がある奥のふか~い本です。

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毎日やらなくていい

楽器を練習することが毎日の日課になれば一番いいです。ただ、「せっかく始めたんだから」と気負って毎日やる必要はありません。

特に僕のように社会人になってから楽器の練習を始めた方は、仕事が忙しかったり、子育てで疲れてしまうことも少なくないでしょう。

そんな日は無理して練習しなくてもいいんです。
繰り返しになりますが、趣味なんですから。

もちろんできる方は毎日やった方がいいですよ。
一日おきに1時間練習するより、毎日30分練習した方が練習が積み上がっていきます。

上手に思った通りに弾けるようになればよりピアノの練習が楽しくなります。
なので、毎日練習するに越したことはありません。

それに間を開けるとつかみかけていたコツを忘れてしまう、ということは確かにあります。ただ、それでも練習をしない日があってもいいんだ、というゆとりは持っていた方がいいですよ。

ちょっとだけ欲張る

ピアノを独学で始めて半年、1年が過ぎると面白いことに気がつきました。
やさしい曲が弾けるようになってくると、「もう少し難しいアレンジの曲も弾いてみたい」という欲が出てきたんです。

やさしい曲を弾く

ちょっと難しい曲にチャレンジしたくなる

弾けそうなところから練習する

難しいところはゆっくり丁寧に練習する

僕はこのサイクルで続けてきた結果、15年以上続けることができました。
とにかくつまずいたらやさしい曲に戻る、というところがコツです。

実際には、子育てと仕事の忙しさがピークの時期は何ヶ月もピアノに触れなかったこともあります。
でもそこでやめなかったのは、やっぱり好きだからです。

無理をせず、自分の中にある「ピアノが弾きたい」という気持ちを最優先にしてきたから続けられたんですね。
僕は無理をしてどこかでイヤになってやめてしまうよりは、多少の波はあったとしても、楽しみながらずーっと続けていくことの方が大切だと思っています。

人の目も気にしない

大人になって、急に今までやったこともないような趣味をはじめたりすると、周りの目が気になるものです。

くまお
くまお
え!ハムすけピアノ始めたの?
うん。
ハムすけ
ハムすけ
アルパ
アルパ
じゃあ毎日何時間も練習するの?
あ、いや・・・趣味だからそんなには
ハムすけ
ハムすけ

でもいろいろ言われるのは始めだけ。
誰に何を言われようとも、自分が好きで始めたことは楽しんで続ける、ということを大切にすべきです。

才能より練習

楽器の練習や文章の書き方などもそうかもしれませんが、僕ははじめから自分には才能はないと思っているので、謙虚に練習するようにしています。

たとえばピアノはたくさんのテキストを読んだり、いろいろなジャンルの曲を弾いてみることで、自分にとって一番良い弾き方を考える。

あるいは文章の書き方であれば、「文章の書き方」のような本もたくさん読みましたが、それ以上に小説も読むようにしています。

ストーリーを生み出し、読む人をその世界観に引き込む文章力を一番持っているのはやはり小説家だと思うからです。

人によってなにをどのように練習するのか、どこまでやるか、ということはまるで違うと思います。

ただ、万人に向いている練習法なんてありません。
最終的には自分にぴったりの方法を編み出すしかありません。

 

まとめ

新しいことはサラッとはじめる。才能があるかないかよりもまず、自分が楽しめる練習方法を考えて長く続ける。長く続けることで「やりたいこと」は必ず自分の人生にプラスの影響を与えます。

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