ちょっとの油断が大事故につながる
無灯火の自転車の怖さ
夜、自転車のライトを付けないで走っている人まだまだいますよね。
これ、本当に怖いですよ。
こちらが歩いている時に、気がついたら向こうからスーっと走って来ていて、それがまたけっこうなスピードだったりするわけです。
今の自転車はたいてい自動点灯のライトがついています。
ですが子供の自転車にはそういうものがついていないものもあるし、もともと自動点灯だったんだけど、球が切れてしまった、なんてこともあるでしょう。
自分では「ちょっと前が暗いけど、ちょっとそこまでだしまぁいいか」ってそのままにしてしまう。
でもそれはあくまでも自分はってこと。
これは車でもそうですね。
本当にやめてほしいです。
ちなみに、夜間の無灯火走行は道路交通法で罰則の対象となっています。
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危ないのはあなたです
これは歩行者もそうだし、こちらが車を運転していても怖い。
夜はライトをつけていないと自転車も車も景色と一体化してしまうんです。
僕は休日は車を運転しますが、ちょっと薄暗くなってきたら必ずライトを点けます。
これは前方を明るく照らすためだけではありません。
歩行者からも他の車からも見えやすくするためです。
俺は普段は徒歩ですが、仕事の帰り道で何度かそういうことがありました。
ある日向こうからすごいスピードで自転車が走ってきたんです。
で、乗っていた女性が急に目の前でキーってブレーキをかけて、「危ないよ!」ってにらみつけてきました。
いやいや、それはこっちのセリフなんですけど。
その女性からすると、前から自転車が来ているのによけない僕が悪い、という感覚なのでしょう。
確かに自転車はすぐには止まれません。
車もそうですが、だからこそ、運転する人間が気をつけなきゃいけないんですね。
スピードが出ている自転車も車もある意味「鉄のカタマリ」であり、凶器ですから。
ライトをつける意味はなにより自分の身を守るためであり、相手にケガをさせないためです。
突然ライトが切れてしまったら?
自分の子供の自転車のライトが切れていたらどうしますか?
僕はすぐに換えてあげます。
だってそのために自分の子供がケガをするかもしれないし、誰かにケガをさせてしまうかもしれません。
僕も急にライトが切れてしまったことがあって困ったことがありました。
そのへんの自転車屋さんにもっていけば直してくれますが、それはそれで高くつくんですよね。
でもライトをつけないで走るわけにもいかない。
それで近くの100円ショップで小さい懐中電灯を買って自転車の前かごに置いて照らしながら乗って帰りました。
それくらい気を使わなきゃいけないことだと思いますよ。
自転車と人がぶつかって打ちどころが悪くて亡くなってしまったという例も実際にあります。
今どき恐ろしいことに自転車に乗りながらスマートフォンいじっている方もいますからね。
そのあいだは全然前を見てない。
ホントに怖いですよ~~;。
もちろんこれも道路交通法違反です。
ちなみにこちらのようなダイナモ式のライトも実は簡単に取り付けられます。
ただ、ソケットが自転車によって微妙に違ったりするので、事前にチェックした方がいいです。
Panasonic(パナソニック) 3LEDハブダイナモ専用ライト SKL093/前照灯
なんのためにライトをつけるのか?
子供は親の真似をします。
親がそれくらいシビアにやっていれば、子供も同じくらい気をつけるようになります。
どうしてそこまでこだわる必要があるのか?
罰則規定があるからでしょうか?
それはもちろんそうです。
でももっと単純に、自分がケガをしたらイヤでしょ?ってことなんです。
みんなが気をつけていれば衝突事故はかなり減らせるはず。
ライトつけていないと自分がケガをするかもしれないし、ケガをさせてしまうかもしれない。
これはいつも肝に銘じておきたいところです。
取り返しはつきません
たとえば飲酒運転をしてしまう人は、飲酒運転の車が自分に、あるいは自分の家族に突っ込んできたら、ということがまったくイメージできていないんです。
自分が飲酒運転をしたら、もしかしたら人の命を奪ってしまうかもしれない。
たまにドキュメンタリー番組をやったりしてますよね。
飲酒運転で事故を起こして幼い命を奪ってしまった人の心理。
いくら後悔しても戻らない命。
子供を失った親の気持ち・・・。
ほんと、やりきれないですね。
ちょっとした想像力です。
飲酒運転中に同じ飲酒運転の車が自分に突っ込んで来るかもしれないということです。
自分が自分に飲酒運転を許すということは、他の人が同じようにしても仕方がないということですから。
車の運転中にスマートフォンをいじっている方もいますね。
自殺行為です。
一歩間違えると重犯罪者になってしまう。
根拠のない「自分は大丈夫」という甘えは捨てましょう。
まとめ
どうやったら自分の子供を守れるかってことなんです。
残念ながら、こちらがどんなに気をつけていても、事故は毎日起こっています。
登校中の小学生の列に車がつっこんだとか、青信号で渡っている時にひかれてしまったとか。
もし自分の子供が・・・なんて考えるとゾッとします。
僕たちにできることは、なによりまず、自分が気をつけるってことしかありません。
そういう人を増やしていくしかありません。
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