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感想・書評
デザインというものが感覚だけでなく、きちんと根拠があり、機能的である必要があるという内容です。他にもアイデアを生み出すための実践的なメソッドが盛りだくさんです。
読書メーターでも公開しています。⇒『今日から始める思考のダイエット』
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以下読書メモです
P21
輪郭がぼんやりしているコミュニケーションをしていては、ほとんど伝わらないのです。100言いたいことがあっても普通は半分くらいしか伝わらないと考えるべきです。
P26
「広告は見られないもの」「見られたとしてもおよそ0.1秒」という前提に立って考えるようにしています。
P45
自分の生活がデザインできていなければ、世の中や商品をより良くするデザインなんてできるはずがないと思ったからです。
P63
例えば会社に属していると、「きっと誰かがやってくれるだろう」と思ってしまいがちです。僕もかつてはそうでした。けれど、それは、自分でできるかもしれないのに、ムダなコストをかけているということでもあるのです。
P86
そのコミュニケーションや商品の企画意図は、きちんと言語化できますか?言葉で説明できないものはコンセプトが弱いということで、見る人の心に響くものにならない、と僕は考えています。
P99
例えば絵を描くということに例えると、デザインというのは、最初はキャンバスから遠く離れて、全体を見て長い筆を持ってダイナミックに描いていき、そのあとはキャンバスにうんと近づいてまた短くて小さな筆に持ち替えて描いていくイメージです。そしてまたキャンバスから離れて太くて長い筆に持ち替える。その繰り返しです。
P118
やりたい夢や企画を頭だけで思うのは、意外に簡単です。でも、行動しなくては、形になりません。この行動力こそ大切で、ずっとエネルギーが必要なのです。
P123
高度なデザインとは、コストのかかった高級なデザインではなく、より多くのひとに喜んでもらえ、ちゃんと機能するものなのです。
P185
最後の仕上げは、続いていくものにすることと、進化させていくことです。