チームワークは誰のため?
飽きさせない
小学校に通う長女の運動会がありました。
運動会は子供にはもちろん、親にとっても大きなイベントですが、学校側も準備が大変ですよね。
僕がいつも感心することがあります。
毎年新しい出し物を考えている
ということです。
お客さんを飽きさせないための鉄則ですね。
先生は普段の授業とは別に子供達に様々な出し物を練習させなければならないわけです。
そのような「準備」を経て当日に完成度の高いイベントとなるわけです。
競技のBGMも定番のものから、トレンドのアニメ曲やポップスまで幅広く取り入れる。
いえ、仕事に応用できることがたくさんあるな、と思って見てたんですが^^
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安心できる
先生の他に役員さんなどがフォローにまわっています。
子供たちがケガをしないように、あるいは競技がスムーズに進むようにあらかじめ段取りを組んであります。
セキュリティーに関しても出入り口を一カ所にしたり、休憩などで使用できる教室を限定する等の配慮もされています。
もちろん万全というわけではありませんが、学校側のそのような姿勢が親としては安心できるんですよね。
運動会は先生達のチームワークと子供や僕たち親との信頼関係で成り立っています。
先生の創意工夫に加え、先生自身が楽しんでいるのが伝わってくる。
こんな運動会を作り上げることができる学校なら安心して子供を任せられる。
学校の行事というのはその学校の校風がモロに出てしまうものですからね。
安心して参加できる体制ができあがっていると自然とリピーターになります。
個性を生かす
「白組」と「赤組」に分かれて競うのですが、競うということはとても良い事です。
一時期、「平等」をはき違えてみんな一緒にゴール、なんて話も昔ありましたが、勝負ごとに順位がつくのは当たり前です。
勉強ができる子は勉強で。
楽器が得意な子は音楽で。
でも走るのだけは誰にも負けないよ、という子は「運動会」というステージで力を発揮すれば良いわけです。
楽しませる
僕は普段デスクワークが多いので、子供達が全力で走ったり踊ったりするのを見ると、とても新鮮です。
特に安心して楽しんでもらおうという気遣いが感じられる空間に身をおいていると、ネガティブな思考も吹き飛んでしまいます。
居心地の良い空間といえば、ディズニーランドに行くとやはり同じような感覚がありますよね。
ディズニーランドはお金を払ってサービスを受けるという点では違うかもしれませんが、毎年リピーターを増やしている徹底したサービスと、なんといっても安心して1日楽しめる心地よさは同じように日々のマイナス感情を消し去ってくれます。
身体を気遣う
学校でも会社でも相手は「お客さん」だと考えると得られるものが違ってきます。
この日、運動会の会場は30度近くまで気温が上がり夏日でした。
容赦なく照りつける日差し。
日陰でも汗が流れてきます。
幸い事故や熱中症で具合が悪くなるという生徒も見かけられませんでした。
運動会の間もアナウンスで
「まめに水分補給をしてください」
「クーラーの効かせた休憩所もご用意しております」
などの案内がありました。
先生達も子供達に水分補給をするように徹底して声をかけていました。
危機管理意識はかなり高いですよね。
そこも安心できるポイントです。
まとめ
チームワークを育てるには具体的な目標が必要です。
チームワークがあるからイベントが成功するというよりはイベントを行うことでチームワークが育っていくということなんでしょうね。
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