あなたの目標は達成される
ダイエットがうまくいかないワケ
気が付いたらお腹周りに脂肪が。
焦って糖質制限をしたり運動をしたり。
なんとかして以前のスタイルまで戻したんだけど、また元に戻ってしまう。
これはあなたの努力が足りないからではありません。
ダイエットがなかなかうまくいかないのは、現状を維持しようとする脳の働きがあるからだそうです。
特に長い間太っている状態が当たり前になっていた人にとっては、「太っている自分」「体重〇〇kgの自分」の方がリアルな現実として強くイメージが残っているわけです。
このイメージを基本とするために、短期間でダイエットに成功しても元に戻ろうとしてしまう。
仕事でもそうです。
仕事で小さなミスが多いという人は「ミスしてしまう自分のイメージ」から抜け出せていません。
本を読んだりセミナーに行って、一瞬は「変わろう」と思っても、元のイメージが強過ぎて一週間もすれば戻ってしまう。
このサイクルから抜け出すには、あなたがなりたい自分のイメージをリアルに感じられるようにするしかないわけです。
1.潜在意識を利用する
脳の面白いところは、「現在」と「未来」の区別がつかないところです。
たとえば明日は会議があるとか、彼女や彼氏とデートだ、という時に、もう前日からドキドキしてしまいますよね。
まだ起こっていない未来のことを考えるだけで、実際に身体に様々な影響を与えている。
それくらいボーダーラインが曖昧なわけです。
これは見方を変えれば、理想の自分像こそリアルな現実なんだと強く感じることができれば、自然と理想の自分像に引き寄せられていく、ということでもあります。
このイメージを強化するにはアファメーションが有効です。
2.肯定的な自己対話をする
アファメーションというのは言ってみれば肯定的な自己暗示です。
先ほどの例で言えば、ただ「やせたい」ではなく、
3ヶ月後に〇〇kgになっている
というように、具体的かつ現在進行形で行うのが基本です。
進行形にすることで「実際にそうなっている自分」をリアルに感じやすくなります。
3.目標を達成している自分で考える
理想の自分像をリアルに感じられるようになると、理想と違う今の自分とのギャップに大きな違和感を感じるようになります。
この違和感が強ければ強いほど「変わろう」とする力は強くなります。
脳が「今のままではマズイよ」と指令を出すわけです。
そこで食生活を変えたり仕事でミスをしないように時間をかけて計画を立てるようになったりするんですね。
すでに目標を達成している自分なら今何をするだろうか?
普段からこの質問を自分にすると、今何をしていなければいけないかが明確になります。
まとめ
目標を立ててもいつも挫折してしまうのは決して努力不足だからではありません。
頭の使い方を少し変えてあげるだけで「努力してる」「頑張ってる」という意識を持たなくても目標の方からこちらに近づいてくる、そんな感覚になってきます。
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