同じことをやっていてもお金は稼げない
仕事ができる人の特徴の1つに、仕事のスピードが速い、ということが挙げられます。
たとえば同じ1時間でも、
同じ仕事量を半分の30分で終わらせるには?
ということを日々意識して仕事をしています。
このようにして仕事ができるひとは、当たり前のように自分の仕事に負荷をかけているわけです。
その結果、タスク管理や時間管理能力がどんどんアップしていくので、ますます仕事のスピードがアップしていきます。
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自分にしかできないと思う仕事にチャレンジする
今与えられている仕事に甘んじていては成長は望めません。
自分にしかできないと思う仕事があれば、積極的にチャレンジする姿勢が必要です。
仕事の面白みというのは、自分で選択できるようになってはじめて生まれてくるものです。
なので、たとえ今抱えている仕事で手一杯だと感じてる時でも、これは自分にしかできない、この仕事を通して必ず成長できる、と感じるものは確実に引き受けるようにしましょう。
上司に言われるままに仕事をしていることはラクです。
一方、今の仕事プラスアルファの仕事を引き受けると負荷がかかります。
ですがこの負荷こそが成長に必要不可欠な要素なんです。
人間の脳はホメオスタシス(恒常性維持機能)が働くので、一度慣れてしまった環境を維持しようとします。
自分で新しいことにチャレンジしない限りは負荷がかからない、負荷がかからなければ現状維持するだけなので、スキルアップもできません。
振り返り検証する
パソコンを使っていると、定期的にOSのアップデートが実行されますよね。
セキュリティー強化や不具合の修正、新たな機能の追加など、より便利に使うために改善されるわけです。
このようなアップデートは、「より良い自分になる」という点では僕達自身にも必要であり、そのためには仕事のやり方を振り返り、検証しなければなりません。
この振り返り検証するということもまた、自分に負荷をかけることになります。
自分を冷静に見つめるということは、自分の弱いところや不足しているところを知ることでもあります。
これははじめは抵抗があることですし、時には認めたくないことだってあります。
ですが自分を振り返るデメリットというのは何もありません。
- 自分の良いところを再認識できる(自己肯定)
- 改善点をみつけて次に生かすことができる(検証、改善)
振り返り検証した結果、より良い自分にアップデートできるのですから、ぜひ習慣にしたいところです。
知識を増やす
仕事に負荷をかけるという点では、知識を増やすことも効果があります。
知識を増やす方法は大きく分けて2つあります。
- 新しい知識をインプットする
- 今ある知識を深める
新しい知識をインプットするというのは、たとえば畑違いだと思う分野に関心をもつことです。
僕の仕事は経理がメインなのですが、それ以外に店舗のチラシやポスターを作ったりします。
最近になってデザインの本を読むようになって、配置や色使いを意識して作るようになりました。
新しい知識をインプットすれば必ず今の仕事にプラスになるものです。
また、今ある知識を深めるというのは、より深く仕事をするということです。
たとえば上司や先輩から教わってわかったつもりでいたことが、いざ「これってそもそもどういうことなんだろう」と考えると、正確に理解できていなかったりします。
新しい知識を吸収しながら、今もっている知識も人に教えられるレベルまで引き上げていく。
これだけで仕事に大きな負荷がかかります。
言い訳をしない
言い訳をするということは自分で考えることをあきらめるということです。
自分で考えることをやめてしまったらいつまでたっても問題解決能力が身につきません。
仕事で言い訳はしない、と決めるだけで自分ごとで問題を解決できるようになります。
また、人のせいにしなくなるので、余計なストレスを抱えることもなくなる。
まさに、一石二鳥です。
苦手なことは任せる
これは負荷をかけるというよりは、ストレスを軽減するためですが、自分が苦手なことはできるだけできる人に任せてしまった方がいいです。
理由は自分の得意分野を伸ばした方が会社に貢献できるからです。
得意なことというのは誰しも高いモチベーションを維持できるので、クオリティーも高いものとなります。
なので、それぞれにとって得意な仕事が集まるようにしておけば、チーム全体、会社全体の生産性は間違いなくアップします。
ここはマネージャーの力量ということになってきますが、できる限りみんなが自分の得意なことを活かすスタイルを確立した方が強いチームになると思います。
チェック
「今日」何を学ぶか
ある日突然、みんなが驚くような変身をする、なんてことはありません。
また1年かけてそれを上回るバージョンアップ
今日という日を大切に過ごせなければ、今日学ばなければ明日につながらない、ということです。
まとめ
また、自分の周りの人達が成長することで会社の生産性がアップすれば、昇給や賞与によって確実に年収はアップする。
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