達成感が自信を生む
成長に変化は欠かせない
人は毎日同じような生活を続けていくと頭が固くなっていきます。新しいことや難しいと思うようなことはストレスをともないますから、できるだけラクな選択をしようとする。その結果、自分の考え方や価値観が正しいと思ってしまうのかもしれません。
このように、「今のままでいい」と思い始めると、学ぶ機会も減りますから成長も止まってしまうわけです。言い換えれば、成長したければ変化を求めなければいけないということでしょう。昨日の自分と今日の自分はちょっと違う、そんな毎日にできないものか。それには目標設定の方法を見直す必要がありそうです。
スポンサーリンク
言い訳せずにやってみる
これだけ情報であふれている時代です。情報だけでなく、ワンクリック、ワンタッチで必要な物も手に入ってしまう。何かを始めるのにこれほど恵まれた時代はありません。なので、勉強、スポーツや音楽に目覚めたら、すぐにやってみることをおすすめします。
- もうこんな歳だから
- みんなからどう思われるかわからないし
- 才能もないから
- 忙しくて時間がとれない
これらはすべて言い訳です。やりたいことがあるのに我慢して「昨日と同じような一日」を過ごしてしまうのはとてももったいないことだと思います。
スキマ時間にコツコツ
僕は定期的にブログを更新していますが、それも30分前後で終わらせるようにしています。
その後はとても短いものですが、Macの「LogciPro」で作曲をします。
作曲も継続しています。時間としては20分くらいでしょうか。
僕も経験があるのですが、なにかをやろうとして構えると準備することにエネルギーを使い過ぎて返ってやる気がなくなってしまうことがあります。どうせやるなら徹底的にやらなければというプレッシャーから、やる前に疲れてしまう。
でもブログ更新も1日30分なら時間を作れないことはありません。
作曲も、大曲を作ろうとさえ思わなければ、20分でも短い曲は作れます。
このように、あえて極端に時間を制限することで、自分自身にちょっとやってみようかな、と思わせるわけです。
完璧は求めない
僕は趣味でピアノを弾きますが、楽器の練習ははじめから完璧な演奏を求めてしまうとなかなか先に進めません。
できるところから少しずつ練習し、難しいところは丁寧にゆっくりと。
まずは曲を通して弾けるようになってから全体を繰り返し練習した方が仕上がりが良くなります。僕には特別な才能はないので、コツコツ楽しみながら練習するしかありません。はじめから完璧に弾こうと思っていないから続けられるんです。
あくまでも目的は楽しむことですから、楽しめなくなる要素は早いうちに排除しておきましょう。
段差を少なくする
たとえば今いる場所をスタート地点として、ゴールが階段の一番上にあるとします。
この時、この段差が大き過ぎるとゴールがとても遠くにあるように感じてしまうんですね。
ですが段差を小さくする、つまり目標を小分けに設定することによってゴールへの道のりがラクに感じられます。
山登りでもそうですよね、上級者は切り立った山をどんどん登っていきますが、慣れていない人はできるだけ段差の少ない、あるいは整備された道を歩くはずです。小さな山を登った達成感が自信を生み、もっと高い山に登ってみようというモチベーションにつながるんでしょうね。
今の自分にとって最適な段差を選ぶ
変わったねと言われたら喜ぶ
昨日言っていたことと今日言っていることが違ってもいい。これは僕がブログを続けてきて思うことでもあります。
書いている当時は正しいと信じていたことも、今はそうではない、ということがある。正反対のことを書いていることもあるくらいです。
そういう意味では僕という人間はとても矛盾した存在ですが、学び、成長するということはそいういうことなのかもしれません。とりあえず、「変わったね」と言われた時は喜ぶことにしています。