年末は本当に忙しいのか?
毎年年末となると仕事もプライベートも忙しくて寝不足でした。
そんな僕ですが今年はかなりゆとりを持って仕事を進めることができました。
何をしたかというと、
- 昨年よりすべて3日早く予定を組む
- 予定を何度も見る
という2つのことを徹底したんです。
たったこれだけのことで、昨年より仕事を3日短縮し、さらに大量の書類の山を整理することができました。
問題はなぜ今までそれができなかったか、ということです。
一番の理由は「年末は忙しくて当たり前」という思い込みがあったことです。
そのため、毎年同じパターンで仕事をし、「やっぱり年末は忙しい」という思い込みを強めてしまいました。
アファメーションを継続する
そんな思い込みや決めつけから抜け出すとっておきのツールがアファメーションです。
子育てではどのような親になりたいのか
趣味でどうなりたいのか
そういうことをできるだけ具体的に書き出していきます。
たとえば
- 仕事は定時に終えている
- 一日一回子供の良いところを褒めている
- 一日一冊本を読んでいる
といったことです。
コツは「〜しない」という否定の言葉を使わず、「〜している」という現在進行形で書くことです。
たとえばダイエットをしようとして「食べ過ぎない」という表現をしてしまうと、「食べ過ぎ」という言葉でお腹いっぱい食べている自分の姿をイメージしてしまいます。
それよりも「今月中に2kg減量している」という表現の方が自分が体重計にのって今より2kg減った数字が表示されている、そんなイメージが浮かびやすいのではないでしょうか?
目的意識をもって行動する
そこで今年は
昨年より3日早く仕事を進めている
というアファメーションを行いました。
アファメーションは目的意識を強化してくれます。
毎日アファメーションを眺めるだけで、僕の脳は「どうすれば3日早く仕事を進められるだろうか?」と考え続けます。
だから改善すべき点が見つかるわけです。
このように優秀なナビゲーターになってくれるアファメーションですが、具体的にどうすれば習慣にできるのでしょうか?
手帳をアファメーションツールにする
まず、手帳に書いたものを何度も読み、さらにEvernoteにも入力してスマホでも眺めるようにしました。
頻度としては、朝・昼・寝る前の3回くらいが良いと思います。
リマインダーツールとしては手帳の方が便利です。
スマホもアファメーションツールとして優秀ですが、パッと広げられる「一覧性」の面では手帳にはかないません。
アファメーションを再開する
今回、年末のパターンを変えようと思い立ち、あらためてアファメーションの大切さを知ることとなりました。
12月に入り、「3日早く仕事を進めている」というアファメーションを行い、さらに月間のスケジュール表も毎日眺めました。
すると、眺めているうちに自分の周りにあるムダの山が見えてきました。
使わないものが出しっぱなしだったり、古い資料が積み上げられていたりする。
ムダが見えれば自然と整理したいと思うようになります。
ゆとりがないとムダが見えない
アファメーションを行うと優先順位が明確になるので、時間の使い方が上手になります。
時間の使い方が上手になると、心にゆとりが生まれるため、冷静に周囲を見渡すことができるようになる。
その結果、ムダな情報であふれていることに気づくことができるわけです。
僕は経理や広告作成という仕事柄、どうしてもアウトプットした書類が多くなってしまいます。
年末になってやっと整理しようと思ったその書類の山の半分は、はっきり言ってゴミでした。
いつか使うかもしれない、まとめてシュレッダーにかけよう、そう思って整理されないまま積み上げられていた資料ばかり。
今年は年を越す前に整理してごっそり処分できました。
今日の学び
手帳は最強のアファメーションツール。