さあ、自分マニュアルを育てよう
「マニュアル通り」と聞くと形式ばっていて、融通が利かない、というマイナスイメージもありますよね。
ですが、マニュアルというのは本来、サービスの質を向上させたり生産性を上げるためのものです。
たとえば会社のマニュアルですね。マニュアルがあるからこそ、新人でも短期間でより多くのことを憶えることができたり、さまざまな状況にも対応するスキルを身に付けることができる。
こういったマニュアルの考え方は自分のライフスタイルにも活用できます。そのために作るのが「自分マニュアル」です。
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気になることをメモする
これは難しく考える必要はなくて、はじめは普段気になることをメモする、という程度で良いと思います。
こういうことを言われたりされたらイヤだなと思ったこと
このやり方だとうまくいった
などをそのつどメモしておきます。メモ書きのままだと編集などがめんどうなので、メモがたまってきたらパソコンやスマートフォンに入力しておきましょう。後で読み返すことが目的なので、文字情報だけあれば十分です。
僕自身はこういったメモはEvernoteに記録しています。日中はスマートフォンに記録し、帰宅したら自宅のパソコンで編集するわけです。昔はノートに書いたり、B4の用紙にマインドマップでまとめたりしていたのですが、今は本当に便利な時代です^^
アプリEvernoteをお使いなら、こちらのスマホアプリ「Textever Pro3」が超おすすめ。起動が一瞬ですぐに書き始められますよ。
編集する
編集方法は自由ですが、僕はEvernoteでページ単位でカテゴリーを分けています。たとえば
- 仕事
- 人間関係
- 読書
- 健康
など。そのページにコツコツ追加していくだけです。後で読み返してわかりやすいように並べ替えたり、同じような内容のものは組み合わせてひとつにしたり。何度も読むものなので、自分がいかに読みやすいか、ということを第一に考えています。
参考ページのショートカットを作っておくと便利です。
自分マニュアルはストレスを軽減する
自分の中にマニュアルがあるということは明確な判断基準ができるということです。
この判断基準をより正確で精度の高いものにしていくことで、トラブルへの対応力がアップするので日々のストレスは軽減されます。
人間関係のストレスによる消耗。
これらのマイナス要素を回避するためにも自分マニュアルを作るわけです。
コピペでは身に付かない
注意しなければいけないのは、どこかの本やサイトからコピペしただけのものは意味がないということです。
なぜかというと、単純に実感がわかないからです。実感がわかないことというのは知識にはなっても、実行に移せないんです。
たとえば人間関係で
相手の立場で考える
ということはとても大切です。これを自分マニュアルとして活かすためには実際に相手の立場で考えて、相手の気持ちになって接する必要があります。
あるいは相手を自分に置き換えて、自分がこんな風に言われたらうれしいなとか、イヤだな、ということを感じる。また、その方が人間関係がうまくいくと実感できる。このように感じられることこそマニュアルに加えていくべきだと思います。
アファメーションに応用する
こうしてできた自分マニュアルは繰り返し眺めることでアファメーションになります。アファメーションというのは自己肯定感を強化するひとつの方法です。
人間の脳は繰り返されるものは長期的に記憶され、強化されるようにできています。したがって、自分マニュアルを何度も見ることはアファメーションと同じ効果があるんですね。
自分マニュアルを育てていくということは明日の自分を作るということでもあります。
まとめ
自分マニュアルを作る上で一番重要なことは「日々柔軟に変えていく」ということです。
自分マニュアルそのものがストレスになってしまったら意味ありませんから。うまくいかなかったらすぐに修正しましょう。
そのようにして育てていったあなた専用の自分マニュアルはきっと価値ある財産になりますよ。