参加してはいけない
あなたは人の悪口とか陰口に出くわした時、どう対処していますか?
これ、あなたも一緒になって言ってしまったら晴れて”仲間入り”です。
といって「そんなこというもんじゃないよ」なんて言ってもカドがたってしまうことも多いのが現実。
そんな時は完全スルーが基本です。
同意するわけでもなく、反対するわけでもない。
さらっと話題を変え、あるいはその場から立ち去る。
相手には「この人は仲間じゃないんだな」と思わせる。
いえ、それが最終目的です。
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悪口・陰口を言ってしまう人の心理
ところで、どうして人は悪口、陰口というものを口にしなければいけないのでしょうか?
それはその一瞬だけ気分がいいからです。
当人がいない場所で悪口・陰口をいうのはリスクがありませんからね。
相手を批判し、自分より低い位置に置くことで優越感に浸れるわけです。
SNSなどでもそうですが、匿名性が高いほどそういう傾向が強くなるようですね。
安全な上に気分が良くなれるのですから、気持ちはわからないではありません。
でもこれはあくまでも一過性のもの。
しかも相手に直接言えないものですから、口にできる条件、環境は限られてきます。
なので普段はモヤモヤが増幅されてしまう。
それがたまってきて、また同じようにどこかで発散しなければならなくなるわけです。
アフター5に会社や上司、同僚のグチがメインになってしまうのはまさにそういうことです。
でもはっきりいって、その場に居合わせても成長はありません。
相手を下げることで相対的に自分の価値を高めようとする。
これはイコール、自分は努力しないよ、ということです。
ラクをしたいけど、優越感にも浸りたい。
そういうグループにいてモチベーションなんて上がりませんから。
成長する人はそういう時間がもったいないと思います。
言葉は自分に返ってくる
まして自分から悪口、陰口をいうことは大きなリスクを伴います。
アファメーションという言葉は聞いたことがある方も多いと思います。
自分が口にする言葉は無意識のレベルまで浸透します。
それは自分自身に対してであれ、誰か他のひとに対してであれ同じ効果があります。
なので、あなたが誰かの悪口、陰口を口にすればするほど、あなた自身のモチベーションも落ちているはずです。
逆に、いつも人を応援し、良いところを見ようとしている人はモチベーション高いですよね。
言うまでもなく、あなたがなにも言わなくても、そういうグループに属しているだけで自信を失っていきます。
だからこそ、付き合う人間でその人の成長度は大きく変わっていきます。
まとめ
自信を高めるには自分の価値を高めるしかありません。
「一人でコツコツ」の時間がないとそれはムリなんです。
悪口・陰口は言わない、聞かない環境に身を置く。
負のサイクルはそこで断ち切ることができます。
あなたがもし陰口、悪口にでくわしたら耳を塞いでさっとその場から立ち去ることを強くおすすめします。