やる気スイッチは突然に
どちらを選びますか?
入社当時は頼りなさそうで虚ろな目をしていた人が、メキメキと成長しはじめる、ということは実際にあります。
そのスイッチってたぶんあるんですよ。
部下ができた、結婚したとか、子供が生まれたとか、大きな病気をした、とか。
なにかしらのきっかけがあってスイッチが入る。
今のままでいいんだ、と思えば現状維持することが目的になってしまいます。
一方、もっとこうなりたい、という目標を持っている人は現状に満足できない。
だから本を読んだりセミナーに通ったりして勉強する。
どちらがいい人生かというのは人それぞれです。
ただ、僕は迷わず成長する方を選びますよ。
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仕事を深める
あなたは一日のうちで仕事にどれだけの時間とエネルギーを使っていますか?
ほとんどの方は家族と過ごすよりも長い時間「仕事」に関わっていると思います。
にもかかわらず、仕事がつまらないとしたら、それは人生の半分以上を「浪費」していることになります。
いえ、1分たりともムダにしてはいけません。
お金は努力すればある程度ためることはできますが、時間はためられませんから。
PDCAをまわそう
ただやみくもに問題にぶつかっていくのは効率的ではありません。
例えば、うまくいかないことがあった。
次はこういう準備をして、別の方法を試してみよう。
失敗したりうまくいかないことがあるたびに、ひとつひとつの行動を分析・検証する。
その上で作戦を練るわけです。
このようにしてひとつの行動からより多くのフィードバックを得るために使われるフレームワークがあります。
それは「PDCA」と呼ばれるものです。
P Plan(計画)
D Do(実行)
C Check(検証)
A Action(行動)
それぞれの頭文字をとったものですね。
P⇒D⇒C⇒A⇒P⇒D・・・
というサイクルを繰り返すわけです。
これを「PDCAをまわす」とか「PDCAサイクル」といいます。
同じ問題に対して同じアクションしか起こさなければ、同じ様な結果しか生まれません。
同じ問題に対しては別のアクションを起こせば、必ず別のフィードバックが得られます。
それを納得できるまで繰り返す。
理解するというのはそういうことです。
検証する勇気
成長できない人は
P⇒D
だけであきらめてしまうことが多いんです。
計画を立てて、それを実際に行動に移すまではやる。
そしてうまくいかなかったときに、「自分にはムリだ」とあきらめてしまう。
そのため、いつまでたってもうまくいかなかった理由が特定できないんです。
ええ、自己分析とか振り返って検証する、というのは抵抗がありますよね。
うまくいかないとき、周りの人や環境のせいにしてしまった方がメンタル的にすごくラクですし、自分は変わる必要がない。
それに自分を知るって勇気いりますから。
弱さとか自分に足りないものとか、普段見ないようにしている部分に直面しなければいけないこともあります。
あれこれ考え直して、悩んで、考えて、新しい計画を立てるのはとてもエネルギーを使いますし。
でも実はココに踏み込めるかどうかが成長できる人とそうではない人と大きな差が出てしまうポイントです。
成長する人にはいつも、自分を見つめるもうひとりの自分がいます。
「他人の目」で自分を見られるから効率的に改善できるというわけです。
まとめ
成長する人は常に目標を持っています。
昨日より今日、今日より明日、というように、毎日少しでも前進したい。
だからこそ日々改善に改善を重ねるしかありません。
「これをやれば絶対に成功しますよ」、という方法があって、それさえやればエスカレーター式に・・・なんてうまい話はとっても怪しいです^^;
今あなたがいる場所からしっかりPDCAまわしていきましょう。
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