明日はあなたが思っている通りの1日になる
潜在意識のワナ
家族で出かけて楽しいはずの休日。
ところがあなただけはどこか上の空。
明日の仕事が気になっています。
明日は営業報告会議。
あなたはチームのリーダーとして結果を報告しなければなりません。
前月はあまり数字が良くなかったため、もう数日前から胃の痛む思いをしていたとします。
このようなことは少なからずありますよね。
まだ起こってもいない未来のことが今という時に影響を与えている。
言い換えれば僕たちがそれだけ自分が作り出したイメージに影響を受けやすいということです。
それなら、明日がくるのがワクワクするようなイメージを持ちたいですよね。
では明日というものについてどのようなイメージを持っていればいいのか。
ちょっと掘り下げてみることにします。
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不安要素を徹底的に洗い出す
不安を取り除く一番良い方法は不安の原因を徹底的に追求することです。
人間はわからないものに対して強い不安を持ちます。
これは古い脳である大脳辺縁系が防衛本能として働くからです。
わからないものは怖い。
だからそこから遠ざかろうとする。
ですが実際には不安から逃げようとすればするほど、その不安はどんどん大きくなっていきます。
それならば逆に、不安の原因を特定してしまえばいいわけです。
え?そんなにカンタンじゃないですか?
ええ、カンタンではありませんが、その方が確実です。
その一つ一つに対する具体的な行動を書き出す
明日に控えた営業報告会議。
上司に怒られるんじゃないか、場合によっては降格処分になるんじゃないか。
そんなことばかりが頭の中をグルグルまわっている。
ここで大事なことは、準備です。
納得できるまで準備する。
もうこれしかありません。
結果については変えようがないので。
それよりもこれからどのようにしてカバーするのかを考え、提案する。
自分がコントロールできる部分にフォーカスする。
これで「明日」というものについてイニシアチブをとることができます。
未来を変えれば過去は変わる?
ここでわかることは、明日という未来に対するイメージが変われば、明日から見た今日という過去は変えられるということです。
ちょっと視点を変えるだけで心が軽くなるのはそのためです。
たとえば先ほどの例で言えば、休日の前の日までにこれからの対策を明確にしておけば良いことになります。
ポジティブな感情に浸る
僕たちの脳はポジティブな感情で満たされている時、幸福ホルモンである「セロトニン」が分泌されることがわかっています。
なので、ネガティブな感情よりもポジティブな感情の比率を上げていくことで心の平穏が保たれます。
そこでどうやってポジティブな感情に浸る時間を作るかというと、これは習慣でカバーできます。
僕は毎日寝る前に行っている方法をお教えします。
これだけです。
え?それだけ?
ええ、これだけです。
正確には、「明日は良い1日になる。なぜなら・・・」のあとに続く内容を考えます。
というより、先にポジティブな結論から入ると、その後に続く内容は自然とポジティブなものになります。
たとえば営業報告会議の例でいえば、
なぜなら
問題を共有してよりチームの結束を強めることができる
準備を徹底的にやったので自信がついた
などです。
自分にとってプラスになる部分、ポジティブ感情に浸れる部分に光を当てます。
目標を整理する
これもとっても重要です。
一度決めたらあまり目標を見直すことがないという方もいらっしゃるでしょう。
目標を立てるとき、僕たちはそれが達成できたときの喜びとかうれしいという感情と一緒にイメージしています。
まさにポジティブ感情ですね^^
目標を立てることそれ自体がモチベーションを高めるわけです。
これは定期的に目標を読み返すことでも同じ効果を得ることができます。
これを心理学の世界ではアファメーションといいますが、アファメーションを繰り返すことで肯定的なイメージが強化され、そちらが優先されるできるわけです。
なので目標はいつでも確認できるようにしておきましょう。
僕は一時期メモ帳やノートに書いたものを持ち歩いていましたが、今はMindnodeやScappleで作ったマップをPDFにしてiPhoneに入れてます。
これで朝昼晩、布団に入って寝る前に見ることもカンタンになりました。
まとめ
明日のことが不安になるのはあなたに迷いがあるからです。
明確な目標がある時はそうそう不安になることはありません。
あなたが休みの日になると不安になってしまうのだとしたら、目標を見失っているか、そもそも目標をたてることができていない可能性かあります。
どんな一日もかけがえのない一日です。
もう一度目標を立て直してみてはいかがでしょうか?
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