2016年1月の読書メーターまとめ
今月のおすすめ本
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:2746ページ
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ブログ飯 個性を収入に変える生き方の感想
実際にブログ運営で生活している方の本です。なのでとても説得力があります。簡単ではないけれど、必ず誰でもたどり着ける、という希望を与えてくれる内容です。自分が持っている経験や知識は必ず誰かの役に立つ。自分のオリジナリティを育てる。そしてありきたりな内容ではなく「とんがった」記事にしていくことが大事なんですね。その他著者染谷さんの体験談はとても良い勉強になりました。ブログで収入を得たい、生活できるようになりたいという方にはぜひ読んでほしい一冊です。
読了日:1月30日 著者:染谷昌利
グサリとくる一言をはね返す心の護身術の感想
人間関係は受け取り方で相手に対する印象が大きく変わってしまうものです。人の言葉に傷つきやすい人は、もともと自分自身に対して批判的であることが多いようです。自分が普段から気にしている部分だからこそ、人の言葉がグサッと刺さるように感じてしまう。中には悪意のある人もいますが、相手を変えることは相当なエネルギーを消耗します。それよりもまず自分自身を認めてあげる。そのうえで自分と相手との間にしっかりとしたボーダーラインを作り上げる。本の中では「見えない防弾ガラス」という表現を使っていますがとても有効だと思います。
読了日:1月27日 著者:バルバラベルクハン
するどい「質問力」! 図解問題を1秒で解決するの感想
質問をすることで問題の本質が見えてきます。ビジネスの商談の場や会議などで、みんな同じ認識だと思っていても実はそうではなかった、ということはよくあります。なので、トラブル回避のためにも5W1Hを明確にしておくことはとても重要です。特に会議の場では話が脱線しがち。「そもそも問題はなんなのか?」という問いかけはテーマを絞り込み、議論に集中させる効果があります。また、自分自身に「なぜ?」を繰り返すことで問題解決力も身につきます。ロジカルシンキングの基本も学べる、150ページほどの本ですのですぐ読めますよ。
読了日:1月25日 著者:谷原誠
脳トレ 不安に負けない編 あなたが「不安」を感じたとき「脳」では何が起きているのか?の感想
僕たちが不安になる時、脳でどのようなことが起こっているのか科学的に説明しています。結論から言えばやはり不安そのものを取り除くことは難しく、むしろ不安と上手に付き合う方法を考えることを推奨しています。巻末にそのための具体的なトレーニングも紹介してあります。規則正しい生活を送る、日記をつけるて自分を客観的に見るなど、日々の生活を大切にすることが心の安定を生むんですね。不安の正体を知ることで不安と付き合いやすくなります。
読了日:1月21日 著者:リチャード・レスタック,大須賀典子
9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方の感想
ディズニーランドに行くとその居心地の良さから、また来たいと思いますよね。お客さんを楽しませる様々な仕掛けももちろんですが、やはり行き届いた教育と従業員一人一人のモチベーションの高さも大きいです。常に相手の立場になって考える、という姿勢を徹底的に貫いているのがディズニーなんですね。
もちろん一番大変なのは先頭に立つリーダーです。どんな企業でもせっかく素晴らしい研修プログラムがあってもリーダーが実行していなければ誰もついてきません。その点、ディズニーはリーダーが育つ土壌もできているということなのでしょうね。
読了日:1月20日 著者:福島文二郎
年間3万円で成功したスーパーインターネット通販―ほったらかしでも儲かった!の感想
少し古い本ですが、ネット通販で反応率を上げて最少コストで最大の利益を出すための方法論です。今でも十分通用する内容だと思います。顔が見えないからこそ、自己満足のイラストや写真よりも商品に対する想いを文字で伝える。「売上は情報量に比例する」というのもよくわかります。お客さんが欲しい情報をどれだけ提供できるかで結果に大きな違いが生まれるようですね。
読了日:1月18日 著者:岩上誠
会議革命の感想
会議はたくさんの人が集まります。貴重な時間をさいているのにも関わらず、何も決まらない、偉いひとだけ話して終わり、という会議も少なくありません。この本では参加者全員が前向きな意見が出て、なおかつ確実に結論を出すための方法が書かれています。座席のポジショニング、1つの用紙にみんなで意見を書き込んでいくマッピングコミュニケーションなど、どれもすぐに実行できるものばかり。もちろん会議の形式を変えることが一番難しいので、やはり経営者の理解が重要になってきます。会議やミーティングに対する姿勢が変わる本です。
読了日:1月18日 著者:齋藤孝
フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術の感想
速読本です。ただ自己満足で速く読むのではなく、TPOを意識して必要な情報を効率良く引き出すという方法論です。人間が物を見る仕組みや本を読むときに最適な身体の状態なども丁寧に説明されています。何のために本を読むのか?そこから得た知識や知恵をどう実生活に取り入れていくか?そんな自己対話の中で自分に必要な部分が浮き彫りになってきます。目的や本の内容によってもっと自由に読んでいいんだと思えるようになる本です。
読了日:1月12日 著者:寺田昌嗣
人間は「心が折れる」からこそ価値があるの感想
人工知能は暴走すると怖い。映画などの影響でそんなことを考えてしまいます。ですがそのコンピュータをプログラムしているのはあくまでも人間です。2045年に人工知能が人類を滅ぼすといういわゆる2045年問題。怖いのはむしろプログラムのバグであり、ハッカーによる侵入だと著者の苫米地さんは言います。人工知能が普及するなかでどんどん便利になり、単純作業もなくなっていく。だからこそ感情のある人間がイニシアチブをとって安全に人工知能を使いこなせるようなシステムを作るべきなんだと思います。
読了日:1月11日 著者:苫米地英人
手のかかる子の育て方の感想
子育ては大変。でもその大変さはみんな違います。子供が病気を抱えていたり、先天的な障害を持っていた時、必要以上に過保護になっていませんか?という問いかけがある本です。見方によってとても厳しい内容かもしれません。「手のかかる子供」を育てるのに一番必要なことは親の社会性なんですね。特別扱いせず、自分の子供を丸ごと受け入れる。その上でその子が自身が目標とするものをバックアップしてあげる。親自身がどこまで腹をくくれるか。子を持つ親として考えさせられることが多い本です。
読了日:1月10日 著者:山田真
その話し方では軽すぎます! エグゼクティブが鍛えている『人前で話す技法』の感想
知らないと気がつかないことはたくさんありますが、話し方もまたそうですね。状況や相手のポジションによって話し方を変えているつもりでも、ちょっとした言葉遣いで軽く見られてしまう。副題で「エグゼクティブが鍛えている人前で話す技法」となっていますが、社会人なら身につけておきたい基本がほとんどです。語尾の上げ下げ、お辞儀をするタイミングなどについても具体的に説明されています。基本を守るだけで一目置かれるようになるものです。また、人の話し方を見る上での基準も身につくと思います。
読了日:1月3日 著者:矢野香
大事なときに限ってうまく話せない人のための 人前であがらない技術の感想
人前でうまく話せなかったり、プレゼンで失敗してしまうとマイナスの記憶が強く残ります。そして次も同じようになってしまうんじゃないか、という不安を呼び起こし緊張につながる。これが「あがり」の仕組みたのようです。まずはしっかりと事前準備をして、うまくいっているイメージを強めることに集中する。これだけでもかなり効果があります。また、目標が高すぎる、自己評価が低いというタイプもあがりやすいそうなので、うまくいかなくても自分の価値が下がるわけではないと考えることで緊張がやわらぎます。他、あがらないための知恵満載です。
読了日:1月2日 著者:西多昌規
宇宙授業の感想
正直、何万光年とか出てくる数字が大き過ぎてピンときませんが、読んでいるうちに宇宙の魅力に引き込まれてしまいました。140ページの本ですが、やさしく書かれているものの、読み応えがある内容です。万有引力の法則やブラックホールなど、学校で習ったはずのこともすっかり気にすることなく過ぎてゆく毎日。でも空を見上げれば広がっている世界なんですよね。巻末では脳科学者の茂木健一郎さんの解説もあります。
読了日:1月2日 著者:中川人司
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