2015年12月の読書メーターまとめ
2015年12月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:2861ページ
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新版 あなたを変える「稼ぎ力」養成講座 決算書読みこなし編の感想
決算書を読み解くための、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書についてとてもわかりやすく説明しています。語りかけるような文体がとても読みやすいです。決算書を読めるようになると未来の予測がつけられるようになります。シュミレーションできるということは事前に対策が打てるということ。経済新聞も理解して読めるようになりますし、投資家の方にもおすすめの一冊です。
読了日:12月30日 著者:渋井真帆
もう一歩先の世界へ 脱資本主義の革命が始まったの感想
環境問題とそこから派生するエネルギーと核の問題。また、大量消費時代への警鐘など、とても大きな問題を取り上げています。対談なので比較的読みやすいです。キューバ政府最高科学顧問のカストロさん、脳機能学者の苫米地さん、共にとても高い次元の考えを持った方なので、読んでいて視野が広がりました。
読了日:12月30日 著者:苫米地英人,フィデル・カストロ・ディアスバラールト
会社のお金はどこへ消えた?―“キャッシュバランス・フロー”でお金を呼び込む59の鉄則の感想
この著者の方が書いた本はどれも読みやすいです。会社のお金の流れ、カラクリが本当によくわかります。図解入りなので頭に入りやすいですね。経営者の方であれば会社にお金を残すためのヒントをたくさんの得られるのではないでしょうか。借入から税金、キャッシュフローについて。またバランスシートから経営状態を読み解く方法などとても濃い内容です。もちろん経営者ではない方も読んでおけば仕事に対する認識が大きく変わると思いますよ。
読了日:12月28日 著者:児玉尚彦
間違いだらけのエコ生活の感想
たとえばエコカー。ガソリンは使わないかもしれないけれど、エコカーを作るには普通の車よりもコストがかかる。またその過程でたくさんのエネルギーを使う。CO2も排出する。燃費は良いが、エコカーを作ること自体が環境に良くないというジレンマ。その他マイ箸やエコバッグ、リサイクルなどにも潜むウソを1つ1つ検証しています。いや、本当に愕然とする内容も多かったです。それにしても、まず正しく知るということが大事なんですね。目からウロコ間違いなしの一冊です。
読了日:12月27日 著者:武田邦彦
お子様上司の時代 (日経プレミアシリーズ)の感想
どのような上司に巡り合えるかで部下の成長は全く違ったものになってしまうことがあります。自分にかまってほしい上司の元では部下は気疲れだけであっという間に1日が終わってしまう。方やコーチングのスキルを身につけ、自然と部下のモチベーションを上げることができる上司の元で働けたらそれは毎日が楽しくなるでしょう。
ただ、どのような上司の元であっても目標さえしっかりと持っていればスキルアップすることは必ずできます。お子様上司を変えるより、自分が変わるという選択の方が賢明ですから。
読了日:12月25日 著者:榎本博明
35歳までに身につけておくべき プロの経理力の感想
パソコンのソフトウェアも進歩し、経理の仕事はかなりラクになりました。その分、コンピュータにはできない仕事をするべきだという内容です。そのスキルとして「改善力」「分析力」「報告力」「予測力」の4つがあげられています。経営者の常に一歩先を読みながら数字を分析し、必要なお金を確保する。経理という仕事もまた大変ですが、とてもやりがいのある仕事です。内容がとても具体的なので経理をやられている方は即実践に活かせるヒントも盛りだくさんですよ。
読了日:12月23日 著者:児玉尚彦
仏教に学ぶ「がんばらない思想」の感想
どうして僕たちは頑張ってしまうのか?勝ち負けにこだわり、人と比べてしまうことが習慣になってしまっているのでしょうね。仏教では人間の欲望というものについて「奴隷になるな」と説いています。出世にしても物欲にしても、まず自分が持っているものに目を向ける。自分で基準を作る。欲望は持っていてもいいけど、それを自分でコントロールする。頑張らなくても十分幸せなんだと気づかせてくれる一冊です。
読了日:12月19日 著者:ひろさちや
社長さん!銀行員の言うことをハイハイ聞いてたらあなたの会社、潰されますよ!の感想
中小の経営者にとって銀行と上手に付き合えるかどうかはまさに死活問題です。せっかく借入ができたとしても、足元を見られては高い利息や手数料で経営を圧迫してしまう。この本では経営者が銀行と対等に付き合うための心構えを学ぶことができます。前半は銀行の仕組みを解説。後半は銀行員がよく使うフレーズからそのホンネを読み解くという展開がとてもおもしろいです。
読了日:12月14日 著者:篠崎啓嗣
図解で極める コトラー式マーケティング (East Press Business)の感想
前半はマーケティングの基礎がやさしく書かれています。後半は実際にモノを売る、あるいは売れるようにするための戦略が具体例をあげて解説されています。どんな商品でもちょっとした工夫で売れ方が全く違ってしまう。パッケージやネーミングの変更、ブランド化、値段の設定などで買う側に与える印象は大きく変わるものです。そういう視点で実際にいろんなお店を見ていると様々な工夫がされていることがわかって面白いですよ。マーケティングの基礎を学びたい方におすすめの本です。
読了日:12月12日 著者:
あっ、そうか! 気づきの子育てQ&A総合版の感想
子を持つ親にとって、子供の成長とともに出てくるさまざまな問題に対してどう対処していくかというのは日々の課題です。実際の事例を使っていじめや不登校、暴力や思春期の悩み、リストカットに至るまで、子供と親の両方の視点を大切にして書かれています。うまく言葉にできないと思っていたことを代弁してくれる内容となっています。親として反省すべき部分もたくさん見つけられました。感謝です。
読了日:12月10日 著者:安部利一
初対面の教科書―おちまさとプロデュースの感想
初対面でどうして緊張してしまうのか。初対面というものの正体から、ビジネスのさまざまな場面における具体的な対応方法などが丁寧に解説されています。実践してみることで自信もついてくると思います。初対面でも「普通」でいられるっていうのが理想ですよね。
読了日:12月7日 著者:
なぜ、いい税理士を顧問にすると、銀行はお金を貸したがるのかの感想
税理士というのは経営者の事情も銀行の事情もよく把握しています。その点で、税理士の方が書いた本というのはその両方の視点に触れることができるのでおもしろいですね。経営者も銀行マンもお互い腹のさぐりあいをしながら契約をすすめていく。そのあたりの心理戦に勝てるかどうかというのもまた経営者の手腕ということになります。経営者にとっては資金繰りが命ですから。経営者の方はもとより、経理を担当されている方にもおすすめの本です。
読了日:12月4日 著者:中小企業を応援する会計事務所の会
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