人間関係で悩まないコツ 仕事を楽しむコツ

仕事で組織の歯車になんかなりたくない!と思っているあなたに教えたい3つの視点

2015年12月13日

あなたの役割はなんですか?

gears
組織の歯車
うーん、この表現、あんまり良い印象はありませんね。

ですが組織が機能するためにはやっぱり歯車が正確にかみ合わさっている必要があるんです。

組織に属していれば、必然的にひとりひとり役割が与えられます。
その役割は歯車という表現に言い換えるとよりわかりやすくなります。

歯車って1つでは機能しませんよね。

仕事はすべてつながっていますから、誰かの役割はかならず他の誰かを助けている。
だからこそ、それぞれの歯車が正しく組み合わさってはじめて、そのアウトプットとしての商品やサービスが生み出されるわけです。

逆に、どこかひとつ役割が果たせていない歯車があると組織全体に影響を与えてしまいます。
そうです、組織の歯車というのは実はとっても大切なんです。

スポンサーリンク


photo Zahnrad. / Gear. by stefanweihs

1.逆の立場で考える

僕はどちらかというと中間管理職に近い立場ですが、板挟みにあっているという感覚はありません。
それは僕が自分の意思で役割としての歯車になっているからです。

たとえば上に経営者がいて、下には社員、従業員がいます。
僕はその上下のパイプがどうすればうまくつながるかを考えることに集中するだけです。

そこで大切なことは逆の立場で考えるという視点です。

部下には部下なりの不安や悩みがあります。
経営者もしかりです。

その両方の立場になって考えながら調整していくわけです。
ポイントは個人的な感情を入れないことです。

個人的な感情というのはたとえば

上司だから強く言えない
部下に嫌われたくない

というようなものです。
いえ、そういう感情は持っていていいんですよ。

でもそれと自分の役割を果たすということは区別して考えないと。
なので僕は仕事中は時に冷たく見られているかもしれません。

「良い人でいたい」と思っているうちはどこかで必ず仕事に妥協が生まれます。

どちらか一方の考えに偏ると必ず「どちらが正しいか」という話になってきます。
そうなると力関係で言えば経営者、社長側に勝てるわけがないので従業員は萎縮し、ワンマン経営に傾いていくことになります。

時には「トップダウン」も必要ですが、「ボトムアップ寄り」の方が従業員のモチベーションが上がります。

2.自分の役割に集中する

おもしろいもので、自分の役割に集中すればするほど、周りとのコミュニケーションがとれるようになってきます。

それは周りがあなたの価値を認め、頼りにするようになるからです。
またあなたも自分にできないことをやってくれている存在に感謝できるようになる、というのもあるでしょう。

役割というのがまさに歯車そのものです。
自分はどんな歯車として機能すればいいのか。

こういう表現はちょっと冷たい感じがしますか?
ですが会社で求められているのは言ってしまえばそういうことです。

自分が歯車になれない人は歯車になれる人を育てることができません。
感情を持つなということではなく、自分の役割と個々の感情は分けて考えるべきなんです。

僕は安定して自分の役割を果たせるひとというのはものすごく熱意のある人だと思います。
傍からはそうは見えないんですけどね。

3.記録する

自分の行動を書き出すということは自分を知るのにとても有効な手段です。

組織でうまくやっていけないという方は、人間関係というよりも、自分の役割が明確になっていないか、それを果たせていないことが原因ではないでしょうか。

なので、まずは自分が実際にやったことや感じたことを書き出してみましょう。

極端に人の目を気にしていたり、同じ間違いを繰り返してしまったりしていませんか?

書き出すことで自分がどのようなポジションにいて、どのようなことを感じたり考えながら仕事をしているのかが見えてきます。

率直な意見を言ってくれる上司や同僚がいるのであれば、そのような方に相談しても良いと思います。

まとめ

僕は常々思うのですが、どのような環境であってもまず自分を活かすにはどうすればいいかを考えるべきなんです。

ビジネスを立ち上げたほうが自分を活かせる方もいれば、ひとりこもって職人のようにモノを作り続けることで自分を活かしている方もいるでしょう。

もしあなたが組織に属しているのであれば、まずそこで自分がどんな役割を果たせるかを考えてみてください。

たとえばそれが最終的に「組織」という枠を超えてしまうほどのパワーを持っていることがわかったら、そこはもうあなたの居場所ではなくなるかもしれません。
逆にもしそうでないのであれば、まだあなたはそこでやるべきことが残っているはずです。

自分の意思で組織の歯車になれるひとは組織そのものを作れるひとです。
[amazonjs asin="B012RC403Q" locale="JP" tmpl="Small" title="トヨタの自分で考える力"]

ゲーム

2024/2/2

Wolongレベル上げ250~350は5周目「隠者の慟哭」猿一択だった

火徳ビルドで猿狩り 1月にDLC3弾がプレイできるようになったのを機にWolong再開しました。DLC含め2周目まではなんとかクリア。3周目はDLC以外は攻略済みです。しかし4周目の4節「寒華舞う巨門」の呂布は全く歯が立たず。時間さえかければなんとかなりそうでもありましたが、それよりもレベルを上げ&装備強化の方が効率がいいと判断。現在レベル250、装備もそれなりに強化しましたが、特別死にゲーがうまいというわけでもない僕には厳しかった。 それで主戦場はあとまわしにして副戦場をクリアしていたら、突如5周目が解 ...

ReadMore

部下を育てるコツ

2023/4/25

有能な上司ほど部下の成長を妨げているかもしれない

自分がやった方が早い...のか? 仕事を任せない上司 上司は部下の経験が浅いうちは、仕事を任せることにちゅうちょするものです。ですがいつまでも雑用ばかりやらせてしまっては、部下はなかなか成長できません。うまくいってもいかなくても、責任ある仕事をすることは部下にとって大きな学びがあります。 僕も社会人になりたてのころは雑用しかやらせてもらえなかった時期がありました。もちろん雑用といっても業務上必要なものですから決して無駄なことではないんですけどね。ただ、並行してメインの仕事もやらせてもらえていたら、もっと早 ...

ReadMore

目標を達成するコツ

2023/2/15

昨日とちょっと違う自分になるための目標設定のコツ

達成感が自信を生む 成長に変化は欠かせない 人は毎日同じような生活を続けていくと頭が固くなっていきます。新しいことや難しいと思うようなことはストレスをともないますから、できるだけラクな選択をしようとする。その結果、自分の考え方や価値観が正しいと思ってしまうのかもしれません。 このように、「今のままでいい」と思い始めると、学ぶ機会も減りますから成長も止まってしまうわけです。言い換えれば、成長したければ変化を求めなければいけないということでしょう。昨日の自分と今日の自分はちょっと違う、そんな毎日にできないもの ...

ReadMore

ゲーム

2023/1/27

PlayStationPlus「エクストラプラン」にアップグレードした理由

ゲームの時間が待ち遠しい 「Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)」が始まりだった 昨年PS5を購入してからというもの、2022年の6月からスタートしたPlayStation Plusの新プラン「エクストラ」にも入り、すっかりゲームをする時間も長くなりました。 「ゴースト・オブ・ツシマ」というソフトがありまして、発売初日に購入してあまりの面白さに一気にクリアしてしまい、有料のDLCもやりたいなと思っていました。しばらくして違うゲームにハマっていたんですが、そのDLCのことはすっかり忘 ...

ReadMore

上手に話すコツ

2023/1/30

相手の心を開く話し方・聞き方!!プロの極意とは

伝わらなければ意味がない 話す、聞くということはあまりにも日常的なことだけに、意外と深く考える機会は少ないものです。伝えたつもりのことが相手に伝わっていなかったり、こちらの認識とズレがあったりして、なんとなくモヤモヤした気持ちが残ってしまうことはありませんか?上手に人とコミュニケーションをとるにはいくつかのポイントがありそうです。 聞き下手な人の特徴 話をまとめたがる 『プロカウンセラーの聞く技術・話す技術』によると、相手の話を聞くのが下手な人は相手の話をすぐにまとめたがる傾向があるようです。特に男性が多 ...

ReadMore

-人間関係で悩まないコツ, 仕事を楽しむコツ