書評・感想
NLPの基礎をとてもわかりやすく丁寧に書かれています。本の構成も読みやすいよう工夫がされており、悩んだ時に気軽に読み返せる手軽さも持ち合わせた一冊。
以下読書メモです
(32P)
実は、私たちの脳は「現実」と「想像」を区別することができません。
いま、頭に思い描いているものが「想像」であろうと「現実」であろうと、同じ神経回路を使って処理され、各器官に指令が出されるのです。(33P)
脳の勘違いシステムを利用すると、「未来の体感リハーサル」を行うことができます。
(40P)
NLPの世界には、「失敗」という2文字は存在しません。
(53P)
成果が手に入った状態を思い浮かべて、五感を総動員してイメージしてみます。その場の情景(視覚)や聞こえる音(聴覚)、身体で感じていること(身体感覚)をイメージの中で体験します。
(96P)
脳は空白ができるとそれを埋めようとする性質があります。
(130P)
私たちはすべてのものを、その人独自のフィルターを通して見ています。この、ものごとを見る視点のことを「フレーム」と呼んでいます。そして、そのフレームを掛け替えることで、同じことがらでもまったく違って見えるようになるのです。
(151P)
「なぜ?(Why)」と尋ねるのではなく、「何が?(What)」とか「どのように?(How)」と聞いてあげることが、相手とよりよいコミュニケーションを図り、成長を促すために重要なポイントでしょう。