仕事を楽しむコツ

あなたの守備範囲はどこまで?リーダーに求められるタイプとは

2015年9月23日

リーダーはどんなボールも拾える人

baseball
野球に例えて「仕事」を「ボール」と考えてみます。

仕事中は様々なボールが飛んできます。
どこからでしょうか?

それは上司であり、社長、そしてお客さんからです。

こういう商品を作ってほしい
こういうサービスはないかな?
今期はこれだけの利益がほしい

そういうボールが飛んでくるわけです。

問題はそのボールにどのように反応するかということです。
だいたいこの5つのタイプに分かれます。

photo Baseball & Glove by bontragger

1.目の前のボールを取る人

与えられた仕事は確実にこなす、というタイプです。
ですがあえて自分から新しいことにチャレンジするということはありません。
なので特別な評価があるわけではありません。
無難な生き方といえます。

2.近くのボールを追いかけて取る人

与えられた仕事だけでなく、新しい商品やサービスを提案できる人です。
ボールを受け取るだけでなく、投げ返すことができる。
常に新しいことにチャレンジできる前向きなひとはどこもほしがっていますね。

3.他のメンバーのボールも落とさないようにする人

自分の仕事をやりながらも、他のメンバーの仕事の進み具合も気にしているタイプです。
病欠や急用などで欠員が出てしまった時など、率先して協力してくれます。

全員の仕事のパフォーマンスを考えられるということは全体が見えているということです。
さりげなく体調を気づかったり、ねぎらいの言葉をかけることができる。
自分は二の次」と思っています。
だからこそ他のメンバーから信頼され、慕われるんでしょうね。

こういうタイプは最もリーダーにふさわしいです。

4.グローブにボールが落ちてくるのを待っている人

言い方はアレですが、「お膳立て」をしてもらわないと動けないタイプですね。
細かく作業の指示をして、この通りやればいいからね、と言わないと動けない。

指示がないと動けないのは自分で考えて仕事を組み立てていないからです。
自分のことで精一杯。
そのうちボールを投げてもらえなくなるかもしれません。

5.ボールそのものに関心がない人

上司が見ている時だけボールを取る、というタイプです。
僕が一番キライなタイプです(笑)。
そもそも仕事自体に関心がないので、いずれ浮いてしまうことになりますが。

4とか5のタイプは基本的には仕事に興味がありません。
自分から何かを提案するとか、他のメンバーをフォローしようという姿勢がない。
最低限の仕事をして給料をもらえればいいや、という感じです。

厳しいことをいえば、仕事に関心がなくグチばかり言っている人は会社にとってマイナスでしかありません。
もちろん本人も決してその状態に満足しているはずはないです。

他にやりたいことがあるのなら、すぐに辞めた方が本人のためにも絶対にいいはずです。
そこでやりがいを持って働いている人たちにも失礼ですしね。

リーダーは結果を重視する

プロセスも大事ですよ。
他のメンバーにねぎらいの言葉をかけることも大切な仕事です。

でも会社としてリーダーに求められているのはやはり結果です。
結果が全てではありませんが、結果を出せないと結局は他のメンバーの努力が報われません。

その点でリーダーは常に最悪の場合を想定して動いています。
自分の守備範囲ではないかもしれないけれども、自分も動いておけば確実にボールをとることができる、と考えているんです。

他のメンバーを信頼していないわけではない。
でもそのボールを落として会社に損失を与えることはできない。

個人的な感情ではなく、経営者の立場で判断しています。

まとめ

リーダーというのはプレイヤーであり監督です。
普段からプレイヤーとして動いているからこそ小さな問題に素早く気づくことができる。
全体が見える。

そして見つけた問題を部下にどんどん投げていく。
あるいは打っていく。
リーダーの守備範囲はとてつもなく広いんです。

少しずつ守備範囲を広げてみませんか?
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