デザインから見たマーケティング
最近デザインとか色彩とかそんな何冊か本を読んでます。
いや、奥が深いですね。
「デザイン」と聞くとちょっと敷居が高い気がします。
でもこちらの『売れるデザインのしくみ』はそんなイメージをきれいに拭い去ってくれる本です。
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デザインにこだわるべきか?
僕はスーパーマーケットに勤務していますが、広告のデザインもおこなっています。
使っているソフトはフリーの「inkscape」です。
このinkscapeはホントに優れものです。
もちろん少し凝ったものを作ろうと思ったら勉強しなければいけません。
逆に言えば、ちょっと勉強すればある程度自分のイメージ通りのデザインを作ることも可能です。
といっても僕が自己流ですし、たいしたモノではないですけどね(笑)
広告というのはダイレクトにお客さんの目に触れる媒体です。
お店や会社のイメージにも大きな影響を与えます。
なので、使うフォントとか広告全体の印象が、たとえば会社のHPや店の雰囲気と大きくズレないように気をつけています。
価値のあるもの、競争力のあるもの、そしてそれが企業であれサービスであれ、その技術力と同等のデザインを身にまとう必要があるのです。なぜなら、そのままの状態にしておけば価値を半減して評価されてしまい、気付かれないかもしれません。
ターゲットは誰なのか?
ブログもそうですが、内容とデザインの印象があまりにもかけ離れていると「違和感」を持たれてしまいます。
特に企業のサイトでも、たとえば高級車の販売をするのにあまりにもポップなデザインではその車の価値が下がってしまう可能性が出てきます。
女性ウケしないサイトと何が決定的に違うかというと、文字の色やイラストで受け取って欲しいイメージをきちんと再現できているかどうかということです。そして、それが女性側の視点でちゃんと考えられているということです。
結局はどんな商品をどういうお客さんに買ってもらいたいのか、ということですよね。
実際には、多くの人をターゲットにもできるし、非常に深くセグメントされた人だけに向けてのアプローチもありうるのです。
つまり、最も重要なことは、「あなたがどうしたいか」ということなのです。
センスってなんだろう?
まるで言葉遊びのようですが、「センスが悪い」ということは、やりすぎたり人によってはニッチすぎて理解できないなどの意味も含まれます。つまり、センスのよさとは、限りなく多くの人が感じる共通のグッドデザインであり、スタイリッシュスタンダードということになり、それは個性の主張ではありません。
すごく納得できます。
デザインのセンスっていうと、もともとアートの才能がないとムリだよなって思っていました。
でもターゲットを無視したデザインというのは才能があったとしても自己満足になってしまうんですね。
ところがある日、気が付いてしまったのです。クライアントにとって顧客であるエンドユーザーからしたら情報はもちろん大切だけれども、知りたいことは簡単に分かりやすく知りたい。そしてぐちゃぐちゃ見づらいパッケージは古くさい感じがする、とずっと思われていたということを。
伝えたい側と伝えられる側には大きなギャップがあります。
僕みたいにブログのデザインといっても色などをちょっと変えただけ、というのはデザインの「デ」の字もないってことですけど(笑)。
私はよく自分のセミナーなどで「ただ色を変えるだけではバリエーションにしかならない」という話をしています。これはなぜかというと、色を変えるだけでは、簡単に世界観までは変わらず、テクスチャーやコントラストで作り上げられた世界観や印象のほうが、「色」という概念より大きいからです。
人はそもそも階調の印象というものを情報として記憶していて、何かを見て判断するときに濃淡の差を特に重要視します。
はい、もうちょっと勉強します^^;
メールにも気をつかう
届いたメールに宛名もなければ署名や連絡先が記載されていなかったりすることがあります。
担当者の能力ということになってしまうのかもしれませんが、結果としてそれは、会社そのもののイメージを落としてしまうことにもなりかねません。
ちょっとしたお礼や手紙、あるいはイベントの告知などもそうですが、デザインがきちんとしていると人柄や会社まできちんとしているように見られます。
もちろんちょっとした案内状や告知なんかでも、ある程度デザインの統一感は必要です。
まとめ
こんな記事を書いておきながらアレですが、僕は正直デザインというものはあまりよく考えずにブログを立ち上げました。
使わせていただいている「stinger」も僕なりに手を加えましたが、それこそせいぜい色をちょっと変えたくらいです。
「今は記事を書く時期なんだ!」と自分に言い聞かせているので、それでもしばらくこのままでいくつもりですが、落ち着いたら少しずつ自分の色を出していけたらなと思っています。
でもホント、デザインって奥が深いですよね。
デザインを仕事にされている方は心から尊敬します^^
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