読む・書くを鍛えよう
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臓器は若返る メタボリックドミノの真実 (朝日新書)
ちょっと専門用語も出てきますが、簡単にいえば、僕たちは必要以上に食べ過ぎている、ということです。
「なくなるべきものが存在し続けることこそが、メタボ、そして老化の大きな原因である」という文章が出てきますが、それだけラクに高カロリーの食料を口にできてしまうという現実があります。
きちんとした知識を得てから行えば、食事制限も運動も長く続けられるものです。
脂肪をためこまず、「食」というものと上手に付き合うためのノウハウが学べる本だと思います。
READING HACKS!読書ハック!―超アウトプット生産のための「読む」技術と習慣
ビジネス書を教訓として自分のものにする方法や速読法、パソコンとの連携など、本と深く付き合うためのコツが盛りだくさんです。
特にアウトプット型の読書を推奨していて、アウトプットをすることでバラバラの知識が体系化されるというのは納得です。
巻末には「読書論」のおすすめ本も多数紹介されています。
本好きの方もさらに本が好きになる、そんな一冊です。
会社のことよくわからないまま社会人になった人へ
語りかけるような文章でとても読みやすいですね。
僕も会社勤めをしても15年近いのですが、それでも会社というものについて曖昧な部分があることに気がつきました。
直接仕事に関係のないことかもしれませんが、そもそも会社ってなんなんだろうという本質をきちんと理解できていると自分の立ち位置もはっきりと見えてきます。
会社の役割、雇用、給料、福利厚生、労働組合などの仕組みがわかりやすく解説されています。
さすが池上彰さん、という感じです。
これから就職を考えている方、社会人になったばかりの方にゼッタイおすすめの本です。
コミュニケーション能力を鍛えよう! 聴く技術と伝える技術
内容の半分以上は話し方、後半は人間関係論です。
相手を肯定し、自分も肯定していくということはわかっていてもなかなか難しい。
コミュニケーション障害というのは相手のことが見えていないことが原因である場合が多いらしい。
まずよく観察して相手を知ること。自分のことばかりではなく、相手の話にも耳を傾ける。
そうやって少しずつ相手の立場で考えるようにしていく。コミュニケーションの本質はやっぱり「思いやり」ですね。
「手帳ブログ」のススメ
僕もブログをやっていますが、思うように書けないことも多々あります。
この本はブログを続ける上でありがちな悩みを見事に解決してくれます。
これは専門的な事ではなく、どちらかというとメンタルの部分ですね。
自分が好きなことや役に立つと思うことをコツコツ書きためていく。
何気ない日常にちゃんと記事ネタはある、など。
各章に描かれた4コマ漫画がとっても共感できました。
これからブログを始めようと思っている方、ブログを始めたけどなかなか更新できないと悩んでいる方。
間違いなくオススメですよ。
価値創造の思考法
商品が売れない。
値段を下げるだけなら誰にでもできます。
でもそうじゃないのではないですか?という内容です。
その商品を買わない理由があるのではなく、買う理由がわからない。
だから買わない。
なので、まずそれをお客さんに伝える工夫をする。
商品の機能とか効能も大事です。
ですがそれよりもお客さんの心を動かす、行動してもらうことに焦点を当てなければいけません。
具体例をあげながら丁寧に説明されています。
ただ、全体を通してこれまでの小坂さんの著書と比較すると文体がちょっとカタいかなと思ったのは僕だけでしょうか?
「読む」「書く」「考える」は5分でやりなさい!
良質なアウトプットを行うためになにをすべきか。
なんでも知識を得ようとするよりも、自分の専門分野であったり、趣味など関心があることから深めていったほうが吸収しやすいです。
それもただ暗記するのではなく、あくまでも理解するために新聞や本を読む。
そのようにしっかりと理解することが良質なアウトプットにつながる。
書けないのは理解できていないからなんですね、納得。「読む」「書く」「考える」ためのノウハウが満載です。
やはり物事に関心をもつ、「なぜ?」という視点を忘れてはいけませんね。
無神経な人に傷つけられない88の方法 ~「心の感度」の高い人ほど人間関係に悩む~
平気で人を傷つける人にはそれだけの理由があります。
その心のメカニズムを理解することで相手に対する見方もまったく違ってくるんですね。
たとえば、ただかまってほしかったり、自分のことを認めてほしいだけだったり。
無神経な人が多いな、と感じられる人は「心の感度」が高いからだといいます。
その自分の感じ方にウソをつかない。
それをそのまま「個性」として受け入れる。相手を理解し、自分自身も受け入れることで自分の人生を楽しめるようになる。とても共感できる内容でした。
売り方は類人猿が知っている(日経プレミアシリーズ)
僕たちは必ずしも理屈で買物をするわけではありません。
大脳辺縁系というもっとも古い脳は主に「無意識の感情」を呼び起こします。
その昔人間が種として生き残るために必要だった、「不安」とか「恐れ」ですね。
これを買えば悩みが解消されますよ、気持ちよくなれますよ、と言われると、なんだか買わないと損してしまうような気がしてしまう。
だからこれこれこういう理由でおすすめですよ、と言われるよりも効果が大きいんですね。
なにせ、体が反応してしまうわけですから(笑)。
視点もおもしろく、マーケティングの本質がわかる本です。