ベネッセ「進研ゼミ」の通信教育「こどもちゃれんじ」
うちの小学生の娘もやっています。
問題を解いて郵送すると先生が赤ペンで添削して送り返してくれます。
チャレンジタッチに切り替えました
今年の春から有料ではありますが「チャレンジタッチ」というタブレット端末に切り替えました。
そう、今はその通信教育がタブレットで完結してしまうのですからエライ時代です。
僕からすればそうなのですが、小学生の娘にとっては物心ついた時からiphoneだのipadだのタッチパネルのスマートフォンやタブレット端末が身近にある環境だったので、特別感動している様子は伺えませんでした(苦笑)。
親にはメールで子供の勉強時間が通知されるようになっています。
それで「ああ、今日は30分やったのね」などわかるわけです。
あるとき、奥さんのスマートフォンに「今月の勉強時間は0時間です」というメールが来ていました。
「あれ?」
はじめはわりと良い具合にやっていたのですがそれからちょうど半年、慣れてきたのもあって、いわば「中だるみ」かもしれません。
これには奥さんも怒っていましたが、といってあまりきつく叱っても余計にやらなくなるものです。
実は一括支払いをすると割引されるため、半年分前払いしてありました。
なのでそれ以降はまあ最悪本人がやめたいと言えばやめてもいいのですが、とりあえず12月までやり切る方法を考えようと、奥さんと娘の3人でちょっとした家族会議を開いたわけです。
はじめは楽しんでやっているようだったので本人の意思に任せてある程度ほったらかしておいたのですが、そこはまだ子供です、あまりにもほったらかし過ぎて張り合いがなくなっていたようです(笑)。
というわけで、たまに一緒にやろうよということで話が決まりました。
アップデートできない?
そこで心機一転、じゃあ先月の問題からやってみようかと電源を入れると、「問題をアップデートするにはwifiに接続してください」と表示されています。
「え?」
ちゃんと電波受信状態もマックスになってるし、設定を見てもきちんと認識されている。
実際、定期的にくる「お知らせメール」は届いているようだし、ネットワークに問題があるようには思えない。
チャレンジタッチは月末になるとwifi環境下にあれば基本的には自動的に翌月の問題が追加されるようになっています。
その日はもう夜も遅かったので、奥さんがヘルプデスクがあるようだから電話で翌日聞いてみるということに。
ヘルプデスクに問い合わせる
さっそくヘルプデスクに問い合せたらしいのですが、対応してくれた男の人は、奥さんいわく、「本人は丁寧に教えているつもりらしんだけど、あまりコンピューターに詳しくない私にはほとんどチンプンカンプンだった」とのことで、後半はどんどん早口になって、最終的には「ご自宅のwifi環境に問題があるかもしれないので、まずそちらの点検をしてください」「それでもダメならまた連絡ください」ということしか理解できなかったということでした。
その日仕事から帰ってすぐに確認してみましたが、「お知らせ」みたいなのは当日の日付でちゃんと届いています。ネットワークはつながっているんだけど、肝心の「問題」だけが更新できない。
これってネットワークではなくて本体の問題じゃないのかなと思い、いろいろネットで調べてみると、ベネッセの進研ゼミサイトも含めていろいろ解決法が掲載されていたので試してみました。
一応以下はすべて試しました。
本体のフル充電
自宅wifiルーター電源の抜き差し
本体wifi設定やり直し
本体右側面にあるリセットボタンを押す
最終手段「工場出荷状態」にする
それでもまったく状況が変わらなかったので、思い切って工場出荷状態にすることにしました。
おそらく本体を落としたりして壊してしまった場合などにも対処できるよう、サーバーにバックアップはとってあるだろうと(後で調べたらやはりそのように記載されていました)。
こちらの動画を参考にさせていただいて、出荷状態に戻しました。
「チャレンジタッチ 工場出荷状態に戻す方法」
ちょっとドキドキしながら立ち上げて初期設定を完了させると、今月号無事アップデートされました!
「やったね!」と子供に渡すと、急にやる気になってやり始めました。
たまに親が一緒になってエンジンをかけてあげることも必要だなと、反省した瞬間でもありましたが(苦笑)。
SDカードでバックアップは必ず
喜んでいたのも束の間、娘が急に
「なにこれー!!」
と怒っています。
チャレンジタッチではニンテンドーDSなんかと同じようにカメラで写真を撮ったり、タッチペンで絵を描いたりできるのですが、残念ながらそれらのデータや「ミニゲーム」の記録はバックアップされていないようです。
僕があまりきちんと調べずに最終手段を取ったことで、それはそれで子供にとっては大事なデータを消してしまいました。
SDカードが使えるのでそちらに保存・バックアップするようにしておけばよかったのですが、これからチャレンジタッチにしてみようか迷っている方、あるいは今使っていらっしゃる方も含めて、まめに保存しておいてあげると何かの時に安心ですよ。
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そこは僕の責任で工場出荷状態にしてしまったので、写真やイラストのデータは申し訳ないけど、「ゲームはパパがやり直して同じ状態にするから我慢して」と納得してもらいました。
これからに期待です
もうちょっとだけ気を遣って
チャレンジタッチそのものの仕組みとしてはとてもいいんですよ。
僕は革新的だと思います。
子供が楽しめる要素は満載ですし。
ただ、だいたい普段このような端末のトラブルに関わるのは奥さんであり、女性です。
中にはコンピューターに詳しい方もいらっしゃるかもしれませんが、やはり特殊な端末なのでたいていは「更新できない」というだけでお手上げになってしまう方も少なくはないと思います。
いや、お客さんの立場としてですよ。
僕は「客の方が偉い」なんて全然思わない方ですけど、常に対等ではあってほしいと思います。
こちらはお金を払ってサービスを受け取っている。
それに見合うだけのサービスを提供できていますか?ということです。
こちらも忙しい中やむを得ず電話をしているので、できれば状況をよく聞いてもらった上で(本体故障の可能性も含めて)、素人でもわかるように具体的な解決方法を教えてほしかった、というのがあります。
ちょっとその電話対応の甘さに腹が立っていたので、また問い合わせるのも抵抗があって、とりあえず工場出荷状態に戻してしまおうと思ったわけです。
※ベネッセといえばこのようなこともありましたが(うちにもお詫び状が届きました)
http://gigazine.net/news/20140709-benesse/
どんな理由であれ、セキュリティーだけはしっかりしてほしいものです。
まとめ
僕はゲーム世代というのもあり、チャレンジタッチのようなモノはとても好きです。
ミニゲームや図鑑など、子供を楽しませる仕組みが盛り込まれています。
今回のようなこともありましたが、そのあたりは今時のスマートフォンやタブレットのアプリにもあることですし、フィードバックからのアップデートによって常により良いものへと進化していることを考えれば、これからに期待、というところです。
僕もたまに一緒にやることで、娘も以前より積極的に勉強するようになりました。
結果的には子供の勉強や子育てについて考える良い機会になったかなと思ってます。
今はこういうサービスもあるみたいですね。
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