あなたは休みを自分で決められますか?
自分が休んだらみんなに迷惑がかかるなぁ
早く帰りたいけどこれだけ終わらせないと明日がツライ
自分の仕事は自分にしかできない。
そう思い込むほど自分の時間はどんどんなくなっていきます。
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自分でやった方が早い病
部下に任せてもいいんだけどちょっと心配。
時間もかかるだろうし、ここは自分がやってしまおう。
自分が知識や経験があることは難なくできてしまいます。
人間、自分がサクサクできることっておもしろいんですよね。
それを目の前で他の人がもたもたやっているのがガマンならない。
これが個人的な能力が高くても人を育てられない人の特徴です。
チームのリーダーは「プレイヤー」だけではダメなんです。
チームとは、一つのビジョンや目標に向かって協力する人たちのことです。つまり、同じビジョンや目標がなければチームとは言えませんから、リーダーはそれをつくって、メンバーと共有することが重要になってきます。
ムダを徹底的に省く
仕事は一度最適化されるとそれがあたりまえになります。
そしてなにもせずにいると新しいことに挑戦することができなくなってきます。
人間の脳はわかりやすくいえばとても臆病ですからね(笑)。
一度安心できる環境を作ってしまうとそこから抜け出すことが不安になる。
自己防衛本能なのですが、リーダーはそこに安住してはいけません。
例えば、自分のやっている仕事は成果を出すために本当に必要なことなのか、それとも前からそういうやり方をしているからやっているだけのムダな仕事なのか見直してみることです。
やっぱりマニュアルは必要
そういう意味でマニュアルも一度作ったら終わりではないですよね。
常に新しく精度の高いものにしていく必要があります。
もちろんマニュアルが全てではないですよ。
大切なのはなんのためのマニュアルかということです。
結局、マニュアルの目的は、高いクオリティー(の成果)を保ちながら、時間や労力を最小限にすることであって、マニュアル化することそのものが目的ではありませんんから、その意味では、マニュアルだって常に進化する必要があるということです。
信頼関係はありますか?
チームでビジョンや目標を共有できると、みんな同じスタートラインに立つことができます。
そこからさらに信頼関係を深めながら進んで行くには、全員が当事者意識をもつことが一番です。
「自分ごと」だと思うから真剣に考えるし、前向きな意見も出るんですね。
私が考える風通しの良いチームとは、メンバーが自分の考えていることを自由に言える雰囲気を持っているということです。
まとめ
僕たちは仕事がすべてではないですよね。
会社が成長して利益が生まれれば給料も増えるかもしれません。
でもそれ以上に、仕事を通して自分の価値を高めているのではないでしょうか。
自分がいなくてもまわる仕組みを作るということはチームを育てることでもあります。
もちろん、仕組みを作ることができる人は少しずつ自分の時間を増やしていくことができます。
大切なことは人生の大切な目標を達成するために仕事の目標を定めていくことなのです。
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