勉強法

仕事の効率もアップ!!勉強がおもしろくなる2つの視点

2017年10月27日

仕事はもっとおもしろくなる


仕事と勉強方というのはとても近い関係にあります。
どちらも共通していることは、人は学ぶことによって視野が広がり、できることが増えるとおもしろくなる、ということです。

ではどうすれば効率的に学ぶことができるのでしょうか?
それは

全体を見る
捨てる

この2つの視点を意識することです。

全体を見る

勉強はなにより全体像を把握することが重要です。
これは本を読むときのことを考えるとわかりやすいと思います。

たとえば専門書などは、はじめからひとつずつ理解していこうと思うとなかなか先に進めません。

それよりも、わからなくてもまず最後まで目を通すことです。はじめわからなかったことも、最後まで読んだら理解できるようなる、ということもあります。

一冊の本の中で大事なことは、表現を変えて繰り返し登場します。はじめの説明ではわかりにくかったことも、別の表現ならスッと頭に入るということだってあります。

だからこそ、消化不良でも最後まで読み通す、つまり全体を見る必要があるわけです。

やさしいところから手をつける

それから、僕は趣味でピアノを弾きますが、楽譜を読むときも同様です。
まず全体を読んで、一番弾きやすいところを探します。やさしいところからはじめて勢いをつけ、少しずつ難しいところにチャレンジしていく。

その上で一曲を通して弾いたとき、一番つまずくポイントに絞って練習するわけです。
早い段階でわかるところとわからないところ、あるいはできるところとできないところを切り分けていけば、効率的に練習をすることができます。

全体を繰り返す

全体を見ることが習慣になったら、全体を繰り返すようにしましょう。

一度読んだ本でも、定期的に全体を通して読む
一度憶えた曲も一曲を通して弾く

大事なところだけ覚える、ということではなく、全体の流れとして頭に入れた方が長期間記憶に残ります。つまり、忘れにくくなるわけです。

学んだことが身になり、理解できたとき、脳からさまざまな快楽物質が出るそうです。
全体を見て、全体を繰り返すことで効率的に「わかった」「できた」という感覚を得られれば、勉強することはとてもおもしろくなります。

仕事に応用する

仕事がデキる人ほど、自分自身を第三者の目で見ています。
自分の仕事はどのような仕組みになっていて、自分はそのどの部分にいるのかを把握する。その上で、自分の一日の作業の全体像を眺め、常に効率の悪いところはないか、そもそも自分がやる作業か、ということを考え、日々改善しています。

僕たちは目の前の作業に追われると、とたんに視野が狭くなるもの。
視野が狭くなると自分のやり方が効率が悪くなっていたり、古いやり方にとらわれていても、それに気づくことさえできなくなります。

仕事も「わかった」「できた」ということが喜びやおもしろさの源泉になります。

捨てる

大人になってからの勉強法は、学生の時と同じである必要はまったくありません。
時間も限られていますし、すべてを理解する必要もありません。

大切なことは何を残すか、何を捨てるか、ということです。

若い頃はなんでもできる、という万能感があります。
それが年を重ねていくと、やはり時間もエネルギーも限られているんだ、ということを身をもって知るようになります。
ですがこれはあきらめることでもなければ、決して悲しむべきことでもありません。

捨てるということは目標が明確になる、ということだからです。
なんでもできる、なんでもやろう、と思っているうちはどちらかというと迷いがある時です。絞り込めない。決めてしまうのが怖い。

「保険」としていろんなことをやってみる。もちろんそういう時期も必要です。でもそれだけでは何も身につかないということに気づいた人は、どこかのタイミングで必ず目標を絞り込んでいます。

これは可能性を縮めることではなく、むしろ絞り込むことで自分の力を信じてみようというとても前向きな姿勢です。

本はテーマを決めて読む

たとえば読書であれば、必ずテーマを決めて読むことをおすすめします。
流行っているからとか、進められたから、ということではなく、自分が関心があるテーマについて掘り下げるわけです。

おもしろいもので、ひとつのことを深めようと思うと、他の関連したことも学ばなければならなくなります。

僕の場合は、若いころから心理学の本ばかり読んでいましたが、それは結局、脳科学とかコーチング、瞑想や仏教とったものまでつながっていることに気づきました。

テーマを決めて掘り下げることによってむしろ勉強の幅が広がったということです。

仕事は得意なことに特化する

そもそも何かを選択するということは同時に何かを捨てるということです。

仕事も同じで、自分の得意なこと、関心のあることに絞り込む。
絞り込んだから視野が狭くなるのではありません。絞り込んだから、そこを拠点として新しいつながりが生まれます。

僕の場合はパソコンを駆使した仕事です。
会社でパソコン周りやIT関連業務をすべて引き受ける、という選択をしてから一気に世界が広がりました。

ポスターやチラシを作る機会が増えたため、デザインの勉強もするようになりましたし、ホームページやアプリについても深く学ぶきっかけになりました。

つまり、選ぶということは同時に捨てることであるけれども、視野も広がるよ、ということです。

まとめ

「全体を見る」「捨てる」、この2つの視点を持っているだけで、仕事も勉強もおもしろくなると思います。「今は選択しない」ということが最も間違った選択になることもあります。
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