伝えたかったら相手の話を聞こう
人に話しを伝えるのは難しいものです。こちらが伝えたように伝わっているかわからないし、こちらが丁寧に話しをしたとしても、聞く側がフィルターをかけてしまったら、やはり伝わりません。
特に仕事は細かなニュアンスが伝わらなかったばかりに、トラブルに発展することもあります。
人の話にはフィルターがかかる
僕たちは相手の話を聞いているようでいて、実は自分の都合の良いように聞いたり、興味のあることしか聞いていない、ということが多いです。なので、こちらが本当に伝えたいと思うことは強調しなければ伝わりません。
強調するためにはその部分だけ話し方を変えたり、繰り返し話すことで「あ、これは重要なことなんだな」ということがわかります。話を伝えるには伝わるような工夫も必要なんですね。
論理的に話す
論理的に話すはどういうことでしょうか?基本は原因と結果が明確になっていることです。
なぜそうなるのかを説明されると話を聞く方も頭の中がスッキリします。「ああ、そういうことなんだ」と納得できるわけです。
自分がわかりきっていることであればるほど、「どうしてそうなるのか」ということを省略してしまいます。この省略がひとつふたつと増えていくと、相手の頭の中にも「?」がどんどん増えていくことになります。
ポイントまず原因と結果を明確にする
伝わっているか確認する
なので、相手にきちんと伝わっているか確認する必要があります。大事なことは話が伝わらない原因を相手に求めないことです。相手のせいにしてしまうと自分の話し方を改善する機会を逃すことになります。あくまでも自分の話し方に問題があるかもしれない、という前提で確認していく。
一番シンプルなのは5W1H。
ですね。
相手に話しがうまく伝わらないのは、このどれかが欠けていることがほとんどです。逆に言えば、5W1Hを意識して話を組み立てるだけで目に見えて話が伝わりやすくなります。
自分のフィルターを外す
相手がその人のフィルターを通してこちらの話を聞いているように、こちらも自分のフィルターを通して相手の話を聞いています。なので、正しく相手の話を聞くには、こちらのフィルターも外す必要があります。
ではフィルターを外すにはどうすれば良いのでしょうか?それは話を聞くときも5W1Hを意識して聞くことです。特に「なぜ?」と関心を持って聞くことで相手の話を謙虚に聞けるようになります。
いえ、「そんなこと知ってるよ」とか「わからないけど適当に聞いておこう」なんて思っていたら相手もおもしろくありませんし、こちらも何も学べません^^;
関心を持って聞く
話が上手な人って人の話を聞くのもとっても上手なんですよね。相手の話をできるだけ正確に聞いて学びたいと思っている。だからあいまいなことは質問してはっきりさせる習慣が身に付いています。
これは本を読む時も同じで、同じ本を読んでも学びたいという姿勢がある人とない人ではインプットできる情報量が大きく違ってきます。