仕事を楽しむコツ

仕事ができる人は実践済み。部下を育てるために必要な5つのマネジメント術

2016年4月26日

部下が育たない理由

Business concept-Why me?

Business concept-Why me?

育つべきはあなた

部下が育たなくて困っている、という方は少なくないのではないでしょうか?

部下の能力や人間性などいろいろありますが、基本的に部下が育たないのは上司の責任です。

まして「ヤル気がないからだ」とか「見て覚えろ」なんて時代ではありません。

自分が持っている知識やノウハウを段階的に効率良く教えていく。

それができる上司が上手に部下を育てられるということになります。

photo[Social Media Week] E se fossero i Social Media ad usare Voi? by Simone Lovati

スポンサーリンク

1.理解する

あなたは部下がどのような状況にあるか把握できていますか?

体調面でもそうですし、メンタルの部分もそうです。

人間関係で悩んでいたり、仕事のストレスでガチガチになっているかもしれない。
そんな状態で新たに仕事を与えてもパフォーマンスは落ちてしまいます。

また、誰にでも得意なこととそうではないことがありますよね。
このあたりのことを把握できていないと歯車が合わず、

「あいつは仕事ができない」

とレッテルを張ってしまうことになりかねません。

普段のコミュニケーションもそうですが、小さなこともよく観察しておく。
特にメンタルに問題があればそれを先に解決しておく必要があります。

その上で5年後、10年後にどのようになっていてもらいたいのかを考えます。

わざわざ苦手なことを任せるよりも、部下の得意分野を見極めて伸ばせるような課題を与えた方が部下のパフォーマンスは上がります。

2.課題を与える

仕事をこなすたびにレベルアップしてもうらうには、そのような分析をした上で課題を与える必要があるんです。

だからこそ、ハードルは少しだけ高めの方いいですよ。
あえて「わからない」「うまくいかない」という状況に身を置かせるわけです。

そこではじめて問題意識が生まれます。

ただ、自分で率先して問題を解決しようと動き出しても、そこですぐに答えを教えてはいけません。

とことん自分の頭で考える時間が仕事力をアップさせます。

3.考えさせる

その結果、部下は同僚に聞いたりいろいろ調べたりして勉強します。
それでも行き詰まってあなたに相談にきたら、

「こういうやり方もあるよ」

と教える。

問題意識を持ち、自分なりに勉強した後は吸収力が違うんです。

このような段階を経ずに教えてもなかなか頭に入らないんですよね。

人間の脳は間違ったり嫌な思いをしたことは忘れにくいようにできています。

悩んで考え、間違った分だけ経験として蓄積されるわけです。

上司は部下に教えたいことがたくさんあります。
でもじっと待つことも大事なんですね。

4.説明させる

教えたことを本当に理解できているかを知るためには、部下に説明させるのが一番です。

そのためには部下が説明をする機会を与えなければいけません。

会議やミーティングで状況報告をさせるなら、部下にやってもらいましょう。
たとえばチームで動いている場合、そのチームのリーダーが行う場合も多いでしょう。

ですが末端の部下に状況報告をしてもらうことで、本人がどこまで理解できているか把握することができます。
また、「当事者意識」を持たせるためにも有効です。

5.任せる

実はコレが一番難しいんですよね。

部下を見ているとハラハラしてつい口を出したくなってしまう。

で、口を挟んでしまうと部下の自己解決力は芽生えません。

「自分は任されていないし、何かあっても上司に頼ればいいや」

と思うからです。

任せ切った結果、思うような結果が出なくてもそれは上司がカバーすれば良いことです。

最後まで見届ける、というのも大事なマネジメントのひとつです。

まとめ

部下が育たないと嘆く前に、自分が上司として育っているか考えてみましょう。

厳しいようですが、

「毎日口を酸っぱくしていっているのに」

なんていうのは、

「私は部下を育てる能力がありません」

と言っているようなものですから。
[amazonjs asin="4820719459" locale="JP" title="組織も人も変わることができる! なぜ部下とうまくいかないのか 「自他変革」の発達心理学"]
[amazonjs asin="4041106176" locale="JP" title="部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書 「プレーイング・マネージャー」になってはいけない (ノンフィクション単行本)"]

ゲーム

2024/2/2

Wolongレベル上げ250~350は5周目「隠者の慟哭」猿一択だった

火徳ビルドで猿狩り 1月にDLC3弾がプレイできるようになったのを機にWolong再開しました。DLC含め2周目まではなんとかクリア。3周目はDLC以外は攻略済みです。しかし4周目の4節「寒華舞う巨門」の呂布は全く歯が立たず。時間さえかければなんとかなりそうでもありましたが、それよりもレベルを上げ&装備強化の方が効率がいいと判断。現在レベル250、装備もそれなりに強化しましたが、特別死にゲーがうまいというわけでもない僕には厳しかった。 それで主戦場はあとまわしにして副戦場をクリアしていたら、突如5周目が解 ...

ReadMore

部下を育てるコツ

2023/4/25

有能な上司ほど部下の成長を妨げているかもしれない

自分がやった方が早い...のか? 仕事を任せない上司 上司は部下の経験が浅いうちは、仕事を任せることにちゅうちょするものです。ですがいつまでも雑用ばかりやらせてしまっては、部下はなかなか成長できません。うまくいってもいかなくても、責任ある仕事をすることは部下にとって大きな学びがあります。 僕も社会人になりたてのころは雑用しかやらせてもらえなかった時期がありました。もちろん雑用といっても業務上必要なものですから決して無駄なことではないんですけどね。ただ、並行してメインの仕事もやらせてもらえていたら、もっと早 ...

ReadMore

目標を達成するコツ

2023/2/15

昨日とちょっと違う自分になるための目標設定のコツ

達成感が自信を生む 成長に変化は欠かせない 人は毎日同じような生活を続けていくと頭が固くなっていきます。新しいことや難しいと思うようなことはストレスをともないますから、できるだけラクな選択をしようとする。その結果、自分の考え方や価値観が正しいと思ってしまうのかもしれません。 このように、「今のままでいい」と思い始めると、学ぶ機会も減りますから成長も止まってしまうわけです。言い換えれば、成長したければ変化を求めなければいけないということでしょう。昨日の自分と今日の自分はちょっと違う、そんな毎日にできないもの ...

ReadMore

ゲーム

2023/1/27

PlayStationPlus「エクストラプラン」にアップグレードした理由

ゲームの時間が待ち遠しい 「Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)」が始まりだった 昨年PS5を購入してからというもの、2022年の6月からスタートしたPlayStation Plusの新プラン「エクストラ」にも入り、すっかりゲームをする時間も長くなりました。 「ゴースト・オブ・ツシマ」というソフトがありまして、発売初日に購入してあまりの面白さに一気にクリアしてしまい、有料のDLCもやりたいなと思っていました。しばらくして違うゲームにハマっていたんですが、そのDLCのことはすっかり忘 ...

ReadMore

上手に話すコツ

2023/1/30

相手の心を開く話し方・聞き方!!プロの極意とは

伝わらなければ意味がない 話す、聞くということはあまりにも日常的なことだけに、意外と深く考える機会は少ないものです。伝えたつもりのことが相手に伝わっていなかったり、こちらの認識とズレがあったりして、なんとなくモヤモヤした気持ちが残ってしまうことはありませんか?上手に人とコミュニケーションをとるにはいくつかのポイントがありそうです。 聞き下手な人の特徴 話をまとめたがる 『プロカウンセラーの聞く技術・話す技術』によると、相手の話を聞くのが下手な人は相手の話をすぐにまとめたがる傾向があるようです。特に男性が多 ...

ReadMore

-仕事を楽しむコツ
-,