人間関係で悩まないコツ

あがり症を克服するために絶対に必要な考え方

2016年3月9日

あがりは克服できる

agari

ネガティブ思考があがりを生む

あがりは不安感情から本能的にでてしまうもののようです。

うまく話せなかったらどうしよう

ネガティブな思考がネガティブな感情を生み、それがあがりにつながっていくわけです。

人前で話をするとあがりやすい人は過剰に準備してしまうという特徴があるそうです。
それこそ話す内容をすべて文章化して丸暗記してしまう。

もちろん不安だからそこまでしてしまうのですが、完璧に準備しようとすればするほどますます緊張してしまいます。
そうです、あがりやすい方はとてもまじめなんですよね。

でもそれは言ってしまえば自分が失敗しないための準備であって、相手にどのように伝えるかという準備から遠ざかってしまっている。

だからこそ、ネガティブ思考をポジティブ思考へ変換してあげる必要があります。

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ポジティブ思考で満たす

僕たちは自信ない時、自分を守ろうとします。

人前で話すのが苦手だから

そう言って人前で話すことそのものから逃げようとする。
人前で話すことがなければ自分と向き合わなくて済むからです。

でもそれではなにも解決されませんよね?

というのも、あなたがあがりに苦しんでいるのはもともと人前で話すのが嫌だからではなく、本当はあがらずに堂々と話ができるようになりたいからではないでしょうか?

なので、まずはあなたの中にある「人前で堂々と話がしたい」という声を大切にしましょう。
そして実際に自分がそうしている姿をイメージする。

ポジティブ思考になれるかどうかというのは、どれだけ自分の頭に「うまくいっている自分の姿」をイメージできているかで決まります。
これは単純にトレーニングです。

・朝目が覚めた時
・休憩時間中に
・お風呂に入っている時
・寝る前

そういった時間を決めてうまくいっている自分の姿をイメージすることを習慣にしてしまいましょう。
これ、毎日続けていると確実に身についてきますよ。

あがり症は学習で克服できる

どんなに場数を踏んでもあがり症の人はあがるのだそうです。
そもそも場数や練習であがらなくなる人は、あがり症ではないということになりますから。

あがり症は学習によって身につけたものなので、新たな学習で克服することは可能だということです。
脳に新しいプログラムをインストールする、上書き保存する、というイメージでしょうか。

そのためにも、まずは自分がどのような要因で話がヘタなのかを分析する必要があります。

話ベタ3つの要因

コミュニケーションカウンセラーの新田祥子さんは著書『もうだいじょうぶ!心臓がドキドキせずあがらずに話せるようになる本』の中で、話がヘタな人には3つの要因があるといいます。

「話がヘタ」の3つの要因
1.情報整理に問題がある
2.声・発音・滑舌に問題がある
3.語彙の不足に問題がある

自分が話がヘタだと思うのはどのような原因があるのかを知るということですね。

で、僕も人前で話すということは決してうまい方ではなかったのですが、僕の場合は特に1が原因でした。
伝えたいことが頭の中でまとまっていないうちから話してしまう。

いえ、事前にまとめているつもりではあったのですが、結局は文章化したものを暗記しようとしていたんですね。
だから緊張のあまり話が飛んでしまうともう頭は真っ白^^;;

頭の中で情報を整理するには、話す内容を具体的にイメージできている必要があります。
言葉で頭の中が埋め尽くされているのではなく、伝えたい場面とか情景、そういったありありとしたイメージ。

イメージというのは右脳、アナログ脳で生まれるものなので自然と流れストーリーができあがります。

実際に話をする時は言葉を選ぶのではなく、ストーリーを共有するために言葉を使う、という感覚になります。

原稿を捨ててしまえば人前で話すことはかなりラクになります。

自分を好きになるには?

自分を好きになることができれば自信がわいてきます。
「他の何者か」になる必要がないわけですから。

同じく新田祥子さんは同著書の中で「自分のよいところを50個書き出す」ことをすすめています。

50個ってやってみるとわかりますが、なかなか大変ですよ。
で、それを大変だと感じる人はおそらく自分をあまり好きになれていないのではなかろうかと^^;;

でもやっているうちに

「そういえばこんな特技もあったな」

とか

「こういうことはよく褒められる」

というようなことが掘り起こされてくるんですよ。
50個出し切ってみると自分がなんだかものすごく頼りがいのあるヤツに思えてきます^^

ぜひやってみてくださいね。

コミュニケーションの主役は誰?

コミュニケーションの主役は常に「相手」ですから、相手が興味をもちそうな話題を提供し、相手を中心にして話を進めることがポイントです。

※新田祥子『もうだいじょうぶ!心臓がドキドキせずあがらずに話せるようになる本』より

相手がつまらない顔をしたのはあなたの話だからです。

話さなければ、と思うあまり、聞かれてもいないことを話してしまうんですよね。
なんとか話題を見つけようとする。

だいたいうまくいきません。
なぜなら、相手が望んでいないことだからです。

ひとは自分の話を聞いてもらいたいものです。
自分に関心を持ってもらいたい。

なので、常に相手に主役になってもらうようにするだけで自然と会話は弾んできます。

こちらが常に話題を豊富に持っていなくてもいいんです。
聞き手になって相手の話に耳を傾けるだけでちゃんとコミュニケーションは成立します。

まぁ、すらすらとウイットに富んだ話ができる方はちょっと憧れますけどね^^

でもそうではなくても、必要なことを必要な時に話せればそれで十分OKなんです。

まとめ

コミュニケーションは相手の立場で考えてみるとそれほど難しいことではないということがわかってきます。

逆に、自分のことを理解してもらおうと思えば思うほど、相手との距離が生まれてしまいます。

それに場数だけではあがりは克服できません。
まずしっかりと自分に向き合い、目の前にいる人の話に耳を傾ける。

その積み重ねがあってはじめて人前でも堂々と話せるようになります。
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