右脳を使ってイメージ力を鍛える
原稿を憶えるとあがる
翌日会議がある、プレゼンがある。
あがり症の方は不安でいても立ってもいられずにある作業をしてしまいます。
ええ、準備です。
それも、もういいんじゃないの?とうくらいやっても不安で仕方がない。
もう完璧なまでの原稿を作って、暗記するくらい何度何度も読み込むわけです。
で、当日、大勢の人を目の当たりにすると緊張がMAXになり、せっかく憶えた内容が飛んでしまう。
いや、これは本当に焦ります。
・・・って僕の体験談ですけどね^^;;
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イメージとして記憶する
言葉だけで暗記しようとするから、ちょっとしたことで頭が真っ白になってしまうんです。
話す内容は具体的なイメージに変換しておきましょう。
言葉を頭にいれるんじゃないんです。
伝えようと思っている内容についてすべて具体的にイメージできるようにしておきます。
それこそすべての内容についてですよ。
たとえば商品について説明する時に、ただスペックを憶え込んだとしても、
どれくらい
どのように
といった状態は表現できないわけです。
イメージを持つということはもう、目の前で手でつかめるほどリアルな感覚を持つ、ということです。
従来の商品と比べてどこがどのように違うのか
その違いをお客さんはどのように感じるのか
など、「使用感」までしっかりとイメージしておきます。
だからこのスペックなんですよ、と言ったほうが伝わりますよね。
これが「イメージとして記憶する」ということです。
この憶え方の良いところは、原稿を丸暗記する必要がなくなるということです。
ありありとしたイメージさえあれば、そのイメージを説明すればいいだけですから。
言葉だけに頼るリスク
もちろん最終的に相手に伝える手段は言葉です。
でもそれはあくまでも自分の中にあるイメージを表現するためです。
イメージがないのに言葉だけ詰め込んでも相手に伝わるプレゼンはできません。
言ってしまえばレコーダーに録音した音声を再生したのと変わりありません。
僕もそれでよく失敗しました。
人前であがってしまうのが怖くて、とにかく目の前にしっかりと作りこまれた原稿を置いておきたくなる。
作ったら作ったでそれを丸暗記しないと不安でならない。
で、憶え込んだと思っていざ自分の番になった時・・・あがってほとんど飛びました^^;;
イメージできるとあがらない?
僕はそういういくつかの苦い経験を通して、あることに気がつきました。
原稿を作るからあがるんじゃないか?
ということです。
不安を抑えるために作った原稿がプレッシャーになっていたんですね。
「この通りに話をしなければいけない」
原稿を作り込めばつくり込むほど、自分にそのような暗示をかけることになっていたんです。
いや、ホント怖いです^^;
なので、それ以来、人前で話をする時に原稿をつくり込むのはやめました。
今準備するのはレジュメだけです。
そのかわり、レジュメを見たらパッとイメージが浮かぶまでひたすらイメージトレーニングします。
脳の使い方を変える
それまでは必死に言葉を覚えようと左脳を酷使していました。
今はイメージ脳である右脳を優先的に使って伝える内容をイメージとして記憶しています。
ええ、脳の使い方が変わったんです。
人前で話す前にすべき準備はイメージ力を鍛えることだったんですね。
まとめ
あがりを克服したいという方は本当にまじめで前向きな方なんだと思います。
だからこそ、伝えたいことがあるのに思うように伝えられないことがもどかしいんですよね。
まずは原稿作りをやめることから始めてみませんか?
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