あなたは積み上げ式ですか?それとも逆算式ですか?
1.ゴールをイメージする
仕事の進め方には大きく分けて2つの方法があります。
ひとつは積み上げ式、もう一つは逆算式です。
積み上げ式というのは、目の前にあるタスクを順番にこなしていって、時間が来たらそこでストップ、また明日やろう、という流れです。
逆算式というのははじめにその日一日にやるタスクとそれを終わらせる時間を決め、そこから逆算して組み立てる流れ。
積み上げ式が悪いというわけではないのですが、積み上げ式に慣れてしまうと作業効率とか時間の配分がルーズになってきても気がつかない、というデメリットがあります。
その点、はじめにゴール、終わりが見えていると自然と
そのためにどうすればいいか
ということを考え始めます。
たとえば今まで1時間で1つのことしかできなかった人が、同じ時間で2つのことをやろうと思ったら、それは仕事のやり方を根本から見直す必要が出てきますよね。
一度ゼロから見直すことで自分の決めつけとか思い込みといった「制限」を解除することができます。
僕たちはなにかをやろうと思って「できない」と言ってしまう時、暗に「今までの経験上不可能だ」という意味が含まれています。
過去の経験が行動を制限してしまっているわけです。
はじめにゴールをイメージしておくことでその制限を解除せざるをえなくなる。
そこではじめて思いがけない方法で効率よくタスクをこなせるようになるんですね。
photoIt's TIME! by Adventures of KM&G-Morris
スポンサーリンク
具体的には朝イチにイメージするのが一番良いようです。
僕の場合は、朝起きたら、もう職場から帰ることを考えています^^
自分がイメージした通りに全てのタスクを完了させて気持ちよく職場を後にして自宅に帰っていく自分の姿を想像するんです。
通勤の電車の中でもいいですし、歩きながらでもいいですが、その日一日の流れがイメージできているのといないのとでは仕事の量にも質にも大きな違いが生まれてきます。
職場に来てから、さぁ今日はどうやって仕事を進めていこうかな、というのでは遅いんです。
中には完全にルーティーンワークに身をゆだねてしまっている方もいると思います。
言っては悪いですが、それは思考停止状態です。
逆算式で仕事をすれば脳はどんどん動き始めます
2.気になることはすべて記録する
気になること、引っかかることがあれば、どのようなことでも記録すべきです。
人間って忘れる生き物ですからね。
特にニュースやネット検索したキーワードなんかも記録しておくといいですよ。
後で読もうと思ってPocketなどのソーシャルブックマークサービスで保存しておくだけでは記憶に残らないんです。
それではもったいないですよ。
なぜならそれは、あなただけのアンテナに反応したということですし、潜在的にあなたが必要としている情報である場合も少なくないからです。
たとえば僕は本が好きなので本屋さん、特にBOOKOFFなどのリサイクルショップには過剰なまでに反応します。
スーパーマーケット業界にいるので、やはり大小問わず、スーパーを見かけたら気になって足を運んでしまう^^;
職業病と言われてしまえばそれまでですけどね。
他にも僕はいつも「もっと短い時間で効率良く仕事ができるはずだ」という頭があるので、「仕事効率化」というキーワードに敏感です。
これはもっともっと仕事をこなしたい、ということではなくて、そうして作り出した時間を自分の趣味や家族と過ごす時間に使いたいと思うからです。
そして普段から気にしているからこそひらめくこともありますし、そのような情報が入ってきやすいということもあります。
「あ、この方が効率がいい」と思ったらまず記録する。
記録するということはアウトプットの第一歩ですしね。
3.実生活に取り入れる
僕はこうして得たことは必ずアウトプットするようにしています。
なのでまさしくこのブログはアウトプットの場として使わせてもらっています。
アウトプットにはインプットしたことを自分の頭の中で整理して組み立てる必要があります。
そして自分で組み立てたことというのは記憶に残りやすいんです。
つまり、アウトプットすればするほど記憶力もアップします。
さらに知識として得たことを実際の仕事やライフスタイルに取り入れることでそれは「知識」から「知恵」に変わります。
僕は気づきや学びを実生活に取り入れる、ということは究極のアウトプットだと思っています。
まとめ
朝起きたら一日の終わりをイメージする。
気になることは記録し、実生活に取り入れて知恵として消化する。
1日10分もあればできることばかりです。
このサイクルを作ってしまえばあなたの仕事力は確実にアップしていきますよ。
[amazonjs asin="4887596111" locale="JP" title="最少の時間と労力で最大の成果を出す 「仕組み」仕事術"]