ピアノを弾かないなんて損してますよ!独学でピアノ弾いて脳を活性化させよう

ピアノを弾いて脳を活性化しよう

ピアノ手

好きなことは続く

僕は趣味でピアノを弾きます。
今使っているのは電子ピアノですが、いつか(近い将来!)グランドピアノで弾けるような環境にしたいと思っています。

最近ではかなり本物に近いタッチや音の電子ピアノも出回っているものの、やはりホンモノにはかないませんね。
photo by kitakitts
独学ですが、20歳を過ぎてから弾いたり弾かなかったり、時には夜遅くまで練習したりと、特別な目標も持たずにピアノと付き合ってきました。

長続きしている最大のポイントは、「好きだから」です。

もちろんうまくなりたい、できれば誰かに喜んでもらいたい、というのもありますが、そのためにやっているかと言われたら、ちょっと違うなと思います。

誰に聴いてもらうでもないのですが、読書とかブログの記事を書く合間、仕事でなんだか疲れたなという時に弾く感じです。
1日10分くらいの時もありますし、1時間くらい弾いてる時もあります。

こう、頭がスッキリするんですよね。
昼間の脳の使い方が偏っているのだと思いますが、ピアノは左右の脳をバランスよく使うのでピアノに触れることでそのあたりがうまく調整されて脳の疲れが取れるようです。

今ではやさしい曲であればある程度、初見(「しょけん」。初めての楽譜を見ながら演奏すること)でも弾けるようになりました。

とにかくはじめはひたすら弾きたい曲を練習しました。自分の中の「好き」という感覚を維持したかったからです。そのうえで少しずつ難しいアレンジに挑戦し、詰まってしまうフレーズは集中して練習するというスタイルです。

ただ趣味であっても音楽理論は勉強しておいた方がいいです。

ちなみに今はこんな便利な教材もあるんですねー。
DVDで繰り返し練習できます。

大人のための初心者ピアノレッスン教材

楽譜をきちんと理解できるとそれだけ内容を把握するのが早くなりますから、結果的に譜読みもラクになります。やさしく書かれた本もたくさん出ているのですぐに手に入ると思います。

他にもシリーズが出ていますが、僕は付属の解説データをiPhoneに入れて聴いてます。


もしかしたらきちんと先生について習ったほうが上達は早かったのかもしれませんが、仕事が忙しい上に子供が小さくて育児にも追われていたというのもあり、結果独学の方が気楽に続けられました。

このあたりは一概には言えません。
近くに気軽にピアノを教えてくれるひとがいれば一番良いですし、時間を作れるのであればピアノ教室に通ってしっかりと基礎を学んだ方が良いと思います。
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大人になってからでも上達します

ピアノという楽器は両手10本の指すべてを使います。
鍵盤は白鍵と黒鍵合わせると88あります。
楽譜を読みながらこの88ある鍵盤の位置を把握し、イメージした通りの音を指先のタッチだけで表現します。

はじめは
「両手が全く違う動きをするなんて本当にできるのかなー」
と思っていましたが、これは慣れでした。

考えてみたらご飯を食べる時は片方で茶碗なりお皿をもって、片方で箸を使います。
車の免許をもっている方なら、ハンドルとアクセル、ブレーキ、ギアなどを操作しつつ常にあらゆる角度の安全を確認しながら運転しています。

はじめは複雑に見えたことも、慣れてしまうと無意識に身体が動くようにできているんですね、スゴイもんです。

好きで続けていることって、いつのまにかうまくなっているんですが、自分では当たり前のようにやっていることなのでそれに気がつかないことも多いです。

僕もそんな感じでとてもゆる〜く続けていたのですが、それでも続けていると欲が出てきます。
もう少し難しい曲、あこがれのあの曲もチャレンジしてみよう、作曲もしてみたい、という感じです。

でもこの自分の中に芽生えた小さな欲がステップアップにつながるんですよね。
別に誰かに押しつけられたわけではない、「やりたいからやる」という状態になると強いです。

ところで、脳の神経細胞というのは大人になっても増えるそうです。

ということは仮に小さな頃からやっていなくても、練習すれば上達できるということです。
そのスピードは緩やかかもしれませんが、確実に伸びるということがわかっていれば励みになりますね。


読譜は先読み「短期記憶」で決まる

読譜(どくふ)というのは楽譜を読むことです。
基本的には鍵盤は見ません。
パソコンのブラインドタッチと同じように、指先の感覚で正確な位置を把握するようにします。

先読みすることで音のイメージや鍵盤の位置、指先の使い方などを考えて準備しておくことができます。
そのため、先が読めていれば読めているほどたくさん準備できるので、正確なタッチでイメージ通りの音が出せるようになります。
この時脳は「短期記憶」という一時的に情報を記憶しておく機能を使っています。

なので、読譜を続けていると記憶力もアップします。

先まで読めるようになれば初見の力もアップするということになりますが、僕はまだせいぜい1小節先くらいまでしか憶えられません。
それでも始めた当初、楽譜に「ドレミ」を振っては鍵盤とにらめっこしていたことを考えたら、よく弾けるようになったものです^^。

ピアノを弾くということは、単に手指や腕を動かすだけの身体的な作業ではありません。ピアニストは演奏していある間、これから奏でる音楽を頭の中でイメージし、同時に、いま奏でられている音楽を聴いてます。つまり、音楽の「未来」と「過去」を思い描きながら、演奏しているのです。

『ピアニストの脳を科学する超絶技巧のメカニズム』P33

こちらの本はタイトル通り、ピアニストの脳の動きを徹底的に調べた内容です。
ピアニストがピアノを弾くときにどのような脳の使い方をしているのかがわかれば、そこにピアノ上達のヒントを見つけることができます。
1冊税抜き2000円なのでちょっと高価ですが、内容はぎっしりつまった、何度も読み返したくなる本ですよ。

うちの場合

で、小学生の娘はちゃんと近くのピアノ教室の先生について習っています。
もともとは

「友達がやっているので私も」

というよくあるパターンだったので、長く続くかは心配でした。

実際にやってみて思い通りにいかないことで何度投げ出したことかわかりませんが、僕がそんなことはお構いなしに楽しそうにピアノを弾いているのを見ていたので、それでも投げ出すのはなんだか悔しかったようです。

まだ娘も習って1年くらいですが、徐々に上達してきて、ピアノの発表会などにも積極的に参加しています。
最近では「アナと雪の女王」を選曲して自分の弾きたい曲だったというのもあって、なかなかの仕上がりになっていました。

続けているうちに楽譜が読めるようになったり、少しずつ複雑な表現もできるようになってくるのは本人もうれしいらしく、今は自分で練習しにきます(そのうちあっさり追い抜かれるんでしょうねww)。

うまくいかないことが出てくるたびに
「もうやめる!!」
という言葉を何度聞いたことか^^;

でも僕は奥さんと決めていたことは、無理にはやらせないということ。
本人の意思で始めたことなので、僕たちはさらっと(もちろん本当は心配ですが)

「別にやめたかったらやめてもいいんだよ」

と言うわけです。
すると子供は自分でやりたいと言ったことはわかっているので、気持ちが落ち着いてくるとまた黙ってピアノの前に座っています。

本人が望むならプロのピアニストとかピアノの先生になる道もありますが、別に趣味で終わってしまってもかまわないと思っています。
というか、それくらいのゆとりをもって見ていてあげないと、今せっかく「たのしい」「おもしろい」になっているのが、「やらされているから仕方ない」、となっては苦痛しか残りません。

なかなか感情をコントロールするのが苦手な子(まぁ子供ってそういうものですが)でしたが、ピアノをはじめてからほんの少しだけ、穏やかになったような気がしてます。

良い環境は作ってあげる

できれば家にグランドピアノがある環境だとさらに良いらしいです。

良いものに触れていると、本人も良いものを求めるようになります。

趣味全般そうですけどね。

僕はカメラいじりもしますが、frickrなどで洗練された作品を見てしまうと、どうやったらこんなふうに撮れるんだろうって刺激されるわけです。
それまでは普通のいわゆる「デジカメ」しか持っていなかったのですが、ある時思い切ってニコンの一眼レフを購入しました。

それからは休みの日といえば出かけて写真を撮りまくっています。
被写体はほとんど子供ばかりですけどね^^。

なんでも物があれば良いとは思いませんが、それがあれば子供に良い刺激になるかもしれないと思うものがあれば、できる限り環境は整えてあげたいとは思っています。

もちろんそこから先は子供しだいですが、スタートラインは作ってあげたいなと。

クラシックを聴かせるのも良いですが、子供が好きなアニメや映画の音楽をピアノにアレンジしたCDなり楽譜はたくさん売っているので、そういうものでピアノに触れること自体が好きになることのほうが大事な気がします。

本人が関心さえもってくれれば、自分でどこまでも切り拓いていくでしょうし。

まとめ

あくまでも初心者の視点で、僕自身がピアノをやっていてよかった、他の方にもすすめたい!
と思えるような内容になればと思い、あらためて勉強も兼ねて書いてみました。

ピアノは続けて本当に良かったと思います。
上達する喜びもそうですが、脳にも良い刺激があるので相乗効果として仕事や人間関係にも確実に良い影響を与えてくれています。
たぶんこれから何十年も付き合っていくことと思います。

趣味って良いですよね。
それがどのようなものであれ、趣味があることで常に心穏やかでいられます。
多少仕事でうまくいかないことがあっても、ピアノを弾くとすっかり忘れてしまいます。

ちなみに僕が好きな日本のアーティストはジブリ映画音楽でおなじみの久石譲さんと坂本龍一さんです。
好きな音楽から楽器演奏に入り込めるのは、大人になってから始める醍醐味かもしれませんね。

最後に僕のピアノ愛読書

僕はレッスンに通わない分、「ピアノの弾き方」のような本はいろいろ読みましたが、結論から言えば、具体的な弾き方が書かれているものほど初心者には混乱のもとになるなと思いました。実際、書いてあることがみんな微妙に違う。どれも試してみるんだけど何か違う。

そして出会ったのが『あたまで弾くピアノ』という本です。
初版1986年の本ですが、テクニックではなく、脳の働きからピアノを弾く上での根本的な姿勢を説いてある数少ない本です。

「音を考えて指を使っていく」という考え方をベースにしています。
「あたまで弾く」というのは具体的には脳の「前頭連合野」という、意欲、創造、思考、選択といった機能を司る部分を使うということです。

今でも時々開きますが、ひたすら
「聴くこと」
「イメージすること」

の大切さが繰り返し繰り返し述べられています。

僕はこの本は2冊買いました。
1冊目が赤線だらけになったのと、いずれボロボロにるかもしれないし、その頃には手に入らないかもしれないと思っていたからです。

これからピアノを習ってみたいと思われている方もすでに習っている方もぜひ一度読んでみてください。
ピアノに対する見方がガラッと変わるかもしれません。

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