2015年10月の読書メーターまとめ
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0点主義 新しい知的生産の技術57
著者の荒俣宏さんはポジティブに物事を考えられる方なんだと思います。
人生に無駄はない、わからないことがあるということはわかるチャンスに出会えたということ。
不利な環境だから力を発揮できる。
そういう姿勢が知的探究心を強めることになるのでしょう。自分が関心があることをとことん追求していく。
それが結局その人のオリジナリティーになっていくんですね。
ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法
著者のちきりんさんの文章は等身大で、読んだ後とてもすがすがしい気持ちになります。
お金の使い方から仕事のやり方まで幅広く言及しています。それも「こうすべき」ではなく、自分はこう思う、こう考える、そういう「自分基準」の姿勢が貫かれています。
強迫的になにかを追い求めるより、ちょっと立ち止まって自分の頭でしっかり考えてみる。その大切さを教えてくれる一冊です。
忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス
僕は3人の子供がいますが、身につまされるというか、共感できる部分もあれば、グサッとくる部分もあってそれはそれは楽しく読ませてもらいました。
子供のことだけでなく、夫婦間のコミュニケーションや働き方についても深く考えさせられる本ですね。
マンガも挿入されているのでとてもわかりやすいですよ。
「つまらない人!」とは言わせない話し方
ひとの感情にはその人の価値観や人柄といったものが自然と表われます。
もう少し自分の感情を出していってもいいんじゃないですか、という内容です。
「つまらない人」というのは相手に嫌われたくない、すごいと思われたいあまり、守りに入ってしまうタイプです。
まずは自分が思っていること、感じていることをきちんと言葉にして相手に伝える。
等身大の自分を見せることができるとムリをする必要がなくなり、その人がもっている本来の魅力が出てきます。
カッコつけても疲れるだけですしね。
その検索はやめなさい
ニュースや日々の出来事、経験。
これらはそのままではすべてデータでしかありません。
大切なことはどうしてそのようなことが起こったのか、それによってどんな影響が予想されるのか、などを自分の頭で考えることです。
そして自分で考えるために必要な情報を「検索」する。
これが正しい情報収集のあり方なんですね。
また、役に立つ情報を発信しよう、シェアしようと思うからこそ、どんどん情報が集まってきます。
情報は発信する人のもとにいち早く集まってくる、というのも納得できます。
リーディング3.0
読書とEvernoteの組み合わせは最高です。
本を読んでいる時に気付いたことをメモしたり、著者やタイトルも入力しておく。
適切なタグ付けをしておけば整理をしなくても簡単に検索することができます。
スマートフォン、パソコン、そしてクラウド。
アウトプットしてシェアするのが当たり前の時代になりました。
その他、情報収集のメソッドなども多数紹介されています。とても実用的な内容です。
あやしい商品が売れる、ごくまっとうな理由。
体系化された印象はあまりないので、「マーケティング読み物」といった内容です。
お客さんの潜在的なニーズを顕在化させる、数量を限定して希少性を出す。
他、「AIDMA戦略」や買物をする時の男女の脳の使い方の違いなど、商品を売るためのアイデア・ヒントが書かれています。
それらを自分が売りたい商品やサービスにどうやったら応用できるかということを考えると、目からウロコの発見があるかもしれません。商品を売るということにはいろんなアプローチがあるんですね。
読書は「アウトプット」が99%: その1冊にもっと「付加価値」をつける読み方
本の読み方がガラッと変わってしまう本です。
読書好きには共感できる部分も多いのではないでしょうか?
本の読み方からネットや電子書籍の付き合い方、メルマガの活用など、幅広くカバーしているあたりに、著者の活動の広さがうかがえます。
本の魅力を再確認できる一冊でもありますね。
これからは自分のブログでも本の紹介記事を増やしていこうと思いました。
世界一わかりやすい富裕層マーケティングの本
「世界一わかりやすいマーケティングの本」の富裕層をターゲットにしたバージョンです。
内容は共通する部分もあります。
たとえば富裕層というのは「高いからこそ価値があるんじゃないか」という感覚をもっているようです。
あとは希少性ですね。
世界中で1000人しかオーナーになれないなどの商品を手に入れることでそれ自体が自分のステータスになる。
富裕層の価値観や求めているモノを知らなければ、マーケティングも的外れになってしまいます。
高額な商品を売るためのヒントはたくさん得られると思いますよ。
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