趣味が続かない理由とは?
「時間がない」は言い訳
趣味はあるんだけどなかなか時間がとれない。そういう方はたくさんいらっしゃると思います。僕も結婚する前は時間があったので毎日のように本を読んだり、ピアノの練習をしていましたし、ときどき作曲もしていました。それが結婚をして子供が生まれると趣味に時間が取れなくなるんですね。
子育てが大変な時期というのは仕事も同じく忙しい時期でもあるので、毎日のように残業続きで趣味に使える時間は確実に減っていました。練習の時間が全くとれないというわけではない、でもまとまった時間がとれないとなんだかモチベーションが上がらない。僕はそれを言い訳にして練習をさぼりがちでした。そう、「時間がないから」というのは言い訳なんですよね。
実際には、ピアノをはじめた当初の気持ちを忘れかけていたことが原因でした。どのような趣味も、単なる習慣になってしまうと喜びを感じられなくなります。そしていつの間にかやらなくなってしまうわけです。
聴いてもらいたいというモチベーション
今思えばお恥ずかしい話ですが、奥さんと付き合い始めの頃、僕はパソコンで作った自作の音楽をプレゼントしたことがあります。MD(当時は主流でした)に何曲か入れて渡したんですよ。当時の僕はお金もなく、自分で作ってプレゼントできる物といったら、コツコツ作っていた曲しかなかったんですね。
それこそ仕事でどんなに疲れている日でも作り続けた記憶があります。これは「伝えたい」という思いが強かったからです。聴いてもらいたい、という思いが強力なモチベーションとなっていたわけです。まぁ彼女もいい迷惑だったろうなと思いますが。
そういうことを思い出して、それならまた誰かに聴いてもらおう、と思えるようになりました。それからはどんなに忙しくてもピアノに触れることが楽しみになり、10分でもいいからピアノに触ろうという気持ちで練習を続けています。
下手でも楽しむ
ピアノは両手5本の指すべてを使って演奏します。音域も広いですし、楽譜も基本的にはメロディーと伴奏の2段を同時に読まなければなりません。はじめは大変でしたが、今は弾くことに喜びを感じています。
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趣味は楽しいから、好きだからやるものです。それが単調な「作業」になり、ストレスになったら意味がありません。
下手でもいいから楽しむ。これが趣味を続けるための秘訣なんだと思います。
楽しむという土台があってはじめて、もっと上手になりたい、もっとこういうことをやってみたいという欲が生まれ、気が付いたら上達している、という流れが理想かもしれません。
自分の限界は自分で決める
年齢とか才能とか、他の人はどうだとか、考え始めればキリがありません。ひとつ言えることは、誰もあなたの限界は決められない、ということです。自分があきらめさえしなければ、楽しむことを大切にしていれば、必ず自分だけのスタイルが出来上がります。
悪気はなくても他人の夢を批判したり否定してしまう人達のことをドリームキラーと言うそうです。僕はドリームキラーの言うことには一切耳を貸さないようにしていますし、自分がドリームキラーにならないよう気を付けてることにしています。
まとめ
ぜひ、あなたの趣味を楽しいライフワークにしてください。