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逆算思考で脳を活性化!!正しい目標設定の方法とは?

2013年12月10日

その目標の設定間違ってませんか?

脳は3%しか使われていない

脳は持っている力の3%程度しか使われていないと言われています。これは脳を働かせることはとても大きなエネルギーを必要とするからです。脳がフル稼働すると身体に大きな負担になる。そのため、普段はなるべく力をセーブしようとするんですね。

確かに僕達は、わからないことがあれば自分で調べるよりも人に聞いたほうが楽だと思ってしまうし、面倒なことは誰かにやってもらいたいと感じます。また、高い目標を持つよりも、すぐに手が届く目標の方が大変な思いをしなくて済む。与えられたことだけをやっていればいい、という毎日の方が安心できたりするわけです。

ですが楽を選ぶほど脳はどんどん衰えていきます。脳を活性化させる鍵は目標設定にあります。

脳が活性化する条件

脳は

  • 気持ち良い
  • 楽しい
  • うれしい

といったポジティブな感情が大好き。このようなポジティブな感情がともなう時には大きな力を発揮しようとします。たとえば、好きな人とデートをするとか、旅行に行くとか、趣味のことなどには喜んでエネルギーを使おうとする。逆に、今の仕事がつまらないと感じている人は、脳が楽をすることばかり考えるので仕事の効率も上がらず、なかなかスキルアップできないというわけです。

未来の自分から逆算する

目標設定で重要なことは目標を達成した姿を想像することです。たとえば10年後に目標を達成した未来の自分がいるとします。
未来の自分は、喜びや達成感で満ちあふれています。その未来の自分から今の自分の姿を見たとき、足りないものがたくさんあることに気づくはずです。目標を達成するとどういうメリットがあるのかがわかっていればモチベーションを維持できますよね。

また、今の自分と未来の自分とのギャップが大きければ大きいほど、「実現したい」という気持ちが強くなります。
なので、常に目標を達成した未来の自分が寄り添って応援してくれているイメージを持っていると今何をすべきかも明確になります。

頑張らない

目標を達成するために理想的な状態は、目標に向かって淡々とやるべきことをやっている状態です。
要するに、ムリをせず頑張らないこと。僕たちは自分が好きなことならどんなに大変なことでも楽しめますよね。

好きなことは苦にならない

僕は趣味でピアノを弾きますが、20歳を過ぎてから始めました。完全な独学です。ただ、難しい曲をマスターすることが目標ではなく、作曲がやりたかったんですね。自分の気持ちを音楽にできたらなんてステキなんだろうと思ったんです。

そのために「ピアノが弾けるようになる」系の本を何冊も読んだり、コードやスケールといった音楽理論の基礎も勉強しました。
就職をして結婚もし、子供も生まれて忙しい日々が続きましたが、好きなことなので全然苦ではなかったですね。
目標達成のプロセスもそうであるべきだと思います。

理想と現実のギャップがモチベーションを上げる

僕の中では「こういうふうにピアノが弾けるようになって、自分がイメージした通りに作曲できるようになりたい」という具体的なイメージがありました。その時に感じているであろう喜びとか達成感とか、あるいは聴いてもらう人に喜んでもらっている姿。そういうものを先取りしてイメージする。

でも現実には、ピアノの練習を始めた頃は楽譜も読めないし、理論もまったくわからない。ですがこのギャップこそがモチベーションアップにつながりました。

まとめ

脳は普段持っている能力の3%しか使われていない。
好きなことや楽しいことがイメージできることを目標にすると脳は活性化する。

photo byA sad bear at the street by TheTimeTraveler

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