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もう傷つかない。他人からの批判を学びに変える2つのステップ

2014年5月26日

ポジティブに受け取る

自分がやっていることを批判されるのはあまり気持ちのいいものではありません。まして、こちらのことをあまり知らない相手からのものであれば誰でもカチンときたり、時には傷ついてしまこともありますね。

ですがそんな他人からの批判にいちいち反応していてはそれだけで疲れてしまいます。SNSであればブロックすれば済むこともありますが、職場の人間関係などではそう単純ではありません。

肝心なことは他人からの批判に対してこちらがどう受け取るかということです。

行動すれば批判される

たとえば会社で「前例がないこと」をやろうとするとたいてい反対されます。仮にそれが売上に直結するようなことでも、「新しいこと」はリスクであるととらえられてしまうのかもしれません。

ですが今は黙っていてもお客さんがやってきてくれる時代ではありません。前例がなくてもチャレンジしていかなければ売上はどんどん落ちていきます。なので誰かが新しいアクションを起こす必要が出てきます。少なくとも危機感を抱いている方ほどそう感じているのではないでしょうか。

僕も会社のホームページをリニューアルしたり広告やポスターを作ってそれまでになかった情報配信業務を行うようになりました。それまで現場でバリバリやっていた人間がパソコンの前に座っていることが多くなったため、「ラクをしてる」とか「遊んでるんじゃないか」と言われたこともあります。「こんなの誰も見ない」とか言われた日にはさすがにムカッときましたけど。

でもそのホームページを見て興味を持ってくれた業者やお客さんがちらほら出てくると、そんな見方も変わってきました。批判されるということは見方を変えれば何か行動した証でもあります。

なにも批判されないということは気はラクかもしれませんが、周囲に影響を与えるようなアクションを何もとっていないとも言えます。

ただしいつまでも結果を出せない場合は軌道修正が必要です

一度受け入れる

大切なことはそれらの批判に対して自分がどのように受け取るかだと思います。特に感情的な批判に対しては感情で反応してはいけません。
感情的な批判というのは一種の拒否反応なんです。

人間の脳は新しいことや前例のないことに対して強い不安や恐れを感じます。これは古い脳である大脳辺縁系による防衛反応らしいです。まして自分にとって未知の世界のことであればとてつもない違和感に襲われるので、必死に元に戻そうとするわけです。

少なくとも、新しいこと、大きなことをやろうとするほど、このようなメカニズムが働くんだということは憶えておいて損ではありません。

その上で、周囲のその不安をどのように解消させてあげればいいのかを考えればいいんです。

学んで受け流す

僕は批判された内容はしっかりと受け止め、改善できることは改善するように心がけています。ただし、単なる個人攻撃だったり、感情的に言われた部分については堂々とスルーします。自分の中にフィルターをかけて、事実だけを受け取るイメージですね。

たとえば僕は広告の作成もしていますが、自分なりには常に見やすくわかりやすいデザインを心がけているつもりです。それだけに、ここをもっとわかりやすくしてほしい、と言われると正直あまり良い気持ちはしません。それでも少し手を加えてみると、まさに目からウロコで見違えるほど見やすくなった、ということも少なくありません。

要するに、自分ではわかっている、できている、と思っている事でも、見る角度を変えたら改善の余地はいくらでもあるんだ、ということです。自分の無知や思い上がりに気づかせてくれるという点では、むしろ批判してくれる方に感謝する、くらいのスタンスでいいのかもしれません。

中には心無い方もいらっしゃるので、ただこちらが傷つくだけの学びのない批判だと感じたら完全スルーするしかありません。下手に否定、反論しようものなら火に油を注ぐだけなので。

まとめ

人から受けた批判に傷ついてしまうのは、相手の感情をモロに受けているからです。あなたに対する批判というのは、その方達の関心そのものです。批判はあくまでもフィードバックとして学びに変えていく。そしてネガティブな感情はスルーする。

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