イニシアチブはいつも自分に
①仕事は笑顔で引き受ける
自分の専門外だったり、あまり経験のない種類の仕事を頼まれると抵抗があるものです。
ついつい、「なんでこんな仕事をやらなきゃいけないんだ」と思いがち。
誰にでもできそうな仕事に思えても、仕事を頼まれるということは自分の価値を高めるチャンスです。
僕はスーパーで現場の作業と兼任で商品につけるポップを作っていました。
簡単なソフトを使って作成していたのですが、それはあくまでも素材のイラストを並べる程度のものでした。
それでも特別な問題はありませんでしたが、大きなイベントやこだわった商品も同じようなデザインでは物足りなさを感じていました。
そこでフリーソフトのinkscapeやphotoscapeなどを使って自由なデザインで作れるように勉強することにしました。
せっかく担当者が計画を立てて売りたいと考えている商品です。
できればその価値が少しでも伝わるようなポップを作りたかったわけです。
結果、inkscapeを使ったポップの作り方を他の従業員とも共有でき、売場も華やかになりました。
どのような仕事も常にブラッシュアップする余地があるので、頼まれた仕事は率先して引き受けてみることをおすすめします。
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②雑用係にならないで
僕自身、自分の仕事があっても、イレギュラーの仕事はできる限り気持ち良く引き受けるようにしています。
そしてフォーマットを作り、できるだけ早い段階で他のひとに引き継ぐようにします。
「この仕事は○○さんじゃないとできない」
と思われてしまうと仕事がどんどん増えていき、仕事の質を落としかねません。
自分の仕事を磨くこともできなくなります。
共有できるものはすべてそのようにしてひとつずつ手放していく。
こうすることで、自分の仕事をきちんとこなしながら、イレギュラーの仕事にも柔軟に対応する仕組みを作ることができます。
③パフォーマンスを最大にする
自分の仕事のパフォーマンスを上げるには同時に会社全体のパフォーマンスも上げていかないと限界があります。
なので、日々の作業をできる限り共有しやすい状態に加工し、汎用性を持たせてパッケージ化していく必要があります。
いわゆる「見える化」ですね。
こうすることで点在している「雑用」と呼ばれるものが「仕事」として再構築されていくわけです。
僕は普段から自分が経営者だったら今の自分にどんな仕事を求めるだろうと考えるようにしています。
これだけで質の高い仕事をすることが当たり前になってきます。
④一日をデザインする
一日が24時間であることに変わりはありませんが、あらかじめ「一日をデザインする」ことで、同じ時間でできることを増やすことは可能です。
たとえば僕は
残業をしない
家族と過ごす時間を確保する
最低1日1冊本を読む
ピアノの練習をする
ブログを更新する
などをイメージした上で、仕事を組み立てるようにしています。
まずやりたいことがあって、その時間を確保するためにどうすればいいか考える。
必然的に仕事の内容をギュッと凝縮しなければならなくなります。
いずれもデザインの仕事をされている方の本ですが、仕事とは何か?ということをとてもスッキリとまとめてくれています。
⑤自分の役割ってなんだろう?
自分の価値を高める仕事をしていると、不思議と人間関係で悩むことがなくなります。
そもそも仕事に集中していればグチをこぼしている時間がもったいないと思うようになります。
僕は周りからみるといつも淡々と仕事をしている印象があるらしいのですが、それはたぶん自分の役割を果たすことを優先させているからだと思います。
まとめ
なんだかんだいって、プライベートの時間は大事です。
少なくとも僕はそのために働いているといってもいいと思います。
僕はどちらかというと仕事は好きだし、わりと楽しめる方ですが、趣味でやりたいこともたくさんあります。
自分の部屋には読もうと思って買い込んだ本がたくさん積まれています。
休みの日はできるだけ家族と一緒に過ごしたいし、旅行にも行きたい。
もちろんこうしてブログを書くというアウトプットの時間も僕にとってはとても有意義な時間です。
だからこそ、会社にいる間は最高のパフォーマンスを発揮するべきだと思うわけですが。