人を動かすにはコツがあった!未来を見せて体験を先取りさせよう

人は感情で動く

carrot

目の前のニンジンにだまされるな

がむしゃらに頑張っていればいつか給料が上がるかもしれない。

そう期待させて働かせるのもひとつの方法です。
ニンジンをぶら下げる」というヤツですね。

でもこれはリスクも大きいんですよ。

会社の業績が伸びても、その分だけ還元されるとは限りません。
みんなで努力して一生懸命働いて結果を出した。
でもリスクに備えて内部留保しておかなければいけない、などと言われてほんの少し寸志が出ただけ。

「もう少し利益を出さないとね」とまた新しいニンジンをぶら下げられる。
そこでモチベーションは一気に落ちます。
そして同時に売上も利益も落ちていく。
こんな目先の利益はしょせん還元されることはないんです。

もちろんお金は大事ですよ。
家族を養うため、生きていくため、自分のやりたいことをやるため。
お金がすべてじゃない!・・・とはいってもお金がないと不自由も増えてきますし。

ただ、人間ですから、それだけでは息苦しくなってきます。
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理想の目標から逆算する

与えられた仕事をこなすだけの毎日ではどうしても「積み上げ式」になります。
先の見えない毎日です。
とりあえず頑張っていればいいコトあるかな?というぼんやりとした感じです。

一方、逆算方式であればこちらから追求できるんです。
どういうことかというと、

たとえば会社で○○円の利益を出したらその○%を社員に還元してくださいと要求します。

還元しても会社に十分プラスになる額であれば経営者は絶対にノーとは言いません。
少なくとも今のやり方ではそこまでプラスになることはないと考えているからです。

これを文書化し、社長の印鑑をもらっておけばそれは「公約」ということになります。

与えられた目標よりも自分たちで決めた目標とではモチベーションがまるで違ってきます。

これは与えられた仕事をこなして給料をもらう、という認識から、
自分たちで目標を達成して給料を稼ぐ、という認識に変わるからです。

ここまでやればこれくらい稼げる、という希望がありますからね。

従業員のモチベーションって本当に大事だなと思います。
ただ毎日「やる気を出せ」といい続けるのは論外です。

働いているのは感情をもった人間だ

よく「社蓄」という言葉が使われますが、ただおしりを叩いてやる気を出させようとするからそういう言葉が生まれてしまうんです。

ブラックな企業はさらに「辞めても行くところはない」とさらに追い込みます。
不安や恐怖しかないような会社はすぐにでも辞めるべきです。
家族がいる方はなおさらです。
そんな精神状態では子供にも良い影響は与えませんから。

働いているのは動物でもロボットでもなく、人間です。
その「人間」が気持ちよく働けるためにはどうすればいいかを考える。
僕は経営者ではありませんが、経営者に求めるのはそこだけです。

僕たちは決して理屈だけで動いているわけではないですよね。
うれしから、楽しいから、気持ちがいいから、という理由でも行動してるんです。

お金に換えられないものがある

先日友人が富士山に登ってきました。
とても大変で翌日も体がガタガタだと言っていました。
疲れて山頂まで登ってもお金がもらえるわけではありません。

ではそれでもどうして登るのか?
気持ちがいいからですよね。
登ったときの達成感やそこから見える景色。
登った人しかわからないという特別な感覚。

そういった理屈ではない部分でも人は動いています。
いえむしろ、感情で動いていることの方が多いです。

他の例としては車のセールスです。

この車は燃費が良くて今の車より○%削減になりますよ
ナビも大型のものをサービスでお付けします
限定10台ですのでいかがでしょうか?

確かに経済的なメリットはありそうですが、感情をゆさぶるほどではありません。

ですが

この車はシートがゆったりとしていて、ご家族で遠出をされるときでも疲れにくいですよ
後部座席はチャイルドシートをつけてもゆとりをもって3人座れるので、お子様も安心ですね
トランクはとても広いので、お子様の自転車やキャンプ道具もラクラクのせられますよ
床マットやシートも汚れにくく、掃除もしやすい加工となっております

と言われると、

小さな子供がいて
休みの日は遠出することが多い
子供はお菓子を食べたり靴が汚れたままでも車にのってしまうので掃除が大変だ

と思っていたら、

あ、いいな

と思ってしまいます。

ここはもう、感情ですよね。
その話を聞いているときは、頭の中ではすでにこの車に乗ってみんな楽しくドライブをしているところを想像してしまってるんです。
リアルにイメージできている。

人間の脳はリアルにイメージできることはそれを実現しようとします。
そして今のっている車と無意識のうちに比較します。
さらに

お子様が小さいのは今だけですからね

なんて言われたら・・・^^;。

僕たちは特に高額な商品を買うときは「未来」を買ってるんです。
家とか車とかですね。
なので、未来を上手に見せられるセールスマンはお客さんを自然に誘導しています。

あなたの会社は大丈夫ですか?

なので小さな会社であっても、賞与の積み立てとか昇給とか、モチベーションがあがるような公約は絶対に必要です。

仕組みとして、ここまでやれば、ここまで売上を上げれば、ここまで利益を出せばこれだけの見返りがある。
その確約がある。
もちろん達成できなければもらえませんが、それは公約に含まれているわけです。

それが従業員の安心につながるんです。
安心があるから腰を据えて目標に向けて動けるんですね。

利益が出ていないからそんなことはできない、というのは発想が逆です。

まとめ

抽象的な表現をすれば、未来を見せられるかどうか、ということです。
この会社危ないな、なんて従業員が考えていたらみんな最低限の仕事しかしません(笑)。

リーダーになったらこういうこともできるようになる、こういう権限を与えられる、ということもリアルに伝えていく。

そこで仕事におもしろみを感じ、やりがいを得ることができる。
その上でさらに結果を出せばこれだけの見返りがある。

人はやっぱり最後は感情で動くんです。
景気のいい頃は金色のニンジンだったかもしれませんが、今の時代はニンジンはニンジンでしかありません(笑)。

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