「偶然の幸運」に出会うためのたったひとつの条件

運は自分でつかむもの


幸運というのは待っていてやってくるものではありません。
目標に向かって行動しているうちに、ある日突然目の前に現れる、そしてそれをパッと手でつかめるかどうかにかかっています。

運というのは自分のアクションしだいで引き寄せることができます。

仕事は慣れてきたら要注意

仕事はひとつのことだけやっていると、少しずつ視野が狭くなってきます。
そしてこれは自分ではなかなか気が付くことができません。

僕はもともとスーパーマーケットの現場作業員として働いていました。
未経験で入ったものの、人間毎日同じことをやっていればたいていのことは慣れてくるわけです。そしていつのまにか、「仕事とはこういうものだ」という固定観念が生まれてきます。

固定観念が生まれると、そこがホーム(居心地の良い場所)になるので、新しいことにチャレンジしようとか、頑張ってもっと上のポジションに付こうという気持ちもなくなってくるんですね。とりあえず安定した収入が得られるから、ムリをしなくてもいいかな、と思い始める。

こうなると仕事は単調になり、多少の不満はあっても身動きが取れなくなっていきます。
僕がそんな負のサイクルから抜け出せたのは「周辺視野力」を鍛えたからです。

「周辺視野力」を鍛える

僕達はある一点を見ている時も、周囲の景色がぼんやりと見えています。
このぼんやり見えている部分が周辺視野ですね。

ただ残念なことに、通常脳は周辺視野の情報を必要のない情報だと認識してバッサリと切り捨ててしまいます。
なぜ切り捨てるのかと言えば、脳はエネルギーを温存しておくために負荷をかけられることを嫌うからです。
その結果、「目に入っているけど記憶に残らない」という状態になるわけです。

周辺視野力というのは、目に入っているけれども記憶に残っていない部分を意識して見る力のことです。

会社の他の部署の仕事もそうですし、人間関係や、通勤途中の風景など、意識して周りを見渡すだけで、本当にたくさんの情報が目に飛び込んできます。

もちろん意識して見るだけで大きな効果があるのですが、より効率的に周辺視野を鍛える方法があります。それは具体的なゴールを設定することです。

具体的なゴール(目標)を設定する

僕も結婚をして子供が産まれると、もっとお金を稼ぎたい、こういうモノもほしい、という欲求も強くなっていきました。
若いころからビジネス書の類だけは読んでいたので、どうやらそのためには明確なゴールを設定しなければいけない、ということがわかりました。

「頑張っているからそのうち」ではなく、まず具体的な目標があって、そこから逆算して「今何をしていなければいけないのか」ということを考える、ということです。

それからというもの、僕の周辺視野力はどんどん鍛えられていきました。

自分からアクションを起こす

働き始めてから2年目くらいですか、現場の末端で毎日同じことをしているだけでは絶対に給料はアップしないし、自分も成長できないということを痛感しました。

そこで、周りを見渡すことにしたんです。すると、パソコン周りに強い人がいないことに気が付きました。また、数値管理や経理業務なども効率化されておらず、昔ながらのやり方を踏襲している状態でした。

そのためパソコン業務で貢献できるポジションに付くというひとつのゴールを設定しました。

Windows95時代から趣味でパソコンに触っていたので、就職する前から独学で勉強していたんです。そのため、「自分だったらこうする」というアイデアはたくさんもっていたので、そこに活路を見出すことにしました。

具体的には、現場の日常業務を行いながら、積極的にお店のPOP作りや仕事で使うEXCELのフォーマット作りを行い、他の社員にもより効率的な方法を教えることにしました。

これによって、「パソコン周りのことはあいつに任せておけばいい」と認知されはじめました。そして数年後には経理や情報配信業務などを一任され、ステップアップできたというわけです。

僕が現場の作業だけで満足していたら、いずれつまらなくなって仕事に大きなストレスを感じていたかもしれません。さらに言えば、今の環境にも慣れてしまわないように、常に新しいことを取り入れるようにもしています。

さらに自分のなかでチャレンジする

そこで思い出すのがイチローです。
自分を磨き、常に「自分の中の一歩」にチャレンジしていますよね。ただがむしゃらに頑張るのではなく、冷静に自分を見つめ、分析し、改良に改良をかさねる。

その毎日の積み重ねが大記録につながっていることは言うまでもありません。
なので、イチローは集中しながらも周囲のことも冷静に見ることができている。
周辺視野力もズバ抜けているわけです。

自分の才能を生かすためにどのようにアクションを起こせばいいのか、ということも考えながら野球をしている。だからチャンスが見えるし、チャンスをつかめるんですね。

「繰り返し」ではなく積み重ねる

仕事は積み重ねです。
ただ同じことを繰り返すのではありません。
同じ作業のなかに、日々少しでも良いものを、少しでも効率よく行う方法を見つけていく。それがまさに周辺視野力を鍛えることにつながります。

まとめ

偶然の幸運に出会うためには「努力」だけではダメなんだということです。

寄り道や遠回りを嫌がらず、いろんなこと、複数のことを同時にやってみること。そしてそのどのアクションに対しても集中して行うこと。

こうして偶然の幸運に出会う力のことを「セレンディピティ」というそうです。偶然の幸運に出会うには周辺視野力を鍛えることが必須条件ということなんですね。

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