テクニックなんていらない!!部下を動かす上司の6つの条件とは?

人が動く条件


人を動かすということは難しいなと思います。

そもそもこちらが伝えようとしていることの半分も伝わっていないものだし、仮に伝わったとしても、依然としてこちらが意図した通りに動くかどうかの選択肢は常に相手側にあります。

こんなことを言ってはもともこもないのですが、実際のところ人はそうやすやすと動いてはくれません。ただ、いくつかの条件や要素が組み合わさることで、動いてもらえる確率がアップする、そういう感覚はあります。

あまたの本にも「部下の動かし方」「部下の育て方」などについてはいくつも書かれているし、僕もそういった本を手にとっては「なるほどなぁ」「確かにその通りだなあ」とひとりうなづきながらページをめくっていたものです。

でも、です。実際にこれは本当に普段から使える、効果がある、と思ったものはかなり限られたものでした。今回はその限られたもの、見方を変えればより実践的、即効性のあるものを6つに絞ってまとめてみました。

①人を認める

これは上に立つ人の基本中の基本であり、上司が上司であるための必須条件です。

たとえば、あなたが考え抜いた企画に対して、「もっとこうした方がいいんじゃないでしょうか?」と部下が言ってきた時にどう反応するか、ということです。

「いいね、ちょっとそれやってみようよ。」こう言われたらうれしいですよね。
ええ、人は自分の意見を認められるとうれしいんです。もちろんなんでもかんでも採用してあげればいいのか、というとそれはちょっと違いますが。

認めるということはあくまでも相手の意思や考えを肯定するということです。自分で調べたりよく考えて悩んで出してきた企画について、まずその努力を認める。まず肯定する。その上でアドバイスしたいことがあれば、「ただ、ここをもう少しこうするとさらに良くなるよ」伝える。

あくまでも先に肯定がある。否定は絶対にしない。

言うまでもないことなのですが、人は相手から否定されると敵意を持つか、ヘコみます。いずれにしても生産的なことにエネルギーは使われないわけです。

実際、人を上手に使える人というのはテクニックではなく、根本に相手に対する思いやりがあるようです。だからまず相手を認めて肯定する。肯定してから自分の意見を付け足していくから、あたりがやわらかいわけです。

どれだけ個人的な能力が高くても、「人を認める」ということをできない人は絶対に人の上には立てません。

②間違いを認める

上に立つほど部下に頭を下げにくくなるものです。なんでしょうね、プライドというか、大変な思いをしてここまできたんだ、という自負が強くなってしまうからかもしれません。

自分はできて当たり前、部下もできて当たり前。こう考えてしまうと、自分の間違いを認められなくなるし、部下の間違いを許せなくなります。

これは誰だって失敗はあるよ、という話ではなくて、間違いを認められないと問題を修正できないし次のステップに進めない、結果、仕事の効率が落ちてしまう、まさにそこが問題なんです。

どんなに偉くなっても部下に頭を下げられる人は、間違いなく部下からも認められます。というのも、自分の間違いを認められる人は、部下からも「この人には間違いを指摘してもいいんだ」と思ってもらえるからです。

完璧な人間なんていませんから、どれだけ優秀な人でも間違うことはある。そこを指摘してもらえるゆとりをもつことで大きなミスも防ぐことができます。

③率直である

ビジネスの場ではどのようなことでも率直に伝えた方が物事がスムーズに進みます。「本当はこういうことをしてもらいたいんだけどなぁ」なんてボソッというくらいなら、「あなたはこうしてください」とはっきりと伝えた方が伝わります。

少なくとも、部下に嫌われたくない、なんて言っているうちは部下は動いてくれません。
僕は仕事中は極めて淡々としています。部下に好かれようが嫌われようが、伝えなければいけないことは伝えなければいけないし、遠回しな言い方をしても本来の意図が伝わりにくくなってしまう。

なので、「誰が何をいつまでに」ということを明確にする、そこに意識を集中しています。ここがぼやけてしまえば、どんな言い方をしても仕事をしたことにならない。そう思って仕事をしているので、どうしても淡々とした(もしかしたらぶっきらぼうな)印象を与えているかもしれません(まぁそういう存在も必要です、きっと)。

④強みと弱みを知っている

これは勘違いされやすいところなんですが、上司はなんでもできなければいけないんじゃないか、と思う必要は全くありません。

大事なことは自分の強みと弱みを把握できていることです。そうすれば、強いところで力を発揮し、弱いところはどうやってカバーすればいいかを考えればいいだけです。

上司が一番やってはいけないことは、自分はなんでもできる、なんでも知っていると思い、どんなことにも口を出してしまうことです。

⑤情熱を持てるものがある

これはどちらかというと個人的な部分です。自分の強みはこれで、これについては誰にも負けないし、最大限に会社に貢献できる。そういうものがあるかどうかです。

僕の場合はパソコンで、数値管理や文書作成などに関しては社内で誰よりも詳しく、誰よりも早くアウトプットできる自信があります。

それもただ「できる」「知っている」というだけでなく、日々新しい知識を身につけ、より良い方法はないか模索して実際に形にする。この点に関しては自腹で本を買ってでも磨くことにしています。

部下は上司のそういう姿勢を見て安心するんです。「この会社には○○に関してのプロがいる」と思うと、自分もこの部分なら会社に貢献できるかもしれないと考えるものです。

⑥ビジョンがある

ビジョンがある、ということは上司にとってもっとも重要かつなくてはならない要素です。

これは、「個人」を離れたもっと大きな視点を持っているかということです。
上司の仕事の本質は「マネジメント」ですから、会社がよりスムーズに、なおかつ着実に発展していくように管理していかなければいけません。

そのためには今日明日のことではなく、5年後、10年後のことを考えていなければいけません。そこから逆算して「1年後には何をしていなければいけないのか」「そのために今日はなにをすべきか」、そういうことをひとつひとつ組み立てていくわけです。

その組み立てた「航海地図」とも言えるものをバンと目の前に広げて、「みんな、こうすれば必ずここにたどり着けるから協力してくれよ」と言えば、よほど偏屈な部下でない限りは協力してくれるはずです。

まとめ

上司は完璧である必要はありません(「私はなんでもできます」という人ほど信用できない人はいません)。部下を生かし、自分の力も最大限に発揮する。常に一歩も二歩も先を見て行動する。そんな上司の元では部下は細かい指示を出されなくても自分で考えて行動するようになります。部下が動かないのは常に上司の責任です。
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