ライフスタイル

楽しく脳を鍛えるために僕が続けている3つの習慣

2017年9月27日

脳を鍛えると元気になる


僕達は初めてのことや慣れていないことに対して不安や恐れを感じます。これは単純に脳の防衛本能が働くためで、それ自体は仕方のないことだと言えます。

ただ、そこで逃げ出してしまうと成長する機会も失ってしまいます。
というのも、人は「不慣れなこと」や「不確実なこと」にチャレンジすることによって成長のスピードが飛躍的にアップするからです。

ではそもそも「成長」とはなんなのかといえば、「脳が鍛えられること」に他なりません。

慣れていることだけでは脳は衰える

人の脳というのはとにかくラクをしたがるようにできています。
だからこそ、意識して刺激を与えていかないとどんどん衰えていくし、自分で選択肢を減らしてしまうことになるんです。

そのため、僕は定期的に「不慣れなこと」をすることにしています。
慣れていることだけをやっていると、その作業はすべて単純作業になります。頭を使わなくて済む。

確かにそんな毎日はラクかもしれませんが、脳は確実に衰えていきます。

①仕事と関係ない本を読む

脳を鍛えるのにもっとも手軽であり、なおかつ有効なのは読書です。

僕は社会人になる前からビジネス書や自己啓発書を読み漁っていました。
それはもちろん、「稼ぎたい」とか「成長したい」という強い欲求があったからです。

仕事のハウツー本ばかり読んでいたわけです。
そしてある日、僕の中に「仕事とはこうあるべき」という考えができあがっていることに気づきました。いえ、できあがってしまっていた、というのが正直なところです。

仕事の効率はどんどん良くなっていきましたが、それに比例するように仕事を楽しめなくなっていったんですね。半ば強迫的に仕事をこなし、それが大きなストレスになっていました。

ハウツーは役に立たない?

つまり、理屈にとらわれ過ぎて、頭が硬くなっていたんですね。
人は理屈にとらわれ過ぎると、目の前の現実をよく観なくなります。
仕事でいえば、今部下がどのような状態にあるのか、経営状態はどうなのか、そういうことを直視しなくなる。
ハウツーに依存してしまうと「なぜ?」「どうして?」ということを考えなくなるわけです。

結果、ひとりよがりになり、「なんでみんなもっとこうしないんだろう」とうまくいかない原因を外側に求め始めます。

そもそも読書を通して学んだことが仕事に生かされるかどうかというのは結果なんです。
ハウツーというのはバックグラウンドがありません。とってつけたようなハウツーが現実の仕事にピタッとハマるということはまずないと思っていいでしょう。

本質を理解できていないことに飛びつくと必ず後でひずみが生じてきます

読書は教養

読書によって学ぶべきは「教養」です。
なので、好きな小説を読んでもいいし、中学や高校の参考書をひっぱり出してきて読んでもいい。
歴史を勉強したり、好きなアーティストについて調べる、ということだって教養の一部になります。

このような教養というバックグラウンドがあってはじめて、人はこういう時にどういうことを考えるのか、問題を解決するためにどのように考えればいいのか、ということが自然と身につくわけです。

「すべて仕事に生かそう」なんて考えず、自分が好きなことや関心のあることを徹底的に吸収することの方がずっと大事です。

②有酸素運動をする

読書の次に脳を鍛えるのに有効なのは有酸素運動をすることです。
有酸素運動をすると血行がよくなり、脳へもたくさんの血液が運ばれるため、自然と脳は活性化されヤル気が生まれます。

僕は社会人になってからやめてしまっていたランニング(ジョギング)を再開してから3ヶ月になりますが、それは本当に痛感していることです。

もう何年も運動という運動をしておらず、すっかり体力が衰えていました。簡単な筋トレは定期的に行なっていましたが、筋力はある程度維持できても、脳へ十分に血液が行き渡っているとは言えない状態でした。

それがランニングを再開してからというもの、体も軽くなりましたし、なにより血行がよくなりました。そのため、新しいことや難しいことに対しても前向きに考えられるようになりました。

イスに座って考えることだけが脳を鍛えることではありません。運動をして脳にしっかりと血液を送る習慣を身につけることも必要なんですね。

鍛えている人は信頼される?

もちろん、見た目の変化も重要です。
アスリートのような体になる必要なんてありませんが、引き締まった体をしていれば、そんな自分を鏡で見た時に、まだまだ若いぞ、と感じることができます。

いくつになっても引き締まった体をした人は頼りがいがあります。それはおそらく、「積極的に脳を鍛えている」「自己管理をきちんとしている」そのようなバックグラウンドが感じられるからではないかと思います。

③意識して記憶する

大人になると、意識して記憶する、という機会が減っていきます。
社会人になると資格でも取得するのでない限りは、新しいことを大量に記憶する、ということはまずないといっていいでしょう。

まして今の時代は手元のスマートフォンでなんでも調べることができる。憶えなくても検索する方法さえ知っていればいいわけです。

でもそれは効率は良いかもしれませんが、脳にとってはラクをさせるだけです。

僕は本で読んで重要だなと思うことは赤線を引きます。
以前はそれだけで満足してしまっていたのですが、なかなか頭に入っていきませんでした。

今はさらに内容をパソコンで打ち直したり、ノートや手帳に書き込むことにしています(声に出しながら書き出すとさらに記憶に残りやすいようです)。

記憶というのはアウトプットした量に比例して定着率もアップしていきます

カーナビに頼り過ぎない

あと、同じようなことでカーナビがあります。僕もカーナビに慣れきってしまって、全然道を憶えられなくなっていました^^;

たとえば全く知らない土地に旅行に行く、といった場合はカーナビは便利です。
せっかくの旅行で道に迷ったりしたくありませんし、渋滞もできる限り回避したい。

でも普段近場に行くくらいであれば、できれば地図でおおよその場所を確認してそこまでのルートを自分の頭で考えてから車に乗ることをおすすめします。

そんなことはカーナビのない時代には当たり前のことのようにやっていたのですが、どうやらデジタル化(これからはAI化)していくと、便利と引き換えに衰えてしまうものもたくさんあるようです。

日々の生活の中で脳を鍛える

なので、便利さの恩恵に預かりながらも、それとは別に、脳を鍛えるトレーニングというのも日常的に取り入れて行く必要があると思います。

これには「楽しんで続ける」という絶対条件があります。自分が大好きなこと、趣味や時間を忘れて没頭できることであればそれは可能だと思います。

僕は今年で42歳になりましたが、これからはプログラミングや作曲、数学の勉強などにも取り組んで行く予定です。

まとめ

老化を止めることはできませんが、脳を鍛え、運動を欠かさないことで老化を遅らせることは十分に可能です。また、脳は年齢に関係なくいつからでも鍛えることができるし、記憶のコネクションはどんどん増えて行く、ということもわかっています。
常に新しいことにチャレンジしていこうと思います。

ゲーム

2024/2/2

Wolongレベル上げ250~350は5周目「隠者の慟哭」猿一択だった

火徳ビルドで猿狩り 1月にDLC3弾がプレイできるようになったのを機にWolong再開しました。DLC含め2周目まではなんとかクリア。3周目はDLC以外は攻略済みです。しかし4周目の4節「寒華舞う巨門」の呂布は全く歯が立たず。時間さえかければなんとかなりそうでもありましたが、それよりもレベルを上げ&装備強化の方が効率がいいと判断。現在レベル250、装備もそれなりに強化しましたが、特別死にゲーがうまいというわけでもない僕には厳しかった。 それで主戦場はあとまわしにして副戦場をクリアしていたら、突如5周目が解 ...

ReadMore

部下を育てるコツ

2023/4/25

有能な上司ほど部下の成長を妨げているかもしれない

自分がやった方が早い...のか? 仕事を任せない上司 上司は部下の経験が浅いうちは、仕事を任せることにちゅうちょするものです。ですがいつまでも雑用ばかりやらせてしまっては、部下はなかなか成長できません。うまくいってもいかなくても、責任ある仕事をすることは部下にとって大きな学びがあります。 僕も社会人になりたてのころは雑用しかやらせてもらえなかった時期がありました。もちろん雑用といっても業務上必要なものですから決して無駄なことではないんですけどね。ただ、並行してメインの仕事もやらせてもらえていたら、もっと早 ...

ReadMore

目標を達成するコツ

2023/2/15

昨日とちょっと違う自分になるための目標設定のコツ

達成感が自信を生む 成長に変化は欠かせない 人は毎日同じような生活を続けていくと頭が固くなっていきます。新しいことや難しいと思うようなことはストレスをともないますから、できるだけラクな選択をしようとする。その結果、自分の考え方や価値観が正しいと思ってしまうのかもしれません。 このように、「今のままでいい」と思い始めると、学ぶ機会も減りますから成長も止まってしまうわけです。言い換えれば、成長したければ変化を求めなければいけないということでしょう。昨日の自分と今日の自分はちょっと違う、そんな毎日にできないもの ...

ReadMore

ゲーム

2023/1/27

PlayStationPlus「エクストラプラン」にアップグレードした理由

ゲームの時間が待ち遠しい 「Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)」が始まりだった 昨年PS5を購入してからというもの、2022年の6月からスタートしたPlayStation Plusの新プラン「エクストラ」にも入り、すっかりゲームをする時間も長くなりました。 「ゴースト・オブ・ツシマ」というソフトがありまして、発売初日に購入してあまりの面白さに一気にクリアしてしまい、有料のDLCもやりたいなと思っていました。しばらくして違うゲームにハマっていたんですが、そのDLCのことはすっかり忘 ...

ReadMore

上手に話すコツ

2023/1/30

相手の心を開く話し方・聞き方!!プロの極意とは

伝わらなければ意味がない 話す、聞くということはあまりにも日常的なことだけに、意外と深く考える機会は少ないものです。伝えたつもりのことが相手に伝わっていなかったり、こちらの認識とズレがあったりして、なんとなくモヤモヤした気持ちが残ってしまうことはありませんか?上手に人とコミュニケーションをとるにはいくつかのポイントがありそうです。 聞き下手な人の特徴 話をまとめたがる 『プロカウンセラーの聞く技術・話す技術』によると、相手の話を聞くのが下手な人は相手の話をすぐにまとめたがる傾向があるようです。特に男性が多 ...

ReadMore

-ライフスタイル
-